娘の家から持ってきた大量の遺品。ふと目に止まった段ボールを開けてみると…/ハルとゲン(12)

段ボールの中には
真面目で堅物な70歳のゲンに、ある日突然家族が増えました。それは元気すぎる3歳の女の子で——!?
ゲンにはかつて妻と娘がいましたが、家庭をないがしろにしたばかりに出ていかれた苦い過去がありました。時が経ち、離婚後疎遠になっていた一人娘サクラと再会するも、彼女は病気で余命わずか。3歳の娘を父であるゲンに託し、旅立ってしまったのです。いきなり始まった孫娘との生活で、ゲンの日常は一変しますが…。
子育ての大変さに初めて気づき、不器用ながらも少しずつ家族の絆を深めていく姿にじんわり心が温まる『ハルとゲン 70歳、はじめての子育て1』をお送りします。
※本記事は大島由果著の書籍『ハルとゲン 70歳、はじめての子育て1』から一部抜粋・編集しました。

少しは片付けていかないとな…

まぁ使うわな

…ダメだ

あれ?これは…

いったい何が入ってるのか…

ペンギンのぬいぐるみ
著=大島由果/『ハルとゲン 70歳、はじめての子育て1』