孫明雅監督の長編デビュー作「トロフィー」富川国際ファンタスティック映画祭でワールドプレミア上映が決定

(C)2026 K2 Pictures
K2 Pictures制作、分福企画による、是枝裕和監督や西川美和監督の監督助手を務めてきた、映像制作集団分福の新鋭・孫 明雅(そんみょんあ)監督の長編デビュー作「トロフィー」が、韓国の富川(プチョン)ファンタスティック国際映画祭でのワールドプレミアが決定した。
2026年7月10日(金)より全国公開となる映画「トロフィー」がこの度、富川で開催される「第30回 富川国際ファンタスティック映画祭(BIFAN)」のFanta Scape部門に正式招待され、ワールドプレミア上映されることが決定した。
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富川国際ファンタスティック映画祭は、アジア最大級のジャンル映画祭として知られ、これまで数多くの才能ある映画作家たちを世界へ送り出してきた。今回「トロフィー」が選出されたFanta Scape部門は、新たな才能による挑戦的な作品や、ジャンルや形式にとらわれない独創的な作品を紹介するセクション。
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富川国際ファンタスティック映画祭の他部門では、過去に「カラオケ行こ!」(山下敦弘監督)や「ババンババンバンバンパイア」(浜崎慎治監督)などの日本作品も選出されている。
過去、監督助手時代、師である是枝裕和監督に連れられて海外映画祭を訪れた際、「次は自分の作品で来るんだよ」と言われたという孫監督。「贅沢な経験であり、励みにもプレッシャーにもなった」という孫監督が、ついに自身の長編デビュー作で世界の舞台に立つ。映画祭プログラマーのイ・ジョンヨブ氏も「注目すべきデビュー作」と、作品への期待のコメントを寄せた。
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本作は、是枝裕和監督、西川美和監督のもとで監督助手として経験を積み、本作で長編デビューを果たした孫明雅監督によるオリジナルストーリー。自身も在日コリアン3世として育った監督の経験を背景に、朝鮮学校に通う14歳の少女・ソヒが、K-POPアイドルのライブに行くため、父が大切にしていた北朝鮮の“勲章”を売ってしまったことをきっかけに、自身のルーツや家族との関係に向き合っていく姿を描く。
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主演を務めるのは恒那。父・サンジュ役を井浦新、母・ミリョン役を市川実和子が演じるほか、梨里花、ちすん、笠松将、YOU、きたろう、山中崇ら実力派キャストが集結。思春期の揺れ動く感情と、家族やアイデンティティをめぐる葛藤を瑞々しく映し出している。
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7月10日(金)の日本全国公開に続き、すでにこの冬の韓国での公開も決定している。日本のみならず、韓国含め海外からも期待度の高い本作。在日コリアンのひとつの“今”を描いた少女の物語は、富川国際ファンタスティック映画祭で世界初上映を迎え、その第一歩を踏み出す。
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「GO」「パッチギ!」「かぞくのくに」といった在日コリアンを描いた作品の公開から時を経た2026年。映画「トロフィー」は、瑞々しさと温かさ、そして静かな強さを持ったひとつの物語として、今、新たに立ち上がる。7月10日(金)よりテアトル新宿ほか全国順次公開。
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◆孫明雅監督 コメント

「次は自分の作品で来るんだよ」助手だった頃、海外映画祭に連れて行ってくれた是枝監督がそう言いました。贅沢な経験であり、励みにもプレッシャーにもなったその言葉。今、こうして自分の作品がプチョン映画祭にご招待頂き、嬉しい限りです。育ててくれた監督達、共に映画を作ってくれたスタッフやキャストの皆さまに感謝を伝えたいです。韓国でお披露目出来ること、今から楽しみにしています。
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◆イ・ジョンヨブ氏/富川国際ファンタスティック映画祭プログラマー コメント

在日コリアンの青春を描いた印象的な日本映画の系譜を受け継ぐ、注目すべきデビュー作です。実際に在日コリアンのルーツを持つ監督と主演俳優が、自らの経験や葛藤をもとに作り上げた本作は、温かく誠実なまなざしに満ちています。青春の成長過程とアイデンティティへの問いを、淡々としながらも繊細に描き出し、その深い真摯さと細やかな感情描写が、観る者の心に長く残る作品です。
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■作品概要
映画「トロフィー」
7月10日(金)よりテアトル新宿ほか全国順次公開
監督・脚本:孫 明雅
出演:恒那、梨里花、原田花埜、禾本珠彩、千就、ちすん、笠松将、ソウジ・アライ、黒田大輔、山中崇、白川和子、YOU、きたろう、市川実和子、井浦新
音楽:Yonrimog
撮影:山崎裕
照明:山本浩資
録音:島津未来介
美術:徐賢先、大原清孝
衣裳:小林身和子
メイク:知野香那子
助監督:⻆屋拓海、中島 将、石井 翔
制作担当:井上純平
キャスティング:田端利江、山下葉子
編集:小原聡子
音楽プロデューサー:本谷侑紀
製作:紀伊宗之
プロデューサー:小出大樹
ラインプロデューサー:村岡伸一郎
製作・配給:K2 Pictures
企画:分福
制作プロダクション:K2 Pictures Production
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<STORY>
在日コリアンのルーツを持つ14歳の少女・ソヒ(恒那)は、朝鮮学校に通い、部活で朝鮮舞踊に打ち込む日々を送っている。ある日、日本学校との交流会で日本人の未来(梨里花)とK-POP好きという共通点で仲良くなり、ソヒは少しずつ外の世界と繋がりを持っていく。そんな中、ふたりは推しのK-POPアイドルのライブチケット代を稼ぐために、ソヒの家にある不用品をフリマサイトで売ることに。そこで意外にも高値で売れたのは、朝鮮学校の校長である父・サンジュ(井浦新)が持っていた一枚の北朝鮮のCDだった。それに味をしめたソヒたちは、サンジュが祖国・北朝鮮から授与された”勲章”までも売ってしまう……。
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