事故で10年分の記憶を失った幼馴染…献身的に支えるパートナーの姿に「幸せになってほしい」【BL漫画】

『目覚めたら幼なじみと番になってました/1話』より

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、大好評発売中の『目覚めたら幼なじみと番(つがい)になってました』(徳間書店刊)を紹介する。作者のポケラふじ子さんが、9月5日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、5000件近い「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、『囚愛の明け烏 -センチネルバース-』(電子書籍・プランタン出版刊、紙・フランス書院刊)で知られるポケラふじ子さんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。

10年分の記憶を失ってしまった汰呂

『目覚めたら幼なじみと番になってました/1話』より

階段から落ちて頭を打ったことで、10年分の記憶を無くしてしまった汰呂(たろ)は、28歳でありながら18歳の男子高校生としての記憶しかない状態だ。さらに、幼馴染の男・明馬(あすま)と結婚していることを知った汰呂は驚きを隠せない。

また、もともとβ(ベータ)だった汰呂のバース性もΩ(オメガ)に変わっており、その番が明馬だったのだ。記憶を無くした汰呂は、これらの事実に困惑してしまう。記憶を失ったまま、退院した汰呂は明馬と暮らしていた部屋に帰るが…。

本作を読んだ人たちからは、「せつなさが込み上げてくる」「神作に遭遇できた」「幸せになってほしい」「涙が出てくる」など、多くのコメントが寄せられている。

作者・ポケラふじ子さん「登場するキャラが読者さんに好きになってもらえますように!」

『目覚めたら幼なじみと番になってました/1話』より

――本作のお話の発想の源はどこだったのでしょうか?

記憶喪失になってしまった主人公が恋愛のプロセス全部忘れて幼馴染だった男と結婚していたら面白いだろうなと思ってストーリーを練り始めました。

――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。

汰呂がお風呂の残り湯に顔をつけて叫ぶシーンです。コマ数をなるべくコンパクトに!と思って描いてますが、このシーンは大きく描くことができて満足です。

――本作を読んだ際に、一気に物語に引き込まれ、次のページを早く読みたいと思いました。ストーリーを考えるうえで気をつけていることや意識していることなどについてお教えください。

登場するキャラが読者さんに好きになってもらえますように!と常に思って描いています。ストーリーは1話に一箇所は描きたいシーンを入れて常に楽しんで描けるようにしています。

――ポケラふじ子さんの作品は、シリアスな話のなかでもクスッと笑えるようなシーンが散りばめられているように感じます。作画の際にこだわっていることや、特に意識していることはありますか?

今作は汰呂のような明るくて少し抜けてるキャラが出てきたので、今まであまり描いてこなかったデフォルメキャラに大苦戦でした。汰呂のお茶目な性格が表現できていたらいいです。

――今後の展望や目標をお教えください。

健康第一、締切厳守です…

――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!

ページ数の多い一冊なりましたが描きたかったことは全て詰め込ませてもらったので楽しんでいただけると嬉しいです!