低予算ながら高い興行収入を上げた映画は?
大当たりした低予算映画

映画は作り手たちにとって、一つの賭けとも言えそうだ。外れると痛いが、当たるとでかい。低予算ながらきわめて高い興行収入をもたらすことになった映画にはどんなものがあるだろうか?
『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(1999年)

製作費6万ドル、興行収入は2億4,800万ドル。素人が一般の家庭用ビデオカメラで撮影したとされる「実際の映像」を素材に編集して作った映画、という設定で公開され、ホラー映画に革命を起こした。
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『パラノーマル・アクティビティ』(2007年)

製作費1万5,000ドル、興行収入は1億9,300万ドル。家庭用のビデオカメラと監督の自宅、そして無名の俳優だけで、きわめて低予算ながら記録的な興行収入を達成した。
写真:Blumhouse Productions
『ロッキー』(1976年)

製作費100万ドル、興行収入2億2,500万ドル。当時は無名の俳優だったシルヴェスター・スタローンみずから脚本を書き、プロダクションに売り込んだ一本。渾身のアッパーカットになった。
『ソウ』(2004年)

製作費120万ドル、興行収入1億300万ドル。ひどく古びた浴室、鎖に繋がれた二人の男、遺体、テープレコーダー。痛いのが苦手な人は、できれば避けるべき映画である。
『マッドマックス』(1979年)

製作費35万ドル、興行収入1億ドル。ジョージ・ミラー監督の出世作となり、メル・ギブソンをスターの座に押し上げたオーストラリア発の快作である。大型バイクと改造車の跳梁跋扈する、荒廃した未来のウェスタンとでも言えそうな独自の世界を拓いた。
『エル・マリアッチ』(1993年)

製作費7,000ドル、興行収入200万ドル。製作費の一部はロバート・ロドリゲス(監督、脚本、製作)が治験のアルバイトで稼いだお金でまかなったという。
『ナポレオン・ダイナマイト』(2004年)

製作費40万ドル、興行収入4,600万ドル。ダサくてカッコわるい田舎の高校生が送る、オフビートでシュールながら、ひどく身に覚えのあるような青春の日々。日本ではビデオスルーになったものの、米国では人気を博し、主人公がジャミロクワイの曲に合わせてダンスを披露するシーンは多くの人が真似したという。
『ラスト・エクソシズム』(2010年)

製作費180万ドル、興行収入6,770万ドル。『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』と同じく、ファウンド・フッテージもののホラー映画として大成功を収めた。タイトルが示すように、悪魔との対決がテーマである。
写真:Lionsgate
『インシディアス』(2010年)

製作費150万ドル、興行収入1億ドル。『ソウ』と同じく、ジェームズ・ワン監督とリー・ワネルの脚本によるホラー映画で、やはり『ソウ』と同様に大成功を収めた。
『アメリカン・グラフィティ』(1973年)

製作費77万7,000ドル、興行収入1億4,000万ドル。『スター・ウォーズ』以前のジョージ・ルーカス監督が送る、60年代の少年少女たちの神話。世界的に大ヒットしたばかりでなく、さまざまな方面にのちのちまで大きな影響を与えることになった。
『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』(2002年)

製作費500万ドル、興行収入3億6,800ドル。こてこてのギリシャ人の父に育てられた主人公のギリシャ系米国人女性が、ギリシャ系でない白人男性と恋に落ちるというロマンティック・コメディ。口コミで評判が広がり、素晴らしい興行収入をもたらした。
『ハロウィン』(1978年)

製作費32万5,000ドル、興行収入7,000万ドル。スラッシャー映画の古典に数え入れられる本作は、ジョン・カーペンター監督の手になるもの。続編がたびたび作られており、とても人気のあるシリーズとなっている。
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