大河「べらぼう」井上芳雄、くっきー!、津田健次郎が一九、北斎、馬琴役で出演 耕書堂に出入りしていた次世代の戯作者、絵師【コメント全文】

大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」に出演するくっきー!、井上芳雄、津田健次郎(NHK提供)
NHKは14日、俳優の横浜流星が主演を務める大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(NHK総合など)に井上芳雄、くっきー!、津田健次郎が出演すると発表した。主人公の蔦屋重三郎(横浜)が営む耕書堂に出入りしていた、次世代の戯作者、絵師を演じる。くっきー!と津田は大河初出演となる。
井上が演じるのは、のちに十返舎一九と名乗ることになる戯作者、重田貞一。駿河国の生まれで、ある日、日本橋の蔦重のもとを訪ずれ、蔦重が出す黄表紙が好きで、自らも耕書堂で本を書きたいと申し出る。史実では、蔦重亡き後に執筆した弥次さん喜多さんの珍道中「東海道中膝栗毛」が全国的に多くの読者を獲得して滑稽本という新たなジャンルを確立した。

大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」に重田貞一(のちの十返舎一九)役で出演する(NHK提供)
井上芳雄 コメント
「二回目の大河ドラマで、十返舎一九を演じさせて頂きます。とても光栄です。一九は名前や作品こそ有名ですが、どんな人物だったかというのはあまり知られていないので、私自身とても興味があります。また、彼は日本初の職業作家だったという話もあるそうで、その才気とエネルギーをしっかりお伝えしたいです。この『べらぼう』には、普段一緒にミュージカルをやっている仲間もたくさん出演していて、NHKさんにはもう感謝しかありません。慣れない和物の世界ではありますが、自分自身も楽しんで演じられますように」

大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」に勝川春朗(のちの葛飾北斎)役で出演するくっきー!(C)YOSHIMOTO KOGYO CO.,LTD.
くっきー!は天才絵師の勝川春朗役を務める。幼くして絵に親しみ、勝川派の門下に入って浮世絵を学ぶ。師、勝川春章(前野朋哉)に連れられて、耕書堂を訪れる。史実では、蔦重亡き後も画号を幾度も改めながら、独自の表現を追い求め、葛飾北斎として「富嶽三十六景」を描いた。絵の描き方を教える入門書なども手掛け、従来の浮世絵の枠を超えて、人々から高く評価された。
くっきー! コメント
「光栄中の鬼光栄で御座います。由緒ど真ん中っしゃん。出れるだけで誉にもかかわらず若かりし頃の葛飾北斎とな。春朗を完全に憑依させ心身ともにブリバリ状態で取っ掛らせていただきます。うれしいと言うよ…うれしい」
津田は滝沢瑣吉役で出演。北尾政演/山東京伝(古川雄大)の紹介で、しばらくの間、耕書堂に手代として働く傍ら、戯作者として黄表紙の執筆を始める。蔦重は新たな才能を競わせようと、勝川春朗とのコンビを組ませる。史実では、曲亭馬琴として、28年もの歳月を費やして伝奇小説「南総里見八犬伝」を完成させ、その愛読者は近代にまで及ぶ。
津田健次郎 コメント
「大河ドラマに初めて出演させて頂く事になり、とても光栄です。瑣吉という個性の強い役を演じさせて頂く事に、江戸の偉人達と交わって物語を紡いでいく事にワクワクしております。先ずは瑣吉を、掘り下げ、広げ、魅力的な人物に立ち上げられるように頭と体を回転させていこうと思います。王道を大切にしながら、脇にも逸れ、行ったり来たり七転八倒しながら『べらぼう』の世界を楽しみたいと思います。どうぞ宜しくお願い致します」

大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」に滝沢瑣吉(のちの曲亭馬琴)役で出演する(NHK提供)
「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」とは
天下泰平、文化隆盛の江戸時代中期を舞台に、親なし、金なし、画才なし…ないない尽くしの生まれから歌麿、北斎、山東京伝、滝沢馬琴を見いだし、写楽を世に送り出して“江戸のメディア王”として時代の寵児となった快男児「蔦重」こと、蔦屋重三郎(つたや・じゅうざぶろう)の波乱万丈の物語。