【漫画】伝説のボカロPと元コスプレイヤーが集う”特養ホーム”が胸熱「こんな施設作ったらいいのにな」

金沢真之介さんの『50年後の老人ホーム』が話題
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、2070年代の特養ホームで、元ボカロPや元コスプレイヤーら往年のスターたちが再び輝きを放つ物語『50年後の老人ホーム』をピックアップ。
作者の金沢真之介さんが6月21日に本作をX(旧Twitter)に投稿したところ反響を呼び、11万以上の「いいね」が寄せられ話題を集めている。この記事では、金沢真之介さんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについてを語ってもらった。
2070年の老人ホームは“才能の宝庫”だった

『50年後の老人ホーム』(1/39)
2070年代、特別養護老人ホーム「集えシルバーの郷」には、かつて一世を風靡した元クリエイターやパフォーマーたちが集っていた。女性職員たちは、入居者同士が語る過去の栄光に驚きと興味を隠せない。
中でも山本は、若き日に「生き急ぎP」として活動していた元ボカロP。かつての人気やエピソードが次々と明かされ、花田という元コスプレイヤーの存在も話題に。懐かしの名前や活動歴に沸く職員たちと、誇らしげに微笑む入居者たちだった――。
物語を読んだ人からは、「wと笑で使い分けてるの解像度高い」「確かに50年後と言わずとも、今既にデイサービス内でもこれに近い会話が成立していたりします。(アイドル話がメインですが。)」「アニメも割と出ますので、リアルにこんな施設作ったらいいのにな、と思う」「こんなにもイキイキした老後が迎えられるよう、健康に長生き&オタ活を一生懸命する を達成したいです!」「普通に有り得る話だと思います」「いつか来る未来…」「有り得ない話ではないですね。」など、反響の声が寄せられている。
「妻の一言」から始まった、50年後の物語

『50年後の老人ホーム』(2/39)
――『50年後の老人ホーム』を創作したきっかけや理由があれば教えてください。
ある日、お風呂掃除をしていた妻が突然「わし、昔ボカロPやったんじゃ」と言い出したんです。その瞬間、「これを漫画にしたら面白そうだ!」と思い、描き始めたのがきっかけです。
――キャラクターはどのように生み出されたのか、教えてください。
高齢者を描くにあたり、リアルなタッチの方が面白くなると感じたため、高齢者のフリー写真をトレースして制作しています。
性格は、20〜30代のオタク層をイメージしつつ、行動にはお年寄り特有の雰囲気を持たせています。一方で、会話の内容やリアクションには若者らしさを意識しています。
――作画の際にこだわっている点や、「ここを見てほしい」というポイントがあれば教えてください。
高齢者ならではのコメディ表現を意識して描いています。「自分がジジイだったら、こんなやり取りをしてみたい」「介護士さんにこんなツッコミを入れてほしい」と想像しながら描くのが楽しく、作品のエッセンスになっています。
――本作の中で、特に思い入れのあるシーンやセリフを、理由と共に教えてください。
山本お爺ちゃんのボカロP名『生き急ぎP』です。想像以上に多くの方に気に入っていただけて、とても嬉しかったため、特に印象に残っています。
――一から世界観を創り上げ物語を展開していくうえで、こだわっている点や特に意識している点があれば教えてください。
元のアイデアは妻が考えてくれているので、そこからどれだけ面白さを広げられるかを常に意識しています。とはいえ、妻の発想がシンプルに面白いので、自然と妄想が広がっていく感覚です。
――最後に、作品を楽しみにしている読者やファンの方へメッセージをお願いします。
不定期更新ではありますが、これからも『50年後の老人ホーム』を描き続けていく所存です。少しでも「老後が楽しみだ」と思っていただけたら嬉しいです!