愛知・知立市の焼き芋店 焼き芋なのにアイス? “異色”の絶品スイーツ

異色の経歴をたどる焼き芋店の店主。考案したのは、これまた“異色”の絶品スイーツです。

寒いこの時期、食べたくなるのがホクホクで甘い焼き芋。つぼのなかで時間をかけて加熱することで、したたるほどの蜜が出るんです。

お客さん:

「甘くてねっとりしている」

「甘くておいしいんだけど、軟らかくて味が残る」

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愛知県知立市にある「壺焼芋 芋二郎」。店を始めて5年目の都築泰二郎さんは芋を“お芋さん”と呼ぶほど焼き芋愛にあふれています。都築さん、実は異色の経歴をたどってきた方なんです。

20代でイタリア料理店を開店。順調に営業していた矢先、まさかの事態が…。

都築さん:

「味見ばっかりして太り過ぎてしまい、体を壊してしまった」

味見のしすぎでなんと体重が25キロも増加。100キロ近くなったことで膝が痛くなり、厨房に立てず店をたたむことになったのです。そこから予想外の道に舵を切ります。

なんと運転手に転身、約15年間ダンプなどを運転していたさなか、またも人生の転機を迎えます。

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当時50歳、これが最後のチャンスと考えその時はまっていた壺焼き芋の修行を開始。徐々にその魅力に取りつかれたといいます。

そして、4年前にこの店をオープン。焼き芋以外にも新たなメニューを考案し、それがなんと全国商工会連合会のコンテストで、最高位の経済産業大臣賞を獲得したんです。

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一見、黄金色でホクホクの焼き芋に見えますが、焼き芋なのにアイス!?ユニークな商品は作り方も一風変わっています。

数日寝かし、甘みが増した焼き芋を輪切りにし、どんどん揚げていきます。

都築さん:

「揚げることで表面がカリカリするのはもちろんだけど、蜜が出てくるのでコーティングされる」

これを特別な方法で冷やして固めることで、カリカリとしっとりの両方の食感が楽しめます。

都築さん:

「一言『おいしい』と言ってもらえるだけでうれしいんですよ。自分が信じたものを『おいしい』と言ってもらえるとうれしい」

紆余曲折してたどりついた「つぼ焼き芋」の道。

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都築さんには今、新たな夢があるといいます。

都築さん:

「知立には大あんまきという有名なお菓子があるけど、それに並ぶようなお菓子になってくれたら」