ルクレール、バスール代表の契約延長を歓迎「彼は周りが騒がしくとも、冷静と保つやり方を知っている」

 フェラーリのシャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンは、F1チーム代表のフレデリック・バスールの契約が延長されたことを歓迎した。

 2023年からフェラーリのチーム代表に就任したバスール。しかし今年は、なかなかタイトル争いに加われないこともあり、現在の契約期間限りでチームを追われ、別の人物に代表が交代するのではないかという噂が絶えなかった。

 しかし7月31日、フェラーリはバスール代表との契約を延長したことを発表。今後も現体制が継続されることになった。

 ルクレールはこの決断を歓迎している。

「本当に、本当に嬉しいね。この1ヵ月は、いつものことながら、かなり色々な噂が飛び交っていた。ようやく公式発表が出て、本当に嬉しい」

 ルクレールはそう語った。

「フレッドは素晴らしいビジョンを持っている。フェラーリで難しいのは、感情が日々の仕事の一部になっていることだ。イタリア人は一般的にね。そして、それがフェラーリを特別なモノにしている」

「フレッドは感情を脇に置いて、チームの周りがどんなに騒がしくても、自分たちの立ち位置を明確に把握する方法を知っているんだ。それはとても重要なことだ」

「フェラーリの美しさは、感情的に非常に激しいところにあると思う。でも同時に、特に困難な時期には、それがなんらかの形で僕らに害を及ぼすこともある。フレッドはそういう時にも冷静さを保ち、チームを少し明晰にしてくれた。それが彼がチームにもたらした最大の功績だ」

 バスール代表は、強面にも見える。しかしユーモア溢れる人物であり、それもチームに役立っているという。

「彼は本当に面白い人なんだ。それがチームに良い影響を与えているのは間違いない」

 そうルクレールは言う。

「僕らは当然ながら仕事するためにここにいるけど、そういうことがチームワークを支えている。まるで家族のような雰囲気だ……僕にとっては家族そのものだね」

「フレッドはチームに非常にうまく溶け込み、そのユーモアのセンスでチームを牽引して、時に困難な状況を和ませてくれた。彼がチーム内で確固たる地位を築いたことを本当に嬉しく思う」

 ルクレールのチームメイトであるハミルトンは、彼がかつて長く仕事をしてきたメルセデスのトト・ウルフ代表と、バスール代表の違いについて語った。

「以前から言ってきたけど、これは正しい選択だったと思う」

 ハミルトンはバスール代表の契約が延長されたことについて、そう語った。

「トトと仕事をしていた時に本当によかった点は、彼がいかに個々の能力を活かし、人々が最も効率的に働く方法、そしてその人の能力を最大限に引き出す方法を理解していたということだ」

「例えば僕の場合は、僕が好きなように自分を表現できる自由を与えてくれた。それによって、僕は最高の自分になることができたんだ」

「フレッドは、その点ではトトにすごくよく似ていると思う。僕はまだ、フレッドの仕事のやり方を学ぼうとしているところだけど、彼を絶対的に信頼している」

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