「プーチンに突き刺さる91%」ウクライナ、ロシアのドローン攻勢を空で迎え撃つ
ウクライナ、ロシアのドローン91%迎撃…防空能力維持を強調

出典:AP通信
ウクライナ軍がロシアによる大量のドローンやミサイル攻撃を迎撃し、高い防空能力を維持している。
ウクライナ国防省は5日(現地時間)「ロシア軍は5月の1カ月間で大規模空襲を通じて8,351発の航空攻撃兵器を発射した」と明らかにした。4月の約6,700発を上回る水準だ。また、特に注目されるのはドローンとミサイルの迎撃率だ。
ウクライナ軍によると、イラン製シャヘドを含む各種ドローン8,150機が飛来したが、防空部隊はこのうち7,476機を迎撃し、迎撃率は91.73%に達したという。
巡航ミサイルと弾道ミサイルについても211発のうち112発を迎撃し、約53%の迎撃率を記録した。
これにより5月の大規模攻撃全体に対する迎撃率は90.75%だったとしている。

引用:ロシア国防省
ウクライナ軍は迎撃したミサイルの中に「キンジャール空中発射弾道ミサイル2発、Kh-101巡航ミサイル50発、イスカンデルM/KN-23弾道ミサイル10発、カリブル巡航ミサイル11発が含まれていた」と説明した。
ウクライナ国防省は「記録的な規模の攻撃が続く中、弾道ミサイル迎撃用ミサイルが切実に必要な状況だ」とし「ウクライナは弾道ミサイル迎撃能力を持つパトリオットミサイルの調達において、パートナー国の支援を期待している」と強調した。
これに先立ち、北大西洋条約機構(NATO)のマルク・ルッテ事務総長は3日、約4カ月ぶりに予告なくウクライナを訪問し「米国は現在もパトリオットミサイルを継続的にウクライナへ供給している」と説明した。その一方で「戦場の需要を満たすには、さらに多くの数量が必要だ」と述べた。
ロシア軍の消耗戦続くとの見方
今年に入り、ロシアは兵力不足や内部反発などに直面しているとの分析も出ている。
米CNNは先月20日「ロシアは前線で大きな成果を上げられない中、人的損失と経済的負担が重なり、ウラジーミル・プーチン露大統領への圧力が強まっている」と報じた。
ロシアは兵力の優位を背景にウクライナ東部突破や占領地域拡大を目指してきたが、現時点で明確な成果を上げられていない。

引用:KBS
西側情報機関はロシア軍の死傷者数を月3万人から4万人程度と推計している。英国情報当局は最近、ロシア軍の戦死者数が50万人近くに達したと明らかにした。専門家からはロシア軍の兵力補充が死亡者数に追いついていないとの指摘も出ている。
一方、ウクライナはドローン戦力を活用し、ロシア本土や軍需施設への攻撃範囲を拡大している。
特にウクライナのドローンはロシア軍基地や弾薬庫、エネルギー施設などを標的としており、前線ではロシア軍がドローン攻撃にさらされる10~15キロの区間がキルゾーンとなっているとも伝えられている。
またロシア国内では、長期化する戦争による疲弊から企業や国民の不満が高まっているとの見方も出ている。ロシア議会議員の中には、急増する国防費と経済歪曲により長期戦の継続が難しくなる可能性を指摘する声もある。
ゼレンスキー大統領、公開書簡でプーチン大統領を牽制
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は4日、プーチン大統領宛ての公開書簡でロシアを「中国に依存する衰退した大国」と表現したほか「ロシアは北朝鮮の支援なしには持ちこたえられなかっただろう」と主張した。

引用:Daum
公開書簡を受け取ったプーチン大統領は「書簡には無礼な内容が含まれている」と反発し「ロシアの目標を満たす最終合意が成立するまで、両首脳間の会談に意味はない」と一蹴した。
ウクライナは書簡による圧力と並行して軍事的な圧力も強めている。
書簡が公開される数時間前には、ウクライナ軍がサンクトペテルブルク方面へのドローン攻撃を実施し、長距離攻撃能力を誇示した。
ゼレンスキー大統領は書簡の中で「ご存知の通り、この距離は我々の能力の限界ではない」と記し、自信を示した。
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