「私たち、騙されていたのかな」何がウソで何が本当かもう分からない/私が婚約者に裏切られるまで(12)

あの電話を受けるまでは信じていたのに

交際から婚約、順調にいけば結婚するはずだったのに…。

入籍直前でかかってきたのは、電話口から聞こえる見知らぬ女性の声でした。

プロポーズ、両親への挨拶、両家顔合わせ…残すは入籍だけ。婚約者との結婚を間近に控えたもねさんの幸せを打ち砕いたのは、深夜にかかってきた見知らぬ番号からの着信でした。

「あなた誰?あたし彼氏くんの婚約者ですけど?」

みなみと名乗るその女性からの突然の電話に愕然としたもねさんが彼を問い詰めると、予想外の反応が返ってきます。さらに2人の喧嘩は修羅場と化して…?

婚約者の本性を知ってもなお気持ちが揺れ動く、一人の女性のエピソードをお送りします。

※本記事は浅野もね著の書籍『ありがとう、昨日までの彼。 私が婚約者に裏切られるまで』から一部抜粋・編集しました。

(※この記事には刺激的な描写が含まれます。ご了承の上、お読みください)

本名の浮気相手

3ヵ月前から外泊を繰り返していた

そんなんじゃなくないよ

先週の土日はどこに泊まったの?

箱根で日本初デートだね

…もしかして

なんでそんなことするの…

心配してるフリやめてよ

彼を信じていた

電話口の彼女も彼のことを信じていたひとりなんだ

騙されていたのかな

著=浅野もね/『ありがとう、昨日までの彼。 私が婚約者に裏切られるまで』