近所に引越してきたのは同級生。引きこもっていることが知られたら恥ずかしい!/再生のウズメ(3)

近所に引越してきたのは同級生。引きこもっていることが知られたら恥ずかしい!
田村ウズメは元子役の40歳。役者になる夢を28歳であきらめ、以降は就職もせず、部屋にこもり続けて早12年。「なんで私は、こんな生き方しかできないの?」とモヤモヤした気持ちを抱えながらも、もはやどう変えればいいのかも分からない――。
そんな娘を見かねた母親は、一縷の望みをかけて「便利屋」を頼ることに。ウズメの汚部屋を片付けにきた便利屋のスタッフ・興梠(コオロギ)は、演技経験のあるウズメを「代行スタッフ」として便利屋にスカウトして…!?
引きこもりアラフォー女の人生再生譚『再生のウズメ』を11回連載でお送りします。今回は第3回です。
※本記事は天堂きりん著の書籍『再生のウズメ』から一部抜粋・編集しました。

ウズメの小学校の同級生でしょ

だって今の私こんなだよ!?

はぁ~!? 同級生に知られたくないですって?

いつまでこんな生活続けるつもり!?

お母さんが家に帰ってきなさいって言ったんじゃない...!

やっぱり私なんてあの時死ねば良かったんだよ

うん、そう...お姉ちゃんのこと

部屋にこもったまま出てこないわ

このまま振り出しになんか戻らせるもんですか!
著=天堂きりん/『再生のウズメ』