ミス・ユニバース日本代表の宮本エリアナ「“色がうつるからプール一緒に入りたくない”とか…」“ミックスルーツ”の人たちが経験した、心無い差別発言の実態とは

ミス・ユニバース日本代表の宮本エリアナ「“色がうつるからプール一緒に入りたくない”とか…」“ミックスルーツ”の人たちが経験した、心無い差別発言の実態とは

10月21日放送の『上田と女がDEEPに吠える夜』のテーマは“ミックスルーツ”。ミックスルーツを持つ出演者たちが、いじめや差別の経験をDEEPに語り合った。

複数の国や地域にルーツを持つ人たちを指す言葉“ミックスルーツ”。ミックスルーツの人たちを対象にした調査では、“ルーツにまつわるいじめ・差別を経験した”と答えた人は約7割にのぼる(複数ルーツの人々のアンケート調査委員会(下地ローレンス吉孝・市川ヴィヴェカ)2024,『日本における複数の民族・人種等のルーツがある人々のアンケート調査結果』より)。

実際、日本とアメリカのミックスの女性から、「小学生の時はハーフだっていうことでいじられたりとか、“ガイジン”って言われたりとかはしてました」といった実体験や、日本とフィリピンのミックスの女性から、「私だけ肌の色が黒いっていうのと、名前がカタカナで“ケイリン”なんですけど、“ケイリンってなんだよ”みたいな。それでやっぱいじめにあうことが多々あったんで。ハーフっていうの、それがコンプレックスに思ってた時代がありました」という切実な声が聞かれた。

スタジオでは、WEST.の中間淳太が「日本と台湾のハーフで、6年間台湾に住んでたことがあります」と切り出し、小学4年生〜中学3年生まで、台湾の日本人学校に通い、台湾で生活していたことを回顧。そこでMCの上田晋也が「日本に来て戸惑ったりとかはしなかった?」と尋ねると、中間は「関西だったので。ノリツッコミの文化あるじゃないですか、関西ならではの。あれがあんまりわからなくて。みんな、“オチないんかい!”とか言うんですけど、“オチってなに?”って感じ。そこでしばらく友だちできなかったですね」と当時の葛藤を振り返った。

そして、青山テルマは「父がトリニダード・トバゴと日本のハーフで、母が日本人なので、クォーターです」とルーツを明かし、2015年ミス・ユニバース日本代表の宮本エリアナも「私は父がアフリカ系アメリカ人で、母が日本人」と説明。さらに、高橋ユウは「私は母がフィリピン人です。で、父が日本人のハーフになりますね」と打ち明け、モデルのアリアナさくらは「私は父がアメリカ国籍なんですけど、イタリアとアイルランドのハーフなんですよ。で、お母さんが日本人なので、クォーターでもありハーフでもあるみたいな。ちょっとよくわかんない立ち位置みたいな感じです」と自身のルーツを明言した。

そんな中、青山は「私、奈良出身なんですけど。その時代は本当にミックスの子が少なくて。親が、“普通の日本の学校行っちゃうといじめられるんじゃないか“って言って、インターナショナルスクールに通わせてもらってたんですけど」と切り出し、電車に乗っている時に「英語でしゃべってたりとか英語の本を読んでると、“お前国帰れや”みたいな。っていうのは結構もう数えきれないくらい」と普通のサラリーマンからまさかのひと言を突きつけられたことを思い返すと、一同騒然。

続けて長崎県佐世保市出身の宮本は、「米軍基地があるんですけど。軍の子たちって軍の中の学校に行くんで、外の普通の一般の公立の学校とかに行く子って離婚してるとか、そういった子たちが多いんですね」と振り返り、プールの授業では、「私は特に黒人だったので、“色がうつるからプール一緒に入りたくない”とか」と幼少期に受けた差別を吐露し、上田は「ひどいな」と驚き。

さらに、「遠足とか、“隣の子と手つないで歩きましょうね”ってあるじゃないですか。その時も、“手つなぎたくない”とか」と思い返した宮本は、自身のカーリーヘアを指差し、「結構、髪の毛とかもいじられるんですけど。“そういうこと言わないの”みたいな。しっかり注意してくれるみたいな先生はいなかったですね」と表情を曇らせた。

そして高橋も、「中学生の時に同じ学年でハーフってほとんどいなくて」と話し始め、「廊下歩いてたら遠くから、“アイツ嫌い”みたいな聞こえてきて。“誰かのこと言ってんのやろな”とか思ったら、“そんな大きい声で言ったらあかんて”みたいなことをもう1人が言ってて。そしたらもう1人が“日本語わからへんしええやろ”みたいな」と陰口を言われていたことを回顧。その時の心境について、「“私のこと言ってる”っていうのがわかって。いじめの対象になった瞬間に、いきなり外国人扱いされるみたいな。それ結構ショックでした」と打ち明けた。

他にもアリアナさくらが、「毛だるまだったんですよ、小学生時代に。眉毛もつながってたし、とにかく剛毛女子みたいな感じだったんですよ、顔が」と思い返し、「なので、近所のおばあちゃんとかに“失敗ハーフ”みたいなワードで言われたことがあって。“言わんでいいのに”っていうのはめっちゃ思いましたね」と、容姿を引き合いに傷つけられたことを吐露。

それを受けて中間も、「僕は台湾とのハーフなんで、ぶっちゃけ見た目ハーフってそんなわからないと思うんですよ。アジア人同士なんで」と切り出し、「だから昔クラスメイトに、“お前ハーフやけど残念やな”って言われたことがあって。“なんかもったいないな。お前わからへんからめっちゃ損してるよな”って言われて。でも損も得もないでしょ」と考えを口にすると、スタジオからは共感の声が上がり、ミックスルーツへの理解を深める夜となった。

写真提供:(C)日テレ

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