フワッ、モチッ、サクッの窯ピザに、温泉を使うパスタまで。大分県のイタリアン7選
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パスタやピザとひと口に言っても、その味わいはさまざま。生地にこだわったり、厳選した地元素材に特化したりと、趣向を凝らした華やかなイタリアンは、訪れる人を楽しませてくれるはず。肩肘張らずに楽しめる空間づくりも各店のセンスが光ります。今回は、地元情報誌『シティ情報おおいた』が、大分県内のおすすめのイタリアンのお店を紹介します。
駅近も郊外も。大分市の実力派イタリアン
手打ち生パスタは加水率にこだわりあり!
本格イタリアンを気軽に楽しめる
〈Via Della Chiesa(ヴィア デッラ キエーザ)〉

「自家製ハムを敷き詰めたカチョエペペ」1580円。サラダ、フォカッチャ、ドリンク付き。
ガレリア竹町商店街にある〈Via Della Chiesa〉は、大分にいながら“イタリアのマンマの味”が楽しめる、本格イタリアンレストラン。イタリアで修業していたオーナーが手がける品々は、リーズナブルな価格ながら本場仕込みの味わいです。
県産小麦〈トヨノカオリ〉を主に使用した生パスタは、手間はかかるものの水を通常より多く加えることで、程よい弾力ともちもち食感が生まれるそう。
カチョエペペやペスカトーレなど約6種類が「トヨノカオリ」の生パスタを使用。ほか約3種類のメニューもそろえています。

赤い壁がおしゃれな店内。カウンター席もあり、ひとりでも訪れやすいのも魅力です。
ほかにも、加水率60%以上とこちらも徹底的なこだわりを感じるピザや、「ティラミス」「カンパリゼリー」といったデザートもお忘れなく。ランチタイムにも前菜やワイン、ビールを提供しているので、平日のランチだけでなく週末の昼飲みにもばっちりですね。
郊外のトラットリアで満足ランチを。
〈イタリア料理 RUFINA〉

「Bランチ」3300円。前菜5種、本日のパスタ、本日のメイン料理、ドルチェ2種、自家製バゲット、ドリンクと、充実の内容。
大分市中心部から少し外れ、一軒家が建ち並ぶ住宅街を進んでいくと、「こんなところにあるの?」という場所に現れるのが〈イタリア料理 RUFINA〉です。もともとは大分市府内町で人気を博していましたが、2024年に移転。まちなかの喧騒を離れたここには、ゆったりとした空気が流れています。

モダンな一軒家といった佇まい。ランチは2部制で、前日までの予約が確実。
オーナーシェフ・金澤眞一郎さんがつくるランチコースは「A」「B」のふたつがあり、予算や気分によって選ぶことができます。よりカジュアルな「Aランチ」2200円は前菜4種に本日のパスタ、小さなドルチェ、自家製バゲット、ドリンク付き。食材を可能な限り県産にこだわり、野菜は産直で買いつけているのだそう。お友だちや家族とのランチはもちろん、女子会やカップルでの利用にもおすすめです。
別府市で根強い支持を得る名店
フワッ、モチッ、サクッ。三拍子そろった薪窯ピザ
〈イタ飯屋 アルケット〉

「マルゲリータとプロシュート・ルッコラ(ハーフ&ハーフ)」2400円。トマトソースの旨みと生ハムの塩味、ルッコラのほのかな苦みが好相性。
別府市の餅ヶ浜ビーチにほど近いロケーションにある、ピザの名店〈イタ飯屋 アルケット〉。
素材、生地の発酵具合、窯の温度調整、焼き方などすべてが味に反映されるピザですが、「シンプルだからこそ難しく、つくりがいもある」と店主の松井和政さんは話します。
イタリア産の小麦粉を使った生地を手早く伸ばし、薪窯へ投入してわずか90秒ほどで焼き上がるピザは、「フワッと、モチッと、サクッと」食感が特徴。薪窯は生地が水分を失いすぎず、モチッとした食感を生み出し、短時間で焼くことで小麦の旨みを閉じ込めます。

黄色の壁に写真が飾られた店内は、イタリア南部のお店をイメージしたのだとか。
香ばしく焼かれたピザ「マルゲリータ」は、トマトや良質なチーズの旨みに、小麦粉の風味が口中に広がり、ふっくらモチモチの食感が楽しめるのが特徴。湯布院産のルッコラと生ハムをトッピングした「プロシュート・ルッコラ」も見逃せません。
目移りするほどの豊富なメニュー
旨みたっぷりのスープが沁みる〈balena(バレーナ)〉

