【登山】今年は当たり年!「ミヤマキリシマ」に会いに“くじゅう”へ行ってきました

立中山のミヤマキリシマの群落と私(撮影者:@maki.sri.yoga)
春から初夏へと季節が移ろう今、九州の山々が華やかな表情を見せることを知っていますか。その主役は「ミヤマキリシマ」。私自身、全国の山を歩いていますが、九州の山肌をピンクに染めるこの季節には、ずっと憧れを抱いていました。これほど大規模な群落を見られる場所は全国でも限られています。今年は「当たり年」と噂を聞き、梅雨入り前に九州へ向かいました。
■ミヤマキリシマとは
ミヤマキリシマは九州の高山帯を代表するツツジの仲間、実際に見るミヤマキリシマは小ぶりで可愛らしい印象。特に阿蘇山やくじゅう連山、霧島山系に広く分布し、ツツジと同じく長い期間楽しめるのも魅力のひとつです。鮮やかなピンクが印象的ですが、場所によって濃淡が異なっていたり、白い花もあったりするので探すことも楽しみでしょう。
何より山肌が一面がピンクに染まる景色は圧巻! 阿蘇山やくじゅう連山では斜面を覆うように咲き誇り、まるでピンクの絨毯を広げたような景色を作り出します。
■まず訪れた阿蘇

異国のような阿蘇、雰囲気がかっこいい
1日目は気になっていた阿蘇連山にいきました。山に登らずとも鮮やかな黄緑色の草原の絶景が広がり、異国のような世界が広がっています。ここだけでも満足してしまいそうでした。
場所によって開花時期が異なるミヤマキリシマですが、阿蘇連山のひとつの烏帽子岳は比較的早く見頃を迎える人気スポット。

ミヤマキリシマのトンネルが楽しい
登る前から烏帽子岳が一面ピンクに染まっている様子が麓から見て取れて感動します。
「本州では見たことがない!」
思わずそんな言葉がこぼれるほどのスケール感。期待はどんどん高まって、足取りも軽くなります。登山道に足を踏み入れると背丈ほどのミヤマキリシマに囲まれながら、花のトンネルのような登山道にも感動し、なかなか前には進めません。
目線を上げると阿蘇特有のなだらかな草原と火山地形がミヤマキリシマの美しさとマッチした絶景が広がっていました。
■本命のくじゅう連山

雨の中のミヤマキリシマと法華院温泉山荘
くじゅう連山のミヤマキリシマといえば、全国の登山者が憧れる存在。その中心ともいえるのが、法華院温泉山荘を囲むエリアです。「この時期の法華院温泉山荘の予約は取ることが大変よ」と温泉の中で教えてもらう一コマも……。それだけ多くの人を惹きつける理由は、実際に歩いてみると分かりました。
“坊ガツル”の広大な湿原、その先に連なる山々、山肌を埋め尽くすミヤマキリシマ! そして九州には怖い熊がいない安心感。
このとき“立中山(たっちゅうさん)”が一番の見頃を迎えているとのことで向かうことに。登山道から山頂までミヤマキリシマが続き、まるで花の回廊を歩いているようでした。旅に出ると改めて感じるのが、「その土地のことは、その土地の人に聞くのが一番」ということ。現地の方から教えてもらった情報のおかげで、最高のタイミングで立中山を歩くことができました。
■ハイカー女子の一杯
ミヤマキリシマは毎年同じように咲くわけではないようで、地元の人も今年は驚くほど咲いていると話してくれました。見ごろは徐々に標高を上げていくので「ミヤマキリシマ前線」を追って長く楽しんで見てはいかがでしょう。私もまた来年も訪れたいと思います。
そして忘れられない美味しい一杯はこちら。大分県産「かぼすハイボール」! 他では見たことがなかったのと、法華院温泉山荘の自動販売機の安さに驚きながら購入しました。
とってもスッキリしていてカボスってハイボールに合うんだなぁと感動しましたよ!
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