朝ドラ「あんぱん」9月3日第113回【あらすじ】「これがダメだったら漫画家を辞める」嵩(北村匠海)強い決意でコンクールに応募するが…

柳井嵩(北村匠海)(C)NHK
女優の今田美桜がヒロイン柳井のぶを演じるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(総合ほか)第113回が3日に放送される。のぶの夫、嵩(北村匠海)が漫画コンクールの懸賞に挑戦することを決意。何日も部屋にこもり…。
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嵩が脚本を書いたラジオドラマ「やさしいライオン」は多くの人に届いたが、母、登美子(松嶋菜々子)の反応を気にして嵩は浮かない表情を見せた。事情を察したのぶの母、朝田羽多子(江口のりこ)が登美子を柳井家へ招き、作品の話題を振ると、登美子は、嵩を育てた伯母の千代子(戸田菜穂)なら感激しただろうが、自分は何も感じなかったと冷たく言い放った。さらに帰宅した嵩にも、あのような甘ったるい話を作っているようでは世の中を渡れないと厳しく突き放す登美子。羽多子は、久しぶりに会った息子にどうしてそんなことが言えるのかと激怒し、過去の登美子の言動を振り返り、まずは嵩に謝るべきだと苦言を呈した。登美子は自分に謝る理由などないとし、すべて嵩のことを心配してのことだと反論した。激しく言い合いになる2人をたまらずのぶが仲裁。その流れで登美子に同居を提案するが、登美子は、嵩が手嶌治虫(眞栄田郷敦)のように有名になり、庭付きの豪邸をを建てててくれるなら考えるが、それは無理な話とし、嵩に「もう漫画家なんか辞めちゃいなさい」と言い放った。

柳井のぶ(今田美桜)、嵩(北村匠海)(C)NHK
嵩は義弟の辛島健太郎(高橋文哉)から、独創漫画派のメンバーが世界旅行に出かけたと聞き、自分だけ誘われなかったことにショックを受けた。嵩は、メンバーが漫画家として自分よりも売れていると自虐。その話を、妹のメイコ(原菜乃華)から聞いたのぶは、嵩の気持ちを思うと悔しいと激怒した。
様子を見にきたのぶに、嵩が、こんなことで落ち込む自分が情けないと話すと、のぶは、嵩の腕を引いて部屋を飛び出し、神社へと連れて行った。そこで嵩と競走。突然のことに戸惑いながらも、鈍足の嵩は相変わらずのぶの速さについていけなかった。のぶは言った。「昔、お父ちゃんに言われたがよ。夢が見つかったら、思いきり走ったらえい。のぶは足が速いき、いつでも間に合うって。嵩は足が遅いき、いごっそうになれ!」。いごっそうとは、頑固で大胆で不敵に己を貫く人の意。嵩は、同じことを亡くなった叔父の寛(竹野内豊)にも言われていた。「いごっそうになって、もう少し頑張ってみる」。のぶは嵩の言葉がうれしかった。
一方、のぶの妹、蘭子(河合優実)の部屋を「九州コットンセンター」を営む八木信之介(妻夫木聡)が訪ねてきた。蘭子は引っ越しの準備をしていて、のぶの部屋の下に住む予定。八木は、蘭子が書いた商品の宣伝文を絶賛し、どれも評判がよく、部下たちもまた蘭子に頼みたいと言っていると伝えた。しかし蘭子は「すいません…」と謝罪。映画紹介を書く仕事を引き受けてしまい、忙しいようだった。外は雨。帰ろうとする八木に蘭子は傘を貸す。「借りるけど…今度はいつ会社に?」という質問に「私、もう八木さんの会社には…行きません」。八木は「なぜ…そんなこと言わないでくれ」と言った。激しい雨が降るなか、1本の傘の下で2人が見つめ合った。

朝田羽多子(江口のりこ)、柳井のぶ(今田美桜)、嵩(北村匠海)(C)NHK
「あんぱん」第113回あらすじ
週刊誌の漫画コンクールのページを目にした嵩は、のぶに勧められ、その懸賞に挑戦することに。結果よりも描きたい漫画を描くことに意味があると言うのぶに、嵩は、自分にもプライドがあると言って何日も仕事部屋にこもる。心配するのぶの前で、嵩はこれがダメだったら漫画家をやめると宣言する。
「あんぱん」とは?
人気アニメ「アンパンマン」の原作者として知られるやなせさんと小松暢さんの夫婦をモデルにした朝ドラ。生きる意味も失っていた苦悩の日々と、それでも夢を忘れなかったヒロインとその夫の人生を描く。脚本は中園ミホさん。主題歌「賜物」をRADWIMPSが歌い、「語り」を同局の林田理沙アナウンサーが務める。