BOYNEXTDOOR、初のフルアルバムに込めた本音…ジェヒョンの覚悟&Block B ジコが“靴を投げた”理由とは

写真=KOZエンターテインメント
BOYNEXTDOORが、ついにデビュー後初のフルアルバム「HOME」を引っ提げ、一層誠実な姿で帰ってきた。
初めて全メンバーが作曲・作詞クレジットに名を連ね、成長した音楽的実力を見せた。特に、これまでの無邪気な少年らしさを超え、自分たちの最も率直な痛みと野心、ファンへの真心を投影した今回のアルバムで、BOYNEXTDOORは新たなチャプターを開く完璧なマイルストーンを打ち立てた。長い時間を経て披露する初のフルアルバムであるだけに、メンバーの顔にはときめきと真剣さが交錯していた。まずイハンは「7~8ヶ月の空白期間中にメンバー全員が、一生懸命に作曲・作詞クレジットに名を連ねました。愛情は格別です。正直な気持ちをできるだけ多く込めており、それだけ真心が込められたアルバムなので、多くの方々に聴いていただけたら嬉しいです」と伝えた。続いてウンハクは「久しぶりに新しい曲をファンの皆さんに披露することができて、もう楽しいです。早く活動したいです」と、カムバックへの思いを語った。初めて楽曲の作業に参加したソンホとリウは、メンバーたちに感謝の気持ちを伝えた。リウは「これまでもメンバーたちは準備する過程でいつも意見を聞いてくれたんですが、今回は最後まで一緒に作業できて、すべてが新しくありがたい経験でした。初めてのことだったので、頭の中では表現したいことが山ほどあったのに、それをどう表現すればいいのか分からなかった時に、メンバーたちが助けてくれて実現させてくれたおかげで、意味のある作品になったと思います」と感想を明かした。ソンホも「誇らしく思っています。初めて作業に参加しただけに、アイデアを出すことに少しプレッシャーも感じていましたが、むしろメンバーたちがそばでたくさん助けてくれて、気兼ねなくアイデアを言えるようにリードしてくれたおかげで、歌詞も僕の表現通りにうまく仕上がったと思います」と笑顔を見せた。特に、今回のカムバックの過程で足首を負傷したジェヒョンは、強い責任感を示した。彼は「今は悔しい気持ちよりも、何とかしてでも活動に参加したいという意志が強い状態です。活動に間に合うよう、治療に専念しています。どうにかして活動する時に良い姿をお見せしたいと思っています」と、活動に対する強い意志を示した。これに対し、イハンは「ジェヒョン兄さんの活動したいという意志が本当に強くて、僕たちメンバーがむしろ引き留めたほどです」と語り、チームワークをアピールした。メンバーたちは、アルバムのタイトルでありアイデンティティでもある「HOME」という言葉に込められた本質的な意味を強調した。イハンは「『House』は家の形態を意味する言葉で、『Home』は憩いの場所や家族と共に暮らす安らぎの場所という意味です。僕たちが10年、20年経ってからこのアルバムを聴いた時、初心を取り戻せるようにしました」とし、「自分の率直な話をアルバム全体に盛り込むことはそう多くないですが、僕たちの話を盛り込むことができてすごく光栄ですし、誇りを感じています」と満足そうな姿を見せた。続いてジェヒョンは「安らぎの場所だと感じる“HOME”というテーマの下で、練習生時代から現在に至るまでの感情や思い出を込めたいと思いました。音楽への情熱、世界中に僕たちの音楽が広まってほしいという意欲、家族への想い、そして“HOME”だと感じるものが、初心に戻らせるものだと思います。そうしたものをテーマに、アルバムを作りました」と補足した。タイトル曲「VIRAL」は、「自分たちの曲がより多くの人々に広まってほしい」という願いを込めた曲だ。別れた相手を音楽で引き留めようとする気持ちを込めた歌詞と、歌手ならではの表現が際立つラブソングで、起承転結が明確な「K-POPの文法」を継承している。