【三崎】老舗町中華「中華料理 ポパイ」のメニュー内で異彩を放つ「オムライス」

【三崎】老舗町中華「中華料理 ポパイ」のメニュー内で異彩を放つ「オムライス」
町中華のメニュー内で異彩を放つ「オムライス」(850円)

undefined
地元が愛する名物をめぐるには、地元の人に聞くのが一番。旅先を三浦半島の先端にある港町・三崎町(みさきまち)へと定め、聞き込み調査をしていると、町中華「中華料理 ポパイ」を挙げる人がたくさんいました。
さらにおすすめメニューを聞いてみると、ラーメンや餃子、炒飯など、定番料理もおいしいそうですが「オムライスが好き」という方が多く、これは食べてみるしかありません。
「【三崎】老舗町中華「中華料理 ポパイ」のメニュー内で異彩を放つ「オムライス」」の画像を見る地域密着型の「中華料理 ポパイ」

undefined
すっかり日の暮れた入船すずらん通りで灯る黄色い看板。営業時間は夜23時まで。仕事終わりの地元の人々を支えている様子がうかがえます。
店内はカウンター席が8席と、小上がりになった座敷にテーブルが3つ。カウンター越しのメニュー表の中には、オムライスとチキンライスの文字がありました。
オーダーを受けると店主の石渡道雄さんがチキンライスを担当し、息子の功一さんがオムレツで包み仕上げてくれました。

undefined
地元の漁師たち“セーラーマン”の期待に応え続ける

undefined
運ばれてきたオムライスはボリューム満点!そして、どこかなつかしい味。いつかお母さんが作ってくれたような、ホッとする家庭的な味わいです。しかし中華料理店なのにオムライスを提供しているのは少し珍しいと感じます。いつからオムライスがメニューに加わったのでしょうか。店主の石渡道雄さんにお話を伺いました。
「この店がオープンしたのは昭和41年(1966年)。もともと義兄が鉄板焼きの店としてはじめました。昔“ポパイ”というセーラー文化を描いたアニメがあって、三崎も港町ですから、漁師と言えばポパイだろうということでこの店名になりました。私は東京・浅草の生まれで、和食の板前としての経験があったのですが、義兄に誘われて三崎へ移住し、この店を引き継いで中華料理に転向しました。漁師にはお腹いっぱい満たされる大衆料理の方が求められていたからです。メニューのラインナップも毎日食べても飽きないように、いろいろあった方がいいと思い、オムライスは最初からメニューに入れていました」
中華料理を提供し始めたのは、地元の期待に応えるため。それならば、地元客に人気のあるオムライスをメニューに加えない理由はありません。暮らすような旅が好きなら、地元が愛するオムライスをぜひ味わっていただきたいです。

undefined
取材日 2025/03/03
※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。
関連記事
- 【三崎】miura pizza paradisoの絶品 「シラスと塩レモンのピザ」
- 【津久井浜】齋藤板長の握りたてをお届け 「みうら市場寿司」自慢の地魚寿司
- 【三浦海岸】店主・石井さんが手打ちする 「蕎麦処いしい」の二八蕎麦と天ぷら