【WWDC26】Apple、次世代「Apple Intelligence」を発表 写真編集・Safari・パスワード管理などに新たなAI機能

写真アプリ:空間リフレームと画像拡張で撮影後の構図改善が可能に, Safari:タブ自動整理・ページ変更通知・カスタム機能拡張の自動生成, パスワードアプリ:脆弱なパスワードをワンタップで自動更新, Image Playground:写真のようにリアルな画像生成が可能に, メッセージ・電話・カレンダー:コミュニケーション支援が強化, ショートカット・ホームアプリ・アクセシビリティも強化, 新アーキテクチャ:GoogleのGeminiモデルと連携、プライバシー保護を優先

【WWDC26】Apple、次世代「Apple Intelligence」を発表 写真編集・Safari・パスワード管理などに新たなAI機能

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アップルは、日本時間9日未明に配信した開発者カンファレンスWWDC26の基調講演で、最新のApple Foundation Modelをアップルのプラットフォームに深く統合した次世代のApple Intelligenceを発表しました。

今秋にリリースされるiPhone、iPad、Mac、Apple Watch、AirPods、Apple Vision Proの次期OSで動作し、写真編集、Safariブラウジング、画像生成、コミュニケーション支援など多岐にわたる機能が強化されています。これらの機能は本日よりデベロッパによるテスト用に提供が開始され、来月にはパブリックベータ版が提供されます。

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次世代Apple Intelligenceは、写真アプリ・Safari・パスワード管理・ホームアプリ・アクセシビリティなど、iPhoneやMacの「日常的に使う機能」にAIの機能を深く組み込んでいます。これらの新しい機能は、Apple IntelligenceとGoogle Geminiモデルとの連携によって独自に構築された、次世代のApple Foundation Modelによって実現されているとのことです。

写真アプリ:空間リフレームと画像拡張で撮影後の構図改善が可能に

写真アプリでは、撮影後に構図を改善できる「空間リフレーム」が追加されます。Apple Vision Proで培った空間モデルの理解をもとに、写真をタッチしてドラッグするだけでリアルタイムに視点変更をプレビューできます。また「画像を拡張」ツールにより、曲がった水平線の修正やアスペクト比の調整が可能になります。クリーンアップツールも強化され、複雑なシーンでも不要なものをより自然に削除できるとしています。Apple Intelligenceで編集された写真には、AIによる編集であることを示す非表示のSynthIDウォーターマークが自動挿入されます。

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Safari:タブ自動整理・ページ変更通知・カスタム機能拡張の自動生成

SafariにはAIを活用した複数の新機能が加わります。開いているタブを関連トピックごとに自動整理する機能、製品の再入荷や値下がりなどウェブページの変更を自動モニタリングして通知する「通知を受け取る」機能、そして必要な機能を説明するだけでカスタムのSafari機能拡張をツールバーに直接生成する「機能拡張を説明」機能が提供されます。これらはプライバシーを念頭に置いて構築されており、個人のブラウジングデータはアップルを含む誰にも開示されないとしています。

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パスワードアプリ:脆弱なパスワードをワンタップで自動更新

パスワードアプリは、安全性の低いパスワードや侵害されたパスワードを検出した際に、タップするだけで自動的に強力なパスワードへ更新できるようになります。Apple IntelligenceとSafariを連携させ、ウェブサイトへのサインインからパスワード変更まで自律的に実行します。

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Image Playground:写真のようにリアルな画像生成が可能に

Image Playgroundは、プライベートクラウドコンピューティング上で動作する新しい生成モデルにより、写真のようにリアルな画像を含むほぼあらゆるスタイルの高品質画像を作成できるようになります。変更したい内容を説明するか、対象物をタップ・丸で囲む・ブラシでハイライトするだけで直感的に画像を編集できます。ロック画面の壁紙や連絡先ポスターの生成にも対応し、横向き・縦向きなどアスペクト比の選択も可能です。生成された画像にはSynthIDウォーターマークが自動挿入されます。

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メッセージ・電話・カレンダー:コミュニケーション支援が強化

メッセージアプリは会話のコンテキストにもとづいてリマインダーやメモ作成などのワンタップ提案を表示します。写真を求められた際には、ライブラリ内のキーワード・場所・人を認識して適切な写真を提案する機能も加わります。電話アプリでは、企業への通話中に確認コードや予約番号などの関連情報をメールから自動検索して表示する「通話コンテキスト」機能が追加されます。この処理は完全にデバイス上で実行されるとしています。カレンダーでは、予定を説明するだけで追加・変更が可能になります。

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ショートカット・ホームアプリ・アクセシビリティも強化

ショートカットアプリは、自動化したい内容を説明するだけで必要な手順を組み立てられるようになります。ホームアプリでは、HomeKitセキュアビデオカメラのクリップに生成された説明文が付与され、キーワード検索や注目クリップの自動表示が可能になります。アクセシビリティ面では、VoiceOverの画像説明精度の向上、音声コントロールの直感的な操作改善、アクセシビリティリーダーへの要約・翻訳機能追加などが行われます。

新アーキテクチャ:GoogleのGeminiモデルと連携、プライバシー保護を優先

これらの機能は、Google Geminiモデルとの連携によって構築された次世代のApple Foundation Modelによって実現します。モデルはデバイス上およびプライベートクラウドコンピューティングを使用してサーバ上で実行されます。

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これらの新機能は、6月9日(日本時間)よりApple Developer Programを通じて開発者のテスト用に提供されます。パブリックベータ版は来月よりApple Beta Software Programを通じて提供されます。

ユーザー向けの正式提供はiOS 27、iPadOS 27、macOS 27、watchOS 27、visionOS 27で今年の秋を予定しています。

なお、新しいApple Intelligenceの対応デバイスはiPhone 16以降、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Max、iPad mini(A17 Pro)、M1以降を搭載したiPadモデル、MacBook Neo(A18 Pro)、M1以降を搭載したMacモデル、Apple Vision Pro、Apple Watch Series 10以降、Apple Watch Ultra 2以降、Apple Watch SE 3となっています。

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