「周りにどれだけ迷惑かけてるか」若年性認知症の進行で、仕事を辞めたいと言う夫/夫がわたしを忘れる日まで(11)

周りにどれだけ迷惑かけてるか…
いずれ時間や場所の感覚がなくなり、家族の顔でさえわからなくなる病…。
45歳の夫が若年性認知症と診断されました。
妻・彩が最初こそ気にも留めなかった、穏やかで几帳面な性格の夫・翔太の物忘れ。しかしある日決定的な出来事が起きてしまい、病院に連れていくと「若年性認知症」という残酷な宣告を受けます。
それでもなんとか前を向こうとする妻ですが、病状が徐々に悪化するにつれて夫は知らない一面を見せるようになっていき…。
今回ご紹介するのは、そんな若年性認知症と向き合う家族の闘病エピソード。
病気をきっかけに配偶者の中身が別人になってしまったとしたら、あなたはどうしますか?
※本記事は吉田いらこ著の書籍『夫がわたしを忘れる日まで』から一部抜粋・編集しました

登場人物
翔太の苦悩

ちょっと待ってよ

次どうするの?

…あのさ

彩の言ってることはわかってるよ

仕事…全然できてなくて…

わがまま言ってごめん

わかった

一度考えさせてくれる?
著=吉田いらこ/『夫がわたしを忘れる日まで』