我が子にあった中学はどこだろう?発達特性を持つ小5息子と母親の学校選び

受験てなに?
『生きづらいと思ったら 親子で発達障害でした』で知られるモンズースーさん。2人の子どもの発達障害で悩み、試行錯誤を続けるなかで、モンズースーさん自身もADHDであることがわかり、親子で発達障害と向き合い続けてきました。
そんなモンズースーさんが得たのは、「発達障害の子だからこそ」個性にあった進路を「中学に進学するタイミング」で選ぶ道もあるんだ、という気づきでした。
「困った」毎日から、自分らしく学べる居場所へ。うちの子の居場所はきっとある。
そんな思いを抱いたご家族を取材し、発達障害を抱える子どもの中学受験体験コミックを描き上げたモンズースーさん。ひとりひとり異なる特性を持つ子どもたちとその家族が向き合った、七転び八起きのリアルな受験エピソードがまとめられています。
※本記事は著=モンズースー、監修= 小川 大介、橋本 圭司の書籍『発達障害っ子の中学受験』から一部抜粋・編集しました。

ジンの家族

(学校選び)ジンの家族の場合
※通常学級

(学校選び)ジンの家族の場合
運動発達遅滞という特性から、運動や体力面に不安があった小学3年生当時のジンくん。学年が上がるにつれ「中学校の部活はついていけるだろうか…」「高校受験を乗り越えられる?」と、より具体的な進路の不安を抱えるようになります。

(学校選び)ジンの家族の場合
5年生になり、ジンくん本人も「中学校の部活は大変そう」という情報を耳にし、不安は増すばかり。そこで親子で中学校の部活について調べてみると、地元の中学とは別に、受験をして進学できる中学校があることを知ったジンくん。母親にも「子どもの特性に寄り添った学校は、意外とあるのかもしれない」という気づきが。

(学校選び)ジンの家族の場合

(学校選び)ジンの家族の場合
(学校選び)ジンの家族の場合

体験授業のレベル高いな…

わが校では保健室登校は認めていません

急にどうしたの?

こういう学校ならうちの子も入れるかも…

え!?あの厳しそうな学校?
さまざまな学校見学を経て、ジンくん本人が「スケジュールや規則がわかりやすい」「通学に当たって見通しが立てやすい」と実感した学校を、志望校にすることができました。
学校選びや長いスパンでの受験勉強は、なかなかひと筋縄ではいかないもの。
「子どもが安心できる環境はどこだろう」「自然に力を発揮できる環境を見つけてあげたい」という気持ちとともに、受験に向かう子ども本人の気持ちに寄り添うことも、大切な親の姿勢なのかもしれません。
※記事の内容はあくまで取材時の個人の体験や所感に基づくものであり、中学受験を推奨するものではありません。子どもの個性をそのままに過ごすための居場所探しのひとつの視点として、お読みください。
※学校や支援教室、塾や勉強法などは取材内容をベースに一例として紹介しています。一部名称が異なる場合や、個人によって結果が異なることがあります。
著=モンズースー、監修= 小川 大介、橋本 圭司/『発達障害っ子の中学受験』