LGBT祭典で各党代表者ら「同性婚の法制化を」東京・代々木 参政党、保守党は登壇せず

東京プライド2026のイベント会場に登壇した社民党の福島瑞穂党首(左端)=6月7日午前、東京都渋谷区

東京・代々木公園で7日にLGBTの祭典「東京プライド2026」が開かれ、各党の代表者が出席した。同性婚を認めない法律の合憲性を巡り最高裁は年内にも統一判断を出すと関係者はみており、立憲民主党や共産党、社民党の代表者らが同性婚を認める法整備の必要性を訴えた。

立憲民主党の辻元清美参院議員(中央)

「愛は勝つと言うて」

共産党の小池晃書記局長(中央)

立民の辻元清美参院議員は同性婚を認めない民法などの規定について最高裁が初の憲法判断を示す見通しに触れ、「今年中にも出るかもしれない。最高裁の判決が出る前に国会で『同性婚の結婚平等法』を作りたい。作らへんかったら恥や」と主張。

国民民主党の井戸正枝衆院議員(中央)

「愛する人と結婚するため、すべての人に結婚を平等にしていく。皆さん、最高裁の判決のすべては『愛は勝つ』。ちょっと言うてください」と聴衆に〝レスポンス〟を求め、「この合言葉でしっかり勝ち切りましょう」と語った。

公明党の竹谷とし子代表も、性別適合手術の保険適用や自治体が同性カップルを男女間の結婚に相当する関係として認める「パートナーシップ条例」の制定を公明が働きかけてきたとして、「同性婚の法制化を実現する」と強調した。

共産党の小池晃書記局長は「愛する人と結婚する当たり前の権利が認められず苦しんでいる人はたくさんいる」と述べ、「憲法は同性婚を禁止していない。憲法に反するのが今の民法、戸籍法だ。最高裁の判決を待たず、法律を変えるのは国会議員の仕事だ」を述べた。

れいわ新選組の天畠大輔参院議員は「LGBTに関する法整備が国際基準から遅れている。人と違うだけで選択肢が奪われ、必要とされていない感覚が強くなると生きる活力が奪われる。自分らしい選択ができる社会を作りたい」と語った。

平成24年に初の「LGBT」質疑

社民党の福島瑞穂党首は1990年代中盤に同イベントが始まった当初から参加していたといい、「ハッピープライドはどんどんどんどん広がっている。いっちばん変わっていないのは政治ではないでしょうか」と疑問視。

同性婚訴訟にも言及し、「最高裁判決の前に立法府が何としても同性婚を実現したい。最高裁の判決、全会一致で違憲判決が出るように世論を盛り上げていこう。違憲判決以外ありえない」と語った。

国民民主党の井戸正枝衆院議員は自身が平成24年6月の衆院法務委員会で民主党政権の滝実法相(当時)に「LGBTの言葉をご存じか」と切り出したことを紹介し、「たぶん憲政史上初めてLGBTという言葉を議事録に残した」と述べた。

自民党の牧島かれん、日本維新の会の金村龍那、中道改革連合の早稲田夕季、チームみらいの河合道雄の各衆院議員らもマイクを握った。参政党や日本保守党の議員は登壇しなかった(奥原慎平)

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