美の饗宴に釘付け! 伊藤沙莉、河合優実、奈緒、松本若菜…『第33回橋田賞』を受賞した旬な俳優たち

「第33回橋田賞」を受賞した俳優たち。右から伊藤沙莉、河合優実、奈緒、松本若菜

「1分以内」と要望された受賞トークの出来は?

5月10日、都内で『第33回橋田賞』の授賞式が行われ、今、最も勢いのある4人の俳優たちによる美の饗宴が繰り広げられた。

橋田賞は、脚本家の故・橋田壽賀子さんによって1992年に設立された『橋田文化財団』が1993年に創設。受賞基準は、〈日本人の心、人と人とのふれあいを温かく取り上げ広く大衆に支持され感動を呼び起こした芸術性豊かで優れた番組・作品・人であること〉とされている。テレビドラマに出演する俳優が憧れを抱く賞の一つだ。

今年の俳優部門では、昨年、NHK連続テレビ小説『虎に翼』で主人公・猪爪寅子を演じた伊藤沙莉(31)が受賞。全身黒のシックなスーツ姿で壇上に上がった。伊藤は、

「『虎に翼』はやらせていただいている時から、終わってからも、いまだにそうですけど、ずっと人生のとんでもない財産だと思っておりますし、本当に宝物だなと」

と話し、

「お芝居そのものが自分は好きなんだなと再確認できました」

などと受賞の喜びを口にした。新人賞では、河合優実(24)、奈緒(30)、松本若菜(41)の3名が受賞。最初に名前を呼ばれた河合は、黒いジャケット姿で登壇。「エピソードは1分以内でお願いします」という司会者からのお願いを受けて、スピーチを始め、

「テレビドラマでお芝居をするという経験があまりなかった私にすごく経験させてくれた作品と巡り合うことができまして、お茶の間に、日本中の皆さんに今、作品が届いているなと初めて実感できた。それがすごく嬉しかった年でした」

「私はちゃんと(橋田先生と)お会いすることは叶わなかったんですけれども、今を生きている私の代まで、こういったご縁で継承してくださったものがあると思いますので、私も生身の身体でできることを、どんな作品に参加する上でも、していけたらいいなと思っています。どうでしたでしょうか?」

と、恥ずかしそうに司会者に自分の出来を尋ね、会場が笑いに包まれた。続いて壇上に上がった金髪ショートヘアの奈緒は、大きなバラが描かれた華やかなチャイナドレス姿だった。

「私は少々、普段から喋るスピードが遅いので……」

と、前置きした上で、

「今年、橋田壽賀子さんが生誕100年。戦後80年というタイミングで、私ごとですが、30歳を迎えました。その節に新人賞という響きをいただき、思わず胸がときめくような、おそれを感じるような気持ちでおります」

などと早口で語った。最後に登壇した松本若菜は、純白のドレスでエレガントな着こなし。

「きっと『2024年上半期、人生何があるかわからないで賞』があったら、(この賞も私が)いただくと思います。それくらい、私、松本若菜の人生にとってこの作品(『西園寺さんは家事をしない』TBS系、『わたしの宝物』フジテレビ系)との出会いは大きなものでした」

しっかり、笑いをとり、会場を盛り上げた。今をときめく、彼女たちの今後には期待しかない。

伊藤沙莉は貫禄十分

河合優実は緊張の面持ちで、声も若干、震えていたような……

金髪ショートヘアで登場した奈緒

奈緒は大胆なチャイナドレスで会場の目線を釘付けにした

“新人”とは思えない落ち着きぶりで、会場を盛り上げた松本若菜

名前を呼ばれ、壇上に上がる際、ガッツポーズをキメる松本若菜