乾杯!ワインにできる最高のフルーツたち

ぶどうがワインの原料として使われているのはよく知られている。でも、実はほとんどの果物やベリーにもワインを作る力があるって知ってた?自宅でワイン作りに挑戦してみたいなら、使える果物の種類はたくさんあって、思わず乾杯したくなるような美味しいフルーツワインが作れる。
クリックしてこのギャラリーを見ながら、フルーツワインを楽しく作って味わってみていただきたい。
ブラックベリーのワイン

ブラックベリーはワイン造りに最適な果実であり、野生の果実を使ったワインの中でも特に優れたものができる。ブラックベリーは自然にたくさん実り、香り豊かな果汁と糖分をたっぷり含んでいる。理想的には、甘い実と酸味のある実をブレンドしてブラックベリーワインを造るとよい。
クランベリーワイン

クランベリーはもともと酸味が強いため、ワイン作りは少し難しい。でも、コツは下準備にある。クランベリーの皮がすべて破れるように粗く刻むことで、発酵中に果汁がしっかりと出やすくなるのだ。
チョークベリーワイン

完熟して状態の良いブラックチョークベリーを使おう。熟していないものや傷んだもの、カビの生えたベリーは最初の段階で取り除くこと。チョークベリーは風味がそれほど強くないため、ワインにする場合はクランベリーやブラックベリーとブレンドして、味にパンチを加えることが多い。
柿ワイン

大きくて赤い栽培種の柿は、ワイン作りに最適で、繊細な琥珀色の飲み物に仕上がる。これは極東で非常に人気がある。ただし、熟していない柿を使うと渋みの強いワインになってしまうので注意が必要だ。
クワの実ワイン

クワの実だけではコクのあるワインになりにくいため、ぶどうジュースやレーズンを加えて風味を補う必要がある。果実は皮を破っておく必要があり、発酵用の袋に入れてやさしく押すのが最も効果的な方法。
アプリコットワイン

木から収穫した、傷んでいない完熟のアプリコット(あんず)を使おう。地面に落ちた果実は、土っぽい風味がワインに出てしまうことがある。できるだけ甘くて果汁の多いアプリコットを選ぶことが、美味しいワイン作りのポイント。
アップルワイン

アップルワインとアップルサイダーの違いについては、いまだに議論が続いている。アップルサイダーはリンゴを砕いて果汁を発酵させて作るが、アップルワインも基本的には同じ工程。ただし、より多くの砂糖を加えるのが特徴である。ワイン作りに適したリンゴの品種には、ハニークリスプ、エンパイア、グラニースミスなどがある。
カシスワイン(ブラックカラントワイン)

多くの愛好家が、これを最高のフルーツワインと評価している。完熟したブラックカラント(カシス)からは、中程度の甘さでコクがあり、複雑な風味のワインができあがる。飲んだ後には、さわやかでキリッとした心地よい後味が残る。
ピーチワイン

この香り豊かなワインは、淡い黄色がかったピンク色と、軽やかで心地よい風味、そしてアーモンドのような香りが魅力。傷んだりカビが生えたりしていない桃を選び、しっかりと果肉をつぶしてから使うのがポイント。
ハックルベリーワイン

ハックルベリーワインは、甘みと酸味のあるベリーをブレンドすることで、深い果実味と独特のフレッシュなベリーの香りが引き立つ。ハックルベリーワイン特有の豊かな香りを引き出すには、傷んでおらず完熟した実だけを選ぶことが重要。
マスカダインワイン

マスカダイン(マスカットやモスカートとは別物)は、アメリカ南部原産のぶどうの品種である。マスカダインぶどうからは、酸味がやや強くアルコール度数が比較的低めの、ミディアムボディの赤・白ワインが作られる。
チェリーワイン

チェリーワインは作るのも楽しく、一口一口がその価値を感じさせてくれる。さくらんぼは風味の深さが魅力の素晴らしいフルーツワインになる果物で、甘みのあるチェリーと酸味の強いチェリーをブレンドすることで、よりバランスの取れた仕上がりになる。
グーズベリーワイン

