一生覚えておきたい…0歳から1歳までの“忘れない”瞬間を描いた漫画に「なんて尊い時間」の声【漫画】

『忘れない日々』が話題
コミックの映像化や、小説のコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、茄子ひとりさんが描く『忘れない日々』をピックアップ。
茄子ひとりさんが6月29日にX(旧Twitter)で本作を投稿したところ、5,000件を超える「いいね」と共に、多くの反響コメントが寄せられた。本記事では、茄子ひとりさんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。
生まれてから1歳になるまでの成長日記

『忘れない日々』(1/28)
作者・茄子ひとりさんのお子さんの成長の様子が描かれている本作。今回は、第2子・ごんすけさんが生まれた時からの“忘れない日々”が描かれている。
初めての泣き声や初めて切った小さな指の小さな爪、かわいいだけの寝顔、目で追ってくれるようになったこと、右手を発見したこと、初めての場所は必ず泣いたこと、抱っこした時の眺め、など、それぞれの成長の瞬間が表情豊かに描かれている。
新生児から1歳になった日の朝までの成長の様子を描いた作品を読んだ読者からは、「わが子の小さいころを思い出して、涙ぐんでしまいました」「この貴重な時間を一生忘れたくない」「大切な時間だな、と噛み締めました」など、反響の声が多く寄せられている。
作者・茄子ひとりさん「描きたいことをなるべく素直に描く」

『忘れない日々』(24/28)
――3年前には第1子・ぽんすけさんの成長日記『なつかしいもの。』が投稿され話題となりました。今回、第2子のごんすけさんの成長日記『忘れない日々』を投稿しようと思ったきっかけや理由などをお教えください。
前回は過去を振り返る形で描きました。今回はタイムリーに思いを綴るチャンスだったので、なるべく都度つど絵を描き、一歳になった頃まとめるつもりでした。実際のところ、育児と仕事の両立はなかなか忙しくてあんまり絵を描けませんでしたが…(苦笑) あとライターさん、なつかしいもの。のことを覚えていてくださりありがとうございます!何気にそれがいちばん嬉しかったです♪
――子育ての日常を描いている茄子ひとりさんですが、作品を創作するうえで心がけている点や大切にしている点があればお教えください。
描きたいことをなるべく素直に描く…ということでしょうか。自分の場合、「これはSNSで受けるだろう」と計算して投稿した作品はそんなに反応がなくて、描きたい気持ちをなるべく正直に描いた作品が想像しないくらい拡散されることがあります。前回の「なつかしいもの。」がその代表で、今回の「忘れない日々」もこんなにたくさんの方に見てもらえてびっくりしています。
――投稿された『忘れない日々』の中で、特に思い出深いシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
悩みます!が、長女ぽんすけとのツーショット「ELEVEN」が思い出深いです。ぽんすけ11歳・ごんすけ11か月の期間がほんの少しだけあって、家族みんなに話して協力してもらい、撮影会をしました。ぼくが「ELEVEN」というタイトルのCDを持ってくるとぽんすけもお気に入りのマンガの11巻を持って来たりと、みんなでワイワイ楽しい撮影会になりました。
――『なつかしいもの。』の時同様、『忘れない日々』も多くの子育てを経験した親御さんたちの共感や涙を誘いました。寄せられた反響やコメントのなかで特に印象に残っているものはありますか?
現在進行形で育児中の方からの共感や「泣く」といったコメントがとてもうれしかったです。少子化で子育てに関わる人の数は減っていると思うんですけど、育児に全力を尽くしている人たちはこんなにたくさんいるんだーと実感できました。子どもや育児について、社会みんなが共振して子どもたちのための未来をつくるエネルギーにしていけたらいいなと思います。
あと、「忘れたくないのに忘れてしまった」という趣旨のコメントもいくつかありました。実はぼくもそうで、作品の裏テーマでした。忘れたくないと思って写真や動画を撮ったり絵を描いたりしている。でもふと忘れてしまっていることがある。その差はなんだろう?と考えました。その答えを考えたくて、AIとたくさん対話しました(笑)
「忘れゆくもの」についても、忘れない日々の後編としてマンガにしたいです。
――茄子ひとりさんが今後挑戦してみたい漫画作品などはありますか?
後編としての「忘れゆくもの」何度もプロットとネームを練り直して描いています。7月中には出したいです…… あと、エッセイと創作の中間のような作品を描きたいです。プロットをすでに書いたので、8月に公開できるよう作画をがんばります。
――最後に、読者やファンの方へ、メッセージをお願いします。
読んでくださりありがとうございました。育児って終わりもないし正解もないし先も見えない。本当に大変な営みです。でもそれだけにパワフルな喜びの瞬間もあると思います。そういうシーンを大切にしながら、社会みんなで子どもを守って育てていきたいですね! ぼくも、なるべくそういう瞬間を拾って切り取ってシェアできるような作品を描いていきます。よかったらフォローや応援をお願いします!