身体からのSOSサイン…察知した先生と助けられた生徒の体験談が「まさに恩師と出会えたんだね」【漫画】

『見落とさなかった命のサイン』より
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、『みほはは漫画特集』より『見落とさなかった命のサイン』を紹介する。作者のみほははさんが、8月11日にX(旧Twitter)にて本作を投稿したところ、9000件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、みほははさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
先生が見逃さなかったある“サイン”

『見落とさなかった命のサイン』より
教室に辿り着いたともかは、頭痛や声も出ないほどの気持ち悪さに苦しんでいた。異変に気付いた先生に連れられてトイレへ向かうも、ともかの表情を見た先生は顔を青ざめさせて急いで保健室へと走る。その後先生が連れてきた養護教諭は、ともかの様子を見るとすぐに彼女の母を呼び病院へ向かわせた。
検査を終え、医師から告げられた病名は脳挫傷。実はともかは数週間前に頭を強打していたものの、何も症状が出ていなかったため様子を見ながら生活していたのだった。その後入院し、辛い治療にも耐えたともかは、後遺症もなく元気に過ごすまで回復。そして、当時“命のサイン”に先生が気づいてくれたおかげで今があると振り返り…。
この身体が発したサインにまつわる漫画を読んだ人たちからは、「何かおかしい時は大体当たる」「半年は注意して生活しないといけないの怖すぎる」「まさに恩師と出会えたんだね」「こういうサインがあるって知るのも大事だ」など、多くのコメントが寄せられている。
先生に救われた体験談をもとに描かれた物語

『見落とさなかった命のサイン』より
――本作を描くにあたり、体験談をお聞きした際にどのようなお気持ちになられたのでしょうか?
初めて目を通した時は、とても血の気が引いた背筋が凍るような感覚になりました。それと同時にこれは沢山の人の目に触れるべきだ!いざという時に絶対に役にたつと思う!そう強く思いました!
――本作では、先生や母娘の表情が非常に印象に残りました。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
やはり、頭を打って数週間は注意が必要だという注意喚起が目的でこの作品を書いているので、頭を打ってから少し経ち、日常生活(学校)が始まってから、突然体調を崩していく部分をよく見て頂きたいです。書いていて私もこんなに急に症状が出るんだ!怖い…この症状こそ読んでくださった方々、自分も含め注意喚起になると思い、体調不良になる描写などなるべくリアルに想像できるよう、意識してコマ割りや絵の描写をしました。
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
病室で、普段は泣かない母が娘さんの前で泣いたシーンはとても心に残っています。娘さんの前に行く前に「障害が残るかもしれない」そう言われ普段は気丈に振る舞っていた母が、堪えきれず泣いてしまう…私も同じ母という立場なので、なるべく子どもたちには悲しんでいる顔を見せないようにしていますが、堪えきれない時もあったので。そしてその泣いているお母さんへ娘さんが声をかけるんですが、母と娘の立場が逆転する感覚になり、お母さんだからって頑張って強がらなくてもいい、子どもも子どもとして守られるばかりでなく励ます力があるんだとハッとさせられました。
――普段作品のストーリーはどのようなところから着想を得ているのでしょうか?
今書いている漫画はお子さんの病気の体験談を離れているのですがお子さんの体験談漫画の時に体験談を募った時、病気以外でも沢山の体験談をいただくことができて。その体験談と自分の体験談などを入り交ぜながら想像を膨らませて書いています。
――今後の展望や目標をお教えください。
今後は、もっと強い思いを形にした作品をSNSで上げていきたいなと思いつつも、私の体験談ももっと発信していきたいと思っているのでSNSを超えて、もっと沢山の人に見ていただけるように動いていきたいです!
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
いつも、読んでくださり本当にありがとうございます!皆様のおかげで漫画を毎日折れずに描くことができています。これからも様々な私の伝えたい想いを漫画に載せて発信していきますので今後も読んで頂ければ嬉しいです!ありがとうございます!