ウンハクは「8ヶ月ぶりのカムバックなので、新しい変化を見せなければならないと思いました。これまでは天真爛漫で少年らしい姿をお見せしていましたが、今はもう少し成熟した、真剣な姿をお見せしたいと思いました。曲もこれまでより誠実さが増した気がします。特に、過去のストーリーから現在までの状況を盛り込んだアルバムなので、そういった部分を際立たせたいと思いました」と語った。BOYNEXTDOORは「VIRAL」への熱い思いを込め、ステージ上のキレのあるダンスにも精魂を込めた。メンバーたちのパフォーマンスを見たプロデューサーのジコ(Block B)は、靴まで脱ぎ捨ててしまったという。ジェヒョンは「ジコプロデューサーが最後の練習の頃、僕たちがパフォーマンスの練習をしているのを見て、靴を投げてくれました(パフォーマンスに敬意を払うという意味)。『良い意味で再デビューするようだ、覇気が感じられて感動した』と言ってくださいました」とし、「本当に新人の気持ちでこのアルバムを準備したので、多くのことを感じていただけると思います」と語った。また、「朝の4時、5時にジコプロデューサーの作業室に行ってアルバム作業をしたのですが、今回は魚を与えるより、魚の釣り方をたくさん教えてくれました。僕たちがあるパートの歌詞を20回以上も書き直したことがありました。本当に大変だったんですが、プロデューサーさんが手掛けていた曲を聴かせてくれました。その曲を聴かせながら『僕はこれが悩みなんだ』とおっしゃったんです。ジコプロデューサーもたくさん悩んでいるんだなと感じ、すごく勉強になったし、音楽に対する情熱を再び燃やすことができました」と付け加えた。今回のニューアルバムには、「06070」「Forever You」をはじめ、ONEDOOR(ファンの名称)に捧げる「I Wonder」や、アルバム限定の「I Wonder, Always」など、メンバーが制作に参加した自伝的なトラックが収録されており、深い感動を与える。特にテサンは「Forever You」について、両親からインスピレーションを得て書いた曲だとし、「曲作業の前にソルラル(韓国の旧正月)を控えていて、メンバー同士でそれぞれ両親に会ってきて感じた感情を書いてみようと話しました。僕には妹がいるのですが、父に『娘と息子の違いは何ですか』と尋ねたら、『息子は自分の人生の最後の友人のようで、娘は最後の恋人のようだ』と言っていました。それを聞いて逆に考えてみたら、父は僕の人生の最初の友人で、母は最初の恋人だと思って、歌詞が一瞬にして浮かびました」と明かした。メンバーたちは、初のフルアルバムにこれまでの曲とは異なる雰囲気と真剣な物語を込めたのも、BOYNEXTDOORらしいと表現した。ジェヒョンは「僕の感覚では、非常にBOYNEXTDOORらしい選択だと思いました。デビューした当初は、自分たちの個性を見せること自体が大きな特徴だと考えていたのですが、最近のK-POPシーンでは、K-POPの文法を継承することが非常に新しい試みであり、他の人はしないことをしているような気がしました。BOYNEXTDOORがこのタイミングでこのような企画を行うこと自体が新しい試みであり、他の人が歩まない道を歩んでるような印象を受けました」と語った。その上で「これまではBOYNEXTDOORが得意なことや個性をたくさんお見せしようとしましたが、今回は多くのリスナーの方々が何を願っているのかを原則として考えました。多くの方々が(曲を)聴いた時に歌詞が『BOYNEXTDOORらしい』と思っていただけるような話を盛り込むよう努力しました。タイトル曲『VIRAL』がヒットして、収録曲もたくさん聴いていただけたらいいなという気持ちが大きい。収録曲にはいつも僕たちの得意としている曲もあるので、『VIRAL』がさらに“ヴァイラル”してくれたら嬉しいです」と希望を語った。