大河「べらぼう」6月1日第21回あらすじ 歌麿(染谷将太)の錦絵売れず、蔦重(横浜流星)は老舗との力の差を痛感 意次(渡辺謙)は蝦夷地の上知を将軍に提案

蔦屋重三郎(横浜流星)、喜多川歌麿(染谷将太)、北尾重政(橋本淳)(C)NHK

俳優の横浜流星が主演を務めるNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(毎週日曜 BSプレミアム4K・午後0時15分、BS・午後6時~、総合・午後8時~)の第21回「蝦夷桜上野屁音(えぞさくらうえのへおと)」が6月1日、放送される。蔦屋重三郎(横浜流星)は新作錦絵が売れずに老舗本屋との力の差を思い知らされる。老中、田沼意次(渡辺謙)は、10代将軍の徳川家治(眞島秀和)に蝦夷地の上知(領地を召し上げて幕府直轄とすること)を提案する。

蔦屋重三郎(横浜流星)(C)NHK

天下泰平、文化隆盛の江戸時代中期を舞台に、親なし、金なし、画才なし…ないない尽くしの生まれから歌麿、北斎、山東京伝、滝沢馬琴を見いだし、写楽を世に送り出して“江戸のメディア王”として時代の寵児にとなった快男児「蔦重」こと、蔦屋重三郎(つたや・じゅうざぶろう)の波乱万丈の物語。

「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」第20回振り返り

意次は、家治の世継ぎに関する意向を御三卿の一橋治済(生田斗真)に伝えた。将軍に一橋家の長男、豊千代(長尾翼)、御台所に田安家出身の種姫(小田愛結)という縁組みが最善との結論に至ったと聞かされた治済は、豊千代を将軍の養子とすることを了承。ただし豊千代は、薩摩藩主、島津重豪(田中幸太朗)の娘である茂姫とすでに縁組みがまとまっているという。そこで意次は、茂姫は豊千代の側室として大奥入りさせてはどうかと提案した。治済は、一橋家と同じ御三卿、田安家の出身である種姫を次期将軍の正室の座から降ろし、田安家を排除しようともくろんでいた。

田安家初代当主の正室、宝蓮院(花總まり)や、家治の側室、知保の方(高梨臨)は、意次が田安家を排除しようとしていると考えて激怒したが、流れは止められず、豊千代は、生母とともに江戸城西の丸入りし、正式に家治の養子に。のちに11代将軍、家斉となる。

世継ぎ問題は家治の意向に反し、一橋家の思惑どおりとなったが、意次は誰が将軍になろうと、有能な幕閣、役人によって政が揺るがない体制を整えると家治に誓った。

蔦重は、耕書堂の青本「見徳一炊夢」を激賞した大田南畝(桐谷健太)を訪ねた。最下層の御家人で金欠状態だが、赤子をあやしながら陽気に狂歌を詠む南畝に惹かれた蔦重は、耕書堂で何か書かないかと持ちかけた。日本橋では、話題の「見徳一炊夢」を仕入れたい本屋が続出し、地本問屋の勢力図が変わり始めていた。蔦重は岩戸屋源八(中井和哉)と手を組んで、大店の鶴屋喜右衛門(風間俊介)らに蔦重との取引を認めさせて売り上げを伸ばし、女郎屋の協力を得て西村屋与八(西村まさ彦)の細見の「改」を妨害したが、鶴屋や西村屋は蔦重との対抗姿勢を崩さなかった。

恋川春町(岡山天音)、北尾政演(古川雄大)(C)NHK

蔦重は、南畝の招きで狂歌の会を見学。会のあとの酒席には南畝のひいき筋だという勘定組頭、土山宗光郎(栁俊太郎)も現れて盛況となり、蔦重は狂歌の本をつくることに大きな可能性を感じた。

「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」第21回あらすじ

蔦重は、喜多川歌麿(染谷将太)と手掛けた錦絵が売れず、さらに鶴屋喜右衛門(風間俊介)のところで北尾政演(古川雄大)が書いた青本が売れていることを知り、市中の老舗地本問屋との力の差を感じていた。

誰袖(福原遥)、田沼意知(宮沢氷魚)(C)NHK

そんななか、太田南畝(桐谷健太)が土山宗次郎(栁俊太郎)の花見の会に狂歌仲間を連れて現れる。蔦重はその中に変装した田沼意知(宮沢氷魚)らしき男を見かける。

一方、意次は家治に、幕府のため、蝦夷地の上知を考えていることを伝える。