グーズベリーは、さっぱりとした中辛口の軽やかなワインに仕上がる果物だ。できるだけシーズン初期の小さな緑色のグーズベリーを使うのが理想。シーズン後半の実を使う場合は、砂糖を多めに加えて、少し重めで甘みのあるワインに仕上げるとよい。
エルダーベリーワイン

濃厚で美味しいエルダーベリーワインを作るには、正確なバランスが求められる。ベリーが少なすぎるとワインが薄くなり、熟成しても味が良くならない。一方、多すぎるとタンニンやその他の風味成分が強く出すぎて、口当たりがきつくなり、薄める必要が出てくる。
ストロベリーワイン

果実酒作りに慣れた人なら、ストロベリーワインのレシピの中には酵母を加えずに作れるものがあることを知っている。これは、いちごに自然に付着している野生酵母によって自然発酵が進むため。作る際は、いちごを手でしっかりとつぶすことを忘れずに。
ルバーブワイン

デザートワインとして高く評価されているルバーブワインは、甘くてキリッとした味わいが特徴で、一口ごとに果実のしっかりとした風味を感じられる。甘口のワインが好みなら、はちみつを加えてさらに甘さを引き立てるのもおすすめだ。
ラズベリーワイン

甘さと酸味のバランスが魅力のラズベリーワインは、さわやかで繊細な夏の楽しみのひとつ。ラズベリーはワイン作りにとても適しており、風味や果汁、色合いが自然と引き出される。
パイナップルワイン

自家製のパイナップルワインは、果汁から作られるさっぱりとした低アルコールのデザートドリンク。黄金色で、豊かでドライな自然な風味とほのかにスモーキーな香りが特徴。熱帯地域では非常に人気のあるワインである。
グレープフルーツワイン

ここでのポイントは、まずグレープフルーツの皮をすりおろし、白いワタ(ピス)をすべて取り除き、果肉を一房ずつ分けること。果肉とすりおろした皮を使えば、さっぱりとした酸味とほのかな甘みが調和した、爽やかな辛口のテーブルワインに仕上がる。
イチジクワイン

ハチミツのような甘さと、なめらかでドライな後味で知られるイチジクワインは、乾燥イチジクを使って作られることが多い。一方で、完熟の生イチジクだけで作るワインはやや手間がかかる。風味が凝縮された小粒のイチジクを使うのが理想で、量は多く必要になるが、その分まろやかで熟成感のある仕上がりになる。
スイカワイン

スイカワインは、完熟した果肉を煮詰めて果汁を抽出し、それを発酵・ろ過して作る。食事にもよく合うワインであり、スイカ特有の強い甘みと酸味とのバランスをうまくとることが、美味しく飲める仕上がりへのカギとなる。
ワイルドグレープ(野生ぶどう)ワイン

一般的なワイルドグレープ(野生ぶどう)は、新石器時代から収穫されてきたもので、市販のブドウ畑で栽培される品種とは別物である。野生ぶどうワインを作るには、完熟した実だけを使うことが重要。未熟な青いぶどうを使うと、非常に酸味の強いワインになってしまうので注意が必要。
ブルーベリーワイン

ブルーベリーはワイン作りにとても適している。コツとしては、使用する1〜2日前に冷凍しておくこと。これによって細胞が壊れ、明るくフルーティーな果汁がしっかりと引き出される。
プラムワイン

自家製のプラムワインは、梅を漬け込んだ甘酸っぱい日本のリキュール(写真)と混同されがちだが、こちらは果実自体を発酵させて作る本格的なワイン。プラムワイン本来の味わいは、土っぽさとコクのある風味が特徴で、まろやかで飲みごたえがあり、食後酒としても最適な一杯である。
ジンジャーワイン

冬にぴったりの一杯として親しまれているジンジャーワインは、すりおろしたショウガの根とレーズンを発酵させて作る強化ワイン。深みのある黄金色で、ピリッとした力強い香りが特徴だ。アルコール度数も高めで、しっかりとした飲みごたえがある。
バナナワイン

自家製のバナナワインは香り高い飲み物で、ハチミツのような色合いと軽やかな南国フルーツの風味が特徴的な、ユニークなワインに仕上がる。ワイン作りに使うバナナは、完熟、むしろ皮が茶色くなるほど熟したものが理想とされている。