大河「べらぼう」6月29日第26回あらすじ 蔦重(横浜流星)の実母、つよ(高岡早紀)登場! 紀州の徳川治貞(高橋英樹)が幕府に忠告

大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の登場人物、つよ(高岡早紀)(C)NHK

俳優の横浜流星が主演を務めるNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(毎週日曜 BSプレミアム4K・午後0時15分、BS・午後6時~、総合・午後8時~)の第26回「三人の女」が7月6日、放送される。耕書堂に、蔦重の実母、つよ(高岡早紀)が転がり込み、髪結いの仕事で店に居座ろうとする。効き目の芳しくない米価政策に業を煮やした紀州の徳川治貞(高橋英樹)が、幕府に忠告する。

蔦屋重三郎(横浜流星)、てい(橋本愛)(C)NHK

天下泰平、文化隆盛の江戸時代中期を舞台に、親なし、金なし、画才なし…ないない尽くしの生まれから歌麿、北斎、山東京伝、滝沢馬琴を見いだし、写楽を世に送り出して“江戸のメディア王”として時代の寵児となった快男児「蔦重」こと、蔦屋重三郎(つたや・じゅうざぶろう)の波乱万丈の物語。

「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」第24回振り返り

蔦重のもとに、大坂の書物問屋、柏原屋(川畑泰史)から丸屋を買い取ってほしいとの話が舞い込んだが、吉原者は見附内の家屋敷を買えないという決まりが立ふざがっていた。そこで蔦重は、田沼屋敷を訪ねる書物問屋の須原屋市兵衛(里見浩太朗)に同行。須原屋は、松前家の抜け荷の証しとなる蝦夷地を描いた絵図を老中、田沼意次(渡辺謙)の嫡男、意知(宮沢氷魚)に差し出し、代金の代わりに蝦夷地での将来の商いの許可と蔦重が日本橋に店を出せるように手助けすることを求めた。どちらの要求も受け入れられ、丸屋が蔦重のものになった。

喜多川歌麿(染谷将太)、蔦屋重三郎(横浜流星)(C)NHK

日本橋通油町に移転した蔦重は、丸屋の女将、てい(橋本愛)に売り渡し証文を見せて一緒に店を守ろうと誘ったが、ていは店を閉め切って拒否。折りしも浅間山で大噴火が起こり、江戸にも大量の灰が降り注いでいた。蔦重は丸屋の屋根に登り、瓦の隙間に灰がたまらないよう、花魁たちの着古した着物で屋根を覆い尽くすと、手代みの吉(中川翼)に手伝わせて、樋が詰まらないように古い帯で塞いだ。

その様子を見ていた鶴屋喜右衛門(風間俊介)らほかの本屋連中も、蔦重に倣って屋根や樋に布をかけて自身の店を守ろうと動き始めた。日が暮れ、蔦重が作業を終えたころ、店の奥に閉じこもっていたていが、土間に水を張った洗い桶と握り飯を用意していた。蔦重は大喜びで頬張りながら、みの吉と楽しげに話した。

田沼意次(渡辺謙)(C)NHK

翌日、鶴屋が通油町の店々に、河や空き地に灰を捨てよとの奉行所からの指示を伝えた。蔦重は灰を河まで運ぶ作業を、2組に分かれて灰を入れた桶を手渡し合う競走にしないかと提案。勝った組に10両出すと言うと、鶴屋も25両出すと言い出して盛り上がり、競走が始まった。男たちが協力して桶を渡し、応援の声も高まって、町の人々が一つになった。最後は蔦重が河に飛び込んで引き分けに。一同そろって鶴屋の会所で酒宴が開かれ、皆が打ち解けた。

店に戻った蔦重は、ていから店を譲るなら蔦重のような商才のある人物にと思っていたと明かされ、自分は出家するから、みの吉ら奉公人を頼むと言われた。蔦重は教養豊かなていと力を合わせればきっといい店ができるはずだと改めて求婚。その後、吉原の駿河屋の座敷で蔦重とていの祝言が執り行われ、鶴屋から祝いの品として店の暖簾が贈られた。それは、日本橋通油町が蔦屋耕書堂を歓迎する気持ちを表したものだった。

一方、吉原の妓楼、大文字屋に松前藩主の弟で江戸家老の廣年(ひょうろく)が大量の琥珀を届けに来た。松前家は、蝦夷地上知の口実が欲しい田沼家が仕かけた罠にはまり、オロシャとの直取り引きを行った。

意知は、松前家篭絡に貢献した大文字屋の花魁、誰袖(福原遥)を訪ね、彼女への思いを詠んだ狂歌を記した扇を贈った。出会いから1年半、意知は、誰袖に情が移って蝦夷地の件が失敗することを恐れ、男女の仲になるのをあえて避けてきたと真意を明かした。誰袖は自分の膝を枕に、意知を横にならせ、2人はようやく思いを通じ合わせた。

「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」第26回あらすじ

冷夏による米の不作で、米の値が昨年の倍に上昇。奉公人も増え、戯作者たちが集まる耕書堂では、米の減りが早く蔦重も苦労していた。そこへ、蔦重の実母、つよ(高岡早紀)が店に転がり込み、髪結いの仕事で店に居座ろうとする。

一方、江戸城では、意次が高騰する米の値に対策を講じるも下がらず、幕府の体たらくに業を煮やした紀州徳川家の徳川治貞(高橋英樹)が、幕府に対して忠告する事態にまで発展する。