オランダGPでのサインツJr.へのペナルティに不服! しかしウイリアムズの再審請求が期限ギリギリになった理由

 ウイリアムズは、F1オランダGPの決勝レースでカルロス・サインツJr.がペナルティを受けたことについて、再審請求を申し立てた。しかしこの再審請求は、競技終了から96時間が経過する直前、 つまり提出が許されている期限ギリギリに出された。

 再審請求がギリギリになったことについて、ボウルズ代表がチームの動画の中で説明した。

 オランダGPの決勝レースでサインツJr.は、レーシングブルズのリアム・ローソンと接触。スチュワードはこの件についてはサインツJr.に非があると裁定し、10秒のタイム加算ペナルティと、スーパーライセンスのペナルティポイント2を科した。

 これについてはレース中からサインツJr.が不満を訴えていた。しかし実際に再審が請求されたのは、レース終了から96時間が経過する直前であった。

 スチュワードはこの請求を受け、9月12日(金)にオンライン上で両チームの代表から聞き取り調査を行なうと発表。新たな証拠の有効性が認められれば、再審の手続きに入ることになる。

 ボウルズ代表はこの再審を請求するタイミングがギリギリになった理由を、次のように語った。

「実際に再審権を行使するとの決定が下されたのは、月曜日になってからだった」

「日曜日にしっかりと検討したかった。過剰反応するのではなく、月曜日に映像を振り返り、カルロスと話し合った上で、実際にどうするかの決定を下したかったのだ」

「そこから先のプロセスは、以下のようになる。まずは再審権の3つの要素を遵守していることを明確にしておく必要がある。裁定が下された時点で、スチュワードが入手できなかった情報を効果的に入手する必要がある。そしてその情報は新しいものであり、かつ重要なモノでなければいけない」

「文脈を踏まえて考えてみると、オンボードカメラの映像やヘリコプターが撮影した映像、そしてその他様々な角度からインシデントを捉えた映像がある一方で、それらは全てスチュワードが裁定を下した時点で入手できていたモノであった。したがって、審査の要件を満たしていなかった」

「その後の時間の大部分は、どういう証拠を集めれば事件を必要な方向に進めていくことができるか、そしてそれを根本的に前進させ、できれば我々の視点からスチュワードに提示するために、何をすべきかを評価することに費やされたんだ」

「我々はFIAとスチュワードの立場を尊重している。数分でまとめたいとは思っていない。しかし彼らが時間をかけて話し合う価値のある、包括的なケースを提示したいと考えている」

「ひとつには状況を正しく評価しているということを確認すること、ひとつには適切な証拠を集めること、そしてもうひとつは全員の時間を尊重し、結果として誰の時間も無駄にしないということを確実にするということだ」

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