会話を聞き取れないことがコンプレックス。自分を受け入れられるようになった転機

ちょっとずつ違うのがあたり前なのかもしれない
友達とのおしゃべりや店員とのやり取り、電話での音声—。「聞き取り困難症(LiD)/聴覚情報処理障害(APD)」の症状を持つ橘 結友(ゆいと)は、会話を聞き取るのが苦手です。しかし、親友の銀司の声は聞き取りやすく、結友にとって心強い存在。友人たちに支えられながら送る結友の日常とは…。
「普通」とは何だろう? 皆少しずつ違うのが、あたり前なのかも? 自分の特性と前向きに向き合おうと努力する結友のステップアップストーリーに、「あれ?私のこと?」「めちゃくちゃわかる」「こういう方もいるんですね…」といった多くの反響が寄せられました。Xで驚異の3,300万回以上閲覧された話題のストーリーをお送りします。
※本記事は雨桜あまおう著の書籍『聞き取りが苦手すぎる男子の日常』から一部抜粋・編集しました。
自分自身と折り合いを

会話を聞き取れないってことに気が付いてしまった

積み重なれば少しずつ心が重くなっていく

お前耳悪くね?

俺だけがおかしいのかな……

母さん!俺病気かもしれねぇ!

耳鼻科行ってきたら?

もっとちゃんと相談したかった…

人よりポンコツなのは確かだ…

生まれつき血管が多いみたいで痣になってて!

個性として受け入れてきたんで!

個性としてとらえていけたら

ぼちぼちと付き合っていけたらいいな

お前の自分語りも聞いてやろっか?
著=雨桜あまおう/『聞き取りが苦手すぎる男子の日常』