「国分さんだけ素を見せてない」…『TOKIO』を取材したライターが感じたグループ内での〝異物感〟

なぜ、TOKIOが解散するほどの事態になったのか?

『TOKIO』は異色のグループだった

ついに『TOKIO』解散という最悪の事態にまで陥ってしまった、国分太一(50)のコンプライアンス上の問題行為による無期限活動休止。誰も真相を語らないことが人々の不満と関心を高め、かえって騒動を大きくしてしまっている印象だ。

あるところからは「あんな穏やかな人が何かしたなんて信じられない」という声が上がり、あるところからは「人によって態度を変える。裏の顔があった」という声が上がる。一体、本当の国分太一というのはどのような人物なのか?

それを探る一端は、TOKIOメンバーとの関係性にあるかもしれないと考え、国分個人ではなくグループを取材してきたライターたちに印象を聞いてみることにした。すると、「TOKIOは他の旧・ジャニーズ(現・STARTO ENTERTAINMENT)グループとはちょっと毛色が違った」という興味深い声が……。

「まず一番に受けた印象は、“ガタイがいい”です。旧ジャニーズのタレントさんって、テレビで見るより実際はすごく細くて小柄。最近は背の高い人も増えましたが、基本的にみんな華奢なんです。でもTOKIOのメンバーは、男性ならではのガタイの良さがあった。

松岡(昌宏・48歳)さんと長瀬(智也・46歳・’21年脱退)さんはあの身長ですし、城島(茂・54歳)さんも公称身長は170cmだけど、ガッチリしていたのでかなり大きく見えました。山口(達也・53歳・’18年脱退)さんは身長こそ小柄ですが、マッチョな感じだったので小さい印象は全く受けなかったですね。そんな中で国分さんだけが一般的なジャニーズ体型という感じで、ちょっと影が薄い気がしました」(インタビュー歴20年以上のライター)

「彼だけが〝素〟を見せていない」

メンバーたちのキャラクターも、やはり他のグループとは違ったようだ。

「いい意味で気遣い合っていないというか、皆、マイペースに自分らしく振る舞っていました。普通、同じ年頃の男子が集まると、やはりマウントを取ろうとしたり、イジられないよう注意しながら振る舞ったりするもの。それはアイドルも同じで、他の旧ジャニグループはどこもそういう雰囲気がほんのり漂っていたんです。

だけどTOKIOメンバーはお互いの顔色を読むことなく、伸び伸びと発言していた印象。それがけっこう印象に残っていますね」(同前)

ただ、この点においても国分だけは少し違ったようだ。別のライターは、メンバーそれぞれの素がよく分かる、こんな話をしてくれた。

「一度、『どうしたら彼氏が結婚を決意してくれるか』というような質問を5人にぶつけたことがあるんです。その回答が本当に、五者五様で。

長瀬さんは、『俺だったらさ~』と陽気に無邪気に自分の話ばかりして、全然解決にならない感じ(笑)。松岡さんは、『無理に決意させたところで上手くいかない』とか、しごくまっとうなことを言っていた記憶があります。

一方山口さんは、『相手に求めてばっかりいないで、自分は何が提供できるのか考えなよ』と叱る感じで、わりと手厳しいなと思ったものです。対して城島さんは、『もう勝手に家に住み着いてご飯とか作っちゃえば? そこまでされたら俺だったら笑っちゃう』とか言ってて、この人テキトーだけど気はいい人なんだな、と思ってしまいました」

では、かの国分は一体どのようなコメントをしたのだろうか……。

「『そうだよね、結婚したいよね』『どうしたらいいんだろうね』などと、解決策を考えようとしてくれていました。他のメンバーが皆、“俺の考え”を言っている中、国分さんだけは女性側に立っていた感じです。

ただそれは女性を思いやっているというより、“いい人”でいようと安全なコメントをしている、というふうに見えてしまいました。他のメンバーは、どう思われるか恐れず自分の考えを述べているのに対して、国分さんだけが素を見せていない気がしましたね」

MC力の高さの「負の側面」か

別のライターは、国分に対するこんな印象を語っていた。

「国分さんはメンバーの中でとてもおとなしく、どこかオドオドしている印象すら受けました。初めてグループ取材をしたときは、結成して長いのにまだこんな関係性なの!? と驚いたものです。

思うに、体格も主張も強いメンバーたちの中で、国分さんは一人普通で、本当は常に圧倒されていたんじゃないでしょうか。それゆえ追いつこうと虚勢を張るようになったのか、あるいはそのストレスが外のスタッフに向くようになったのか……。いずれにしても、本来は気弱な人が力を持ったときが一番怖い、の典型かもしれないと思いました」

人物論に定評のあるライターの仁科友里さんは、今回の国分の問題について次のようにみる。

「私もTOKIOはワイルドさやオトコくささを前面に打ち出していた印象です。その中で国分さんは体格やキャラが異質の存在だったのかもしれません。それゆえ、他のメンバーが挑戦できないMCというポジションを目指したようにも思われます。

MCは出演者のポジションを冷静に判断したうえで、見せ場を作ってあげるスキルが求められますが、悪くいえば、誰が強くて誰が弱いかを値踏みする能力だともいえます。ハラスメントは彼のMC力の高さの『負の側面』が出てしまったのではないでしょうか。

国分さんたちがデビューした’90年代はコンプライアンスがまだ希薄だった時代。基本的な感覚がズレていただけの可能性もあるので、個人的には会見して謝罪したうえで、セカンドチャンスをあげてほしかったと個人的には思います」

国分とエージェント契約をしているSTARTO ENTERTAINMENTは会見の予定はないことを明らかにしている。彼の口から何らかの言葉が語られることはもうないのだろうか。

’18年5月、山口達也の強制わいせつ事件を受けてTOKIOの4人が会見。「連帯責任」として謝罪した

山口の騒動の渦中、国分は自分の仕事を淡々とこなしていた(’18年6月1日号より)

西麻布でサシ飲みをしていた国分と松岡を発見。意外にもサシで飲むのはこれが初めてだとのことだった(’22年11月11日号より)