人が最期に後悔することとは:緩和ケアに20年携わった看護師のリアルな証言
悔いのない人生はない

人生の終わりが見えてから、後悔に苛まれるのが人間のさがというものだ。ジョン・レノンも「人生なんて、計画を練っているときに起きる予定外の出来事のことさ」といっている。
緩和ケアに携わる看護師

では、人々は人生の最期に一体、何を後悔するのだろうか? これについて、緩和ケアに携わってきた看護師のジュリー・マクファデン氏には一家言あるようだ。
画像:Youtube - DEAD Talks Podcast
20年あまりの経験

マクファデン氏は20年あまりにわたって、余命宣告を受けた患者たちのケアを行ってきたことから、死を目前にした後悔について誰よりも詳しいのだ。
画像:Pexels - Kampus
「健康にもっと感謝すべきだった」

ポッドキャスト番組『DEAD talks』に出演した同氏は、「自分の健康にもっと感謝すべきだった、というのは死の床にある人がよく口にする言葉です。たびたび耳にするパターンですよ」とコメント。
画像:Unsplash - Alexander Gray
健康を気遣うのは大切

つまり、不治の病にかかるまで、健康を気遣おうとしなかったというのは取り返しのつかない誤りだというわけだ。
画像:Unsplash - Hush Naidoo Jade Photography
人は健康を過小評価しがち

これについては、マクファデン氏自身も不治の病に冒されたことはないとはいえ、自分の健康を過小評価してしまう傾向があると認めている。
画像:Youtube - DEAD Talks Podcast
最大の後悔は優柔不断や失敗、チャンスを逃した経験ではない

人生における後悔と言えば、優柔不断や失敗、チャンスを逃した経験などが思い浮かぶが、マクファデン氏によれば、それよりも健康にまつわる後悔の方が大きいのだそうだ。
生存本能

結局、人間も生きものであるからには生存本能があり、死に直面すると、少しでも長生きしようとするものらしい。そこで、生への執着の一種として、健康にまつわる後悔が生まれるのだ。
画像:Pexels - Tima Miroshnichenko
あたりまえの出来事を大切に

そのため、同氏は「目が見えること、歩けること、ただ息ができること」をありがたく感じるようになり、「肌に陽が当たる感覚など、日常に小さな変化をもたらす出来事を大切にしている」そうだ。
画像:Unsplash - Olga Kononenko
孤独死はさらにつらい

また、マクファデン氏いわく、ひとりで死に直面すると、こうした後悔は倍増するとのこと。死はそれ自体がつらいものだが、誰にも見守られることなくこの世を去るのは一層、つらいのだ。
画像:Unsplash - Vladimir Fedotov
The Daily Digest をフォローして世界のニュースをいつも手元に