天皇誕生日 佳子さまは悠仁さまに「お手振りストップ」の愛情サポート 一般参賀「まさかのハプニング」にも動じなかった「若きロイヤル」は?

 天皇陛下が66歳の誕生日を迎えた。皇居で行われる一般参賀には、記帳と合わせておよそ2万7人が訪れた。新年に続き2回目の一般参賀出席となる秋篠宮家の長男の悠仁さま(19)も、落ち着いた様子でにこやかなお手振り。そうした裏には、姉の佳子さまの絶妙な「弟」へのサポートがあった。

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  午前10時20分ごろ。天皇陛下がお出ましになるとのアナウンスが流れると、宮殿東庭は静まり返った。数秒の静寂を経て、天皇陛下と皇后雅子さまが長和殿のベランダに姿を見せると、

「天皇陛下万歳」の声と歓声、そして日の丸の小旗を振る、ザーッというさざ波のような音が東庭の空間に広がった。

 これまでと少し違うのは、天皇陛下と皇族方が立つ宮殿・長和殿のベランダ下、そして参賀者が集まる東庭には、皇宮警察や警備を担当する警察官の数が増え、ややものものしい空気に包まれていたこと。

 今年の新年一般参賀で、宮殿東庭のベランダ下に設けられた柵を乗り越え、逮捕される参賀者が出たことで、警備の数は増え、参賀者の先頭に設けられた柵にはネットが張られたためだった。

 天皇誕生日であるこの日の皇室メンバーの立ち位置は、中央に天皇ご夫妻、向かって左側には秋篠宮ご夫妻、右側には中央から端の方向に沿って、愛子さま、佳子さま、悠仁さまが並んだ。

 25年9月に成年式を終えた悠仁さまは、現在、筑波大の春休み期間中。一般参賀は、新年に続き2回目の出席。

 昼間の最上級正装であるモーニングコートを着用し、ベランダに立つ悠仁さま。天皇陛下のおことばを待つ間も、愛子さまや姉の佳子さまらに倣い、東庭に集まる参賀者へ向かいゆっくりと視線を端から端へと動かす。愛子さまらに比べると表情はやや硬いものの、スマイルを浮かべている。

 

 陛下はおことばのなかで、大雪などの被害に遭われた方々へのお見舞いを述べ、そしてこう続けた。

「皆さん一人ひとりにとって、穏やかな春となるよう、願っております。皆さんの健康と幸せを祈ります」

 おことばが終わると、陛下と皇族方のお手振りが始まる。

 

 隣り合った愛子さまと佳子さまは、ほほ笑みながら顔を見合わせたり、参賀者に視線を向けながらおふたりでお話をされる場面が何度もあった。

 姉の佳子さまが、弟の悠仁さまをサポートしたのは、1回目の一般参賀が終わろうとしているタイミングだった。

 お手振りの手を止めるのも、陛下から皇后雅子さま、秋篠宮さま、愛子さま――、とベランダに姿を見せる順番通りで、悠仁さまは最後になる。

 愛子さまが手を止め、数秒の呼吸を置いて佳子さまもゆっくりと手を止める。しかし、隣の悠仁さまは東庭に集まった参賀者に一生懸命にお手振りを続けている。佳子さまは、すこしだけくだけた表情でほほ笑みながら横を向き、隣の悠仁さまに、「もういいのよ」と、いった様子で口をひらいて言葉をかける場面もあった。

 参賀者のひとりもこう振り返る。

「私は、愛子さまのお姿を見るために皇居に来たのですが、佳子さまがいかにも姉らしく、悠仁さまのお世話を焼くシーンに、家族の日常風景を見せていただいたようなほほ笑ましい光景でした」

 2回目、3回目は、悠仁さまもコツをつかんだようで、佳子さまがお手振りを止めるのとほぼ同時に、スッと手を下げた。

「悠仁さまがお手振りを止めるタイミングは、やや早すぎる気もしますが」

 と、先の参賀者は思い出し笑いをしつつも、愛子さまや悠仁さまに対して、感心したことがあった、と話す。

 それは、新年に柵を乗り越えた若い男性が、公然わいせつの疑いで現行犯逮捕された事件が起きたときのことだという。

「ベランダのすぐ下でしたので、両陛下はもちろんですが、愛子さまも悠仁さまも騒ぎは認識されていたと思います。おふたりとも動揺した表情ひとつ見せず、何ごともなかったように手を振り続けていらっしゃったことに感心し、若くともロイヤルというのはこのようにあるべきなのか、と思ったものです」

 ラオス訪問でも堂々たる「国際親善」を成し遂げた愛子さま、多くの公務をこなされる佳子さま、そして悠仁さまも学生でありながらもできる範囲で公務の経験を積み始めている。

 若い皇族方の活躍に、ますます目が離せなくなりそうだ。

(AERA編集部・永井貴子)

 

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