NHK大河「豊臣兄弟!」新キャスト7人発表 軍師官兵衛は倉悠貴、信長の息子たちは小関裕太&結木滉星

倉悠貴

俳優、仲野太賀が主演するNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の新キャスト7人が14日、発表された。秀長・秀吉の心強い味方となる軍師・黒田官兵衛の倉悠貴ら6人が大河ドラマ初出演の注目の若手俳優が起用された。

小関裕太

★黒田官兵衛/倉悠貴

織田と毛利の勢力争いの前線・播磨(兵庫県西部)で小寺家に仕えていたが、秀吉が播磨攻略を任されたことを機に、率先して秀吉の配下に入る。竹中半兵衛に対抗心を燃やす。

倉は「歴史ある大河ドラマで、黒田官兵衛という大役を仰せつかり、光栄です。天才軍師として名高い黒田官兵衛ですが、若さゆえ野心を持つ彼がどう大成していくのか、この「豊臣兄弟!」でしか見ることができない官兵衛を見れると思います。そうそうたる俳優陣の中、尽力します」と意気込んだ。

★織田信忠/小関裕太

織田信長(小栗旬)の長男。信長から家督を譲られ、美濃・尾張を治めることに。本能寺の変の際に、父・信長とともに討たれる。

小関は「小学生の頃、NHKの子供番組『天才てれびくんMAX』に出演していて、僕たちが使うリハーサル室が朝ドラと大河ドラマのリハーサル室と並んでいて』いつか参加してみたい』と大人たちに憧れを持っていました。あの時の憧れが叶かなうことが幸せです」と感激。撮影について「『本番、用意スタート』の瞬間は今まで感じたことのない高揚感を感じました」と明かし、「私の演じる織田信忠についても兄弟が描かれていきます。父の織田信長が兄弟との争いを経て家督を継いだ事実の中、息子である信忠は兄弟とどう接してきたのか。家督を継いでからの兄弟関係はどうなっていくのか。ぜひご注目いただきたいです」と呼びかけた。

結木滉星

★織田信孝/結木滉星

信長の三男。家督を継いだ兄・信忠とともに信長の天下統一の力となる。父の命で四国遠征に出ていたときに本能寺の変が起きたことを知る。

結木は「大河ドラマは目標にしていた作品の一つなので、素直にうれしかったです。同時に、すばらしい先輩方とのお芝居になるので、『埋もれないようにしないといけない』と身の引き締まる思いでした。織田信孝という人間をどれだけ深みのある人物にできるかというのは自分次第になると思っているので、しっかりと追求していきたいです」と意気込んだ。

★加藤清正/伊藤絃

若いころから秀吉に近習として仕える。数々の武功を上げ、秀吉と柴田勝家がぶつかった賤ヶ岳の戦いでの功績から「賤ヶ岳の七本槍やり」の一人とされる。

伊藤は「役者を始めて、初めて決まった仕事がこの大河ドラマ『豊臣兄弟!』でした。初の大河ドラマのオーディションだったので思いっきり、うまく見せようなんて思わずに飛び込みました。正直、合格と聞いたときの記憶がありません。衝撃でした。今までの大河ドラマを見てきたからこそ、そこに自分が入るという想像ができなかったです」と武者震い。「加藤清正という人物を知れば知るほど、なぜ現代でも愛され続けているのかが分かり、とんでもない武将だと感じています。そんな清正を、自分なりにまっすぐ、全力で演じたいです」と意気込んだ。

伊藤絃

★福島正則/松崎優輝

加藤清正と同様、秀吉に近習として仕えた、子飼いの家臣。賤ヶ岳の戦いでは最大の武功を挙げたとされる「賤ヶ岳の七本槍」の一人。

松崎は「初めは喜びと驚きと入り交じったような気持ちでした。プレッシャーも感じてはおりますが、楽しみな気持ちでいっぱいです。作品の一部として記憶に残るよう、精いっぱい全力で、挑みたいと思います」とコメントした。

★池田恒興/堀井新太

信長に小姓として仕え、のちに家老となる。本能寺の変ののち、清須会議では秀吉に味方する。

「花燃ゆ」(2015年)、「西郷どん(18年)に続く3度目の大河出演の堀井は「セットや衣装のスケールの大きさには毎回心が躍ります。

そして歴史の中でも戦国時代が大好きなので、演じる喜びを噛み締しめております。池田恒興をしっかり演じられるよう精進して皆さまにお届けするので、絶対見ていただきたいです」と呼びかけた。

★滝川一益/猪塚健太

織田家重臣。甲斐武田家の滅亡後は、東国経営を任される。本能寺の変のあと、秀吉とはたもとを分かち、柴田勝家に味方することに。

猪塚は「大河ドラマ出演は念願でしたので、ものすごくうれしかったです。しかも地元愛知に大変ゆかりのある『豊臣兄弟!』」と感激。役について、「織田家の中でも決して派手ではありませんが、織田四天王の1人と言われるほど信長の信頼を得て着実に結果を積み上げた武将であると思っています。滝川一益がいたから歴史がこう動いた、と感じてもらえるよう、静かに、熱く、演じられたらなと思っております」と意気込んだ。

★「豊臣兄弟!」とは

大河ドラマ通算65作目となる「豊臣兄弟!」は、強い絆で天下統一を成し遂げた秀吉・秀長兄弟のサクセスストーリーで、天下一の補佐役、秀長の目線で戦国時代を描く物語。脚本は「半沢直樹」「家政夫のミタゾノ」などを手掛けた八津弘幸氏が担当し、女優の安藤サクラが語りを務める。