「スパゲッティランチ」1350円。写真は「若鶏とマッシュルームのカレー風味」。
別府でおいしいイタリアンランチをおなかいっぱいいただくならこちら。
24種類もの豊富なメニューから好きなスパゲッティを選べる〈balena〉の「スパゲッティランチ」は、パン、サラダバー、プチデザート、ドリンクが付いてくるという大満足のボリューム! トマトやクリームソース、オイル系など幅広いラインアップは、どれにしようか迷ってしまうほど。
旨みを足すのにカツオと昆布のだしを加えているため、スープパスタのような仕上がりになっているのが特徴です。残ったスープも最後の一滴まで味わいたくなってしまいます。

ソファ席のほかカウンター席も充実しているので、家族連れでもひとりでも気軽に入れます。
ランチはスパゲッティ以外にピザやオムライスも。訪れるたびに違うメニューが楽しめるので、行きつけになりそうです。
まだある! その他のエリアの人気店
竹田の食材と名湯を生かすイタリアン
〈Kana’s kitchen at RecaD〉

「フルコース」2700~3000円。パスタ、自家製温泉水パン、前菜6種盛り、デザート、コーヒーが付く充実の内容です。
色彩豊かな野菜をふんだんに盛り付けた前菜から、お皿の縁にまで美しくソースをあしらったパスタ、華やかなデザートまで。〈Kana’s kitchen at RecaD〉の五感で楽しむ繊細な料理は、内容が毎週更新されるというから驚きです。その食材選びの軸となるのは、地元農家から直送の季節の野菜。生産者が手塩にかけて育てた野菜の魅力を、もっと知ってほしいという思いがひと皿ごとに詰まっています。

城下町の雰囲気にもなじむ、風合いを感じさせるカウンターやテーブルが目を引きます。
さらにメインのパスタには一風変わった調理法を採用しています。世界屈指とも称される名湯・長湯温泉の炭酸泉を使い、パスタ麺を湯がくことで、素材の持ち味が引き立ち、深みのある味が増すそう。縁に添えたソースを途中で絡めていただくと、また新たな味に出合えます。
地元食材を生かした旬を感じるパスタ&ピザ
〈イタリア料理 TRATTORIA STILE
(トラットリア・スティーレ)〉

「ピッツァランチ」1350円。日替わりのピッツァを楽しむことができます。
大分県の玄関口・国東市安岐町にオープンして23年の〈イタリア料理 TRATTORIA STILE〉は、地元民に愛されるカジュアルイタリアンのお店。オーナーシェフである平野純也さんは隣接する割烹〈平野屋〉の3代目。子どもの頃から料理人を志していたそうで、店舗営業のほか国東市と杵築市で定期的にイタリア料理教室も開催しています。

毎週金・土曜は〈平野屋〉の一角で〈新町サワースタンド〉をオープン。約10種類のサワードリンクが人気です。
ランチメニューは「ピッツァランチ」と「パスタランチ」の2種類。どちらも地元野菜をふんだんに盛りつけた前菜に、ドリンク、ドルチェまでセットになった満足度の高い内容です。本場ナポリピザの基本レシピに倣って常温で5~6時間、冷蔵庫で1日かけて低温発酵させたモッチリ生地のピザは絶品。複数人で訪れてピザやパスタをシェアしながらいただきましょう。
手間をかけてつくられる生麺だからこその味わいを求めて。
〈生パスタOOIWA〉

「秋サンマのコンフィ トマトソース」1450円。四季折々の食材を使った料理も魅力的。
福岡での開業から今年で20周年を迎えた、佐伯のまちで愛されるイタリアンレストラン〈生パスタOOIWA〉。素材や調理にとことんこだわったパスタやピザがいただけます。
パスタはオーナー自ら小麦粉をブレンドした手づくりの生麺を使用しており、乾燥麺とは違う、もちもちシコシコの食感が楽しめるのが特徴。メニューによってスタンダードな白細麺とほうれん草を練りこんだ平麺を使い分けており、バラエティの豊かさがさらに際立ちます。

5種類ものチーズを使っているピザも、こだわりが詰まった必食のひと皿。
パスタだけでなく、こちらはピザもおすすめ。数回に分けて時間をかけてつくられた生地は、高温の石窯で一気に焼くことで外はカリッと、中はもちもちな食感に。
ピザはテイクアウトもできるほか、飲み放題付きのコースメニューもあるので、ぜひいろいろなシーンで利用してみてくださいね。
今回はほんの一部で、大分県内各地にはまだまだオススメのイタリアンがたくさんあります。ランチはもちろんディナーも魅力で、デザートやワインなども一緒に楽しめば特別な時間になりそう。オシャレな空間に本格イタリアン、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
*価格はすべて税込です。
credit edit:シティ情報おおいた編集部