竜宮城よりも大事。浦島太郎が家に早く帰りたがる理由は?【浦島太郎とねこ】/よっ!ねこむかしばなし③
『よっ!ねこむかしばなし』(ぱんだにあ/KADOKAWA)第3回【全11回】
もしも、ねこがあの物語に登場したら…? おむすびころりん、ピーターパン、ソクラテスなどなど、誰もが知っているような有名な逸話や童話にねこがあらわれた! ねこがいればみーんな幸せ。素敵な物語にかわいらしさ、ふてぶてしさ、愛くるしさすべてを兼ね備えたねこたちが加わることで物語は新たな展開に――!? とってもゆるくて、やっぱりゆるい。10月16日発売の最新刊、童話×ねこの癒やし系ねこまんが第4弾『よっ!ねこむかしばなし』からストーリーを厳選してお届けします。

元となったむかしばなし
浦島太郎
むかし、あるところに浦島太郎という青年がいました。浦島が海辺を歩いていると1匹のかめが子どもたちにいじめられています。
かめを救った浦島は、お礼に竜宮城に連れていってもらいました。
竜宮城では美しい乙姫が出迎えてくれ、たいそうなおもてなしを受けます。
時を忘れて楽しんでいた浦島は「そろそろ家に帰りたい」と乙姫に告げます。
すると乙姫はお土産に玉手箱をくれましたが同時に「絶対にこの箱を開けてはいけません」と付け加えます。浦島が地上に戻ると何十年も時間が経っていました。
途方に暮れた浦島は乙姫の忠告を忘れ、玉手箱を開けてしまいます。すると、白い煙に包まれ浦島はおじいさんになってしまうのでした。

元となったむかしばなし
花咲かじいさん
むかし、正直じいさんと、意地悪じいさんがいました。
正直じいさんが飼っていたシロという犬に「ここほれワンワン」と言われ、その場所を掘ると財宝が、意地悪じいさんが掘るとガラクタが出てきます。怒った意地悪じいさんはシロを殺します。シロの墓に植えた木で作った臼を正直じいさんが使うと財宝が、意地悪じいさんが使うとゴミが出てきました。
怒った意地悪じいさんは臼を燃やして灰にします。その灰を正直じいさんが木にまくと見事な桜が咲き、その様子を見たお殿様から褒美をもらいました。
まねをした意地悪じいさんでしたが、お殿様の目に灰が入ってしまい、無礼と言われそのまま斬り殺されてしまうのでした。

元となったむかしばなし
金太郎
むかしあしがら山に金太郎という力強くて優しい少年がいました。金太郎は小さなころから動物たちと相撲をしていたこともあり、クマも投げ飛ばすほど力自慢でした。そんなある日、金太郎たちが向こう岸に行くため橋を渡ろうとしましたが、橋が壊れています。そこで金太郎は持っていたまさかりで向こう岸まで届く大きな木を切り倒し、そのまま橋にしてしまいました。金太郎の噂を聞きつけた源頼光が家を訪れ、武士として都に来てほしいとスカウトをしました。
金太郎は武士になるべく、母や動物たちに別れを告げ、都へと向かうのでした。