<ドラマアカデミー賞>松坂桃李「御上先生」が最優秀作品賞 主演女優賞は市川実日子に

第123回ドラマアカデミー賞で日曜劇場「御上先生」が最優秀作品賞を受賞
ザテレビジョンがおくる2025年1~3月放送ドラマを対象とした「第123回 ザテレビジョン ドラマアカデミー賞」全8部門の受賞作・受賞者が出そろった。最優秀作品賞は、松坂桃李主演の日曜劇場「御上先生」(TBS系)が受賞した。
異色の学園ドラマ「御上先生」が4部門で受賞
詩森ろば脚本の「御上先生」は、文科省の官僚・御上孝(松坂)が高校教師となり、生徒たちを導きながら権力に立ち向かう姿を描いた学園ドラマ。個人の抱える生きづらさは政治の問題という“パーソナル・イズ・ポリティカル”を軸に、教科書検定やヤングケアラー、生理の貧困といった問題を描きながら、隣徳学院と政治の闇に踏み込む斬新なストーリーが高く評価された。
投票コメントでも「今までにない学園ドラマ。現代社会にも通じる問題の投げ掛けが多く、見応えがありました」「たくさんの若者に見てほしい内容でした。私も毎回考えながら、日本がいい方向に変わってほしいと思いました。“個人的なことは政治的なことだ”を思い出しながら一生懸命生きていきたいです」といった声が集まり、作品に込められたメッセージに感銘を受ける視聴者が多かった。
同作は、作品賞に加えて松坂の主演男優賞、監督賞(宮崎陽平D、嶋田広野D、小牧桜D)、ドラマソング賞(ONE OK ROCK「Puppets Can’t Control You」)の計4部門で受賞を果たした。

監督賞は「御上先生」チーム
主演女優賞は「ホットスポット」市川実日子が受賞
バカリズム脚本のSFコメディー「ホットスポット」(日本テレビ系)からは、ビジネスホテルに勤めるシングルマザーの遠藤清美を演じた市川実日子が主演女優賞を受賞。
「飾らない非常にリアルな心のつぶやきがとっても面白かったです」「清美は、ワードセンスやお話のスピード、トーンが絶妙で友達にいたら楽しいだろうなと思いました」とナチュラルな演技で親近感を持ったという意見が多く届いた。
同作からは、宇宙人・高橋孝介を演じ「ハマり役でドラマが終了した後もロスが続いています!」と人気を集めた角田晃広が助演男優賞、「日常のあるあるを満載した女子トーク」「この人も宇宙人では?という考察をあざ笑うような展開」と安定感と構成を評価されたバカリズムが脚本賞を受賞している。

「ホットスポット」は3部門で受賞
助演女優賞は「地獄の果てまで連れていく」渋谷凪咲
助演女優賞を受賞したのは、佐々木希主演「地獄の果てまで連れていく」(TBS系)に出演した渋谷凪咲。演じた花井麗奈は人気インフルエンサー兼ピアニストだが、裏の顔は平然と殺人さえも犯すサイコパス。「血まみれで笑う姿や無表情でナイフを振りかざすシーンが頭から離れません」と視聴者を震え上がらせた。

ドラマストリーム「地獄の果てまで連れていく」渋谷凪咲が助演女優賞を受賞
ドラマアカデミー賞の特設サイトでは、各受賞者のインタビューや、ランクイン作品の一覧、過去の受賞一覧などを掲載している。
第123回ドラマアカデミー賞 受賞作・受賞者一覧
最優秀作品賞:「御上先生」
主演男優賞:松坂桃李(「御上先生」)
主演女優賞:市川実日子(「ホットスポット」)
助演男優賞:角田晃広(「ホットスポット」)
助演女優賞:渋谷凪咲(「 ドラマストリーム「地獄の果てまで連れていく」)
監督賞:宮崎陽平監督、嶋田広野監督、 小牧桜監督(「御上先生」)
脚本賞:バカリズム(「ホットスポット」)
ドラマソング賞:ONE OK ROCK「Puppets Can't Control You」(「御上先生」)