広陵高校甲子園辞退、橋下徹氏と松山千春が高野連の対応を問題視

広陵の辞退を受け記者会見をする、大会会長で朝日新聞社社長の角田克氏(右)と副会長で高野連会長の宝馨氏
元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が、甲子園出場を辞退した広島・広陵高校の問題について11日、自身のX(旧ツイッター)で意見を表明した。
橋下氏は「選手が本当に可哀想。高野連が手続き的正義のプロセスを踏まなかったことが原因」と指摘。「これまでの基準がおかしかったことを素直に認めて、今後の基準の変更と透明性のある判定委員会の手続きを踏むべきだった」と高野連の対応を批判した。
広陵高校が辞退表明「爆破予告も」深刻な状況
広陵高校は10日、SNSで暴力行為などが拡散され生徒らへの中傷が過熱したことを受け、出場辞退を表明。堀正和校長は「大会運営に大きな支障を来している。生徒、教職員、地域の方の人命を守ることが最優先と考えて判断した」と説明した。生徒が登下校で追いかけられたり、寮への爆破予告が出ているとの現状も明かした。

橋下徹氏
また、日本高野連会長の宝馨氏は10日、広陵高の出場辞退を受け「事態を重く受け止める」としつつ、「暴力を一切認めない姿勢を加盟校に求めていく」と表明した。
審査体制について、年間1000件を超る案件があり「改善の余地はある」と認め、大会会長を務める角田克・朝日新聞社社長は「SNS情拡散のスピードに対応できる体制づくりが必要」と語った。
「高野連の基準って何?」松山千春も問題提起
この問題については歌手の松山千春も10日夜、FM NACK5「松山千春 ON THE RADIO」の生放送で、「高野連の基準って何なんだろう?」と疑問を呈した。
「高野連が今回、広陵『いいですよ、大丈夫ですよ』って言って、出場させたんだから」と指摘。基準の不明確さを批判している。

松山千春
橋下氏の投稿に対するネットの反応はさまざまだ。
ネット上で飛び交う情報を例示しながら、「本当なら性暴力事案でもありえる」と高校側や高野連の対応を批判する声は、やまない。
一方、「広陵高校サイドが隠蔽するために高野連に対して本当の内容を開示しなかったのが原因」「個人がSNSで情報公開ができる今の時代に簡単に不祥事の隠蔽ができると考えてた広陵高校の関係者の頭が時代に取り残されてた」と学校側の情報開示姿勢を問題視する意見もみられた。

松山千春