ワークマン社員の間で人気「ベスト3」商品の実力

 ワークマン従業員“推しグッズ”ベスト3位を発表 ,  ベスト3位「2900円・高反発素材シューズ」履いて走ってみた ,  ベスト2位「2900円・着る断熱材」正直な感想 ,  ベスト1位「1900円・疲労回復ルームウェア」プラセボかと思ったが…!? , 部屋着として現在進行形で愛用

「日頃から使っており、他の人にもオススメしたいアイテム」といったテーマで、ワークマンの社内アンケートを行った(筆者撮影)

「高機能・低価格」に強みがあるワークマン。ではそこで働くスタッフたちから根強い支持を受けている商品は何なのだろうか?

【画像を見る】ワークマンスタッフの間で人気の商品ベスト3はこんな感じ

ワークマン従業員“推しグッズ”ベスト3位を発表

佐藤:ワークマン従業員が私生活で愛用している“推しグッズ”を調査して、それを私が検証する企画ができたら面白いと思うのですが……。

ワークマン社員:わかりました。広報部のメンバーに聞いてみます。

佐藤:すみません、もし可能なら総務部や営業部など、幅広い感じで調査したいんです。年齢や役職もバラバラな感じだと嬉しいなって。

ワークマン社員:なるほど。では社内アンケートを大々的に行う形でやってみましょう!

社内アンケートは「日頃から使っており、他の人にもオススメしたいアイテム」といったテーマで行った。回答者数は163名。回答者の役職はパート、店長、チーフ、マネージャー、部長代理、部長……。所属部署は直営店、総務部、人事部、営業企画部、生産管理部、製品開発部、財務部、スーパーバイズ部、ロジスティクス部、カスタマーサービス部など多数。

アンケートは複数回答可で、それぞれのアイテムごとに一言ずつ「従業員のコメント」を書いてもらった。集計の結果、全部で約330個の“推しグッズ”が判明。ランキング順にまとめた結果がコレだ。

1位 疲労回復ルームウェア「MEDIHEAL(メディヒール)シリーズ」 33票
2位 着る断熱材「XShelter(エックスシェルター)シリーズ」 31票
3位 高反発素材シューズ「ハイバウンス・シリーズ」 17票
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アンケート調査の結果(筆者撮影)

今回私はこのランキングベスト3に入ったシリーズラインナップの中から「税込2900円以下」で「秋冬に活躍しそう」な商品をピックアップ→徹底検証を行った。選んだのは下記3点の推しグッズだ。

1位「MEDIHEAL(メディヒール)シリーズ」→メディヒール(R)ルームパイル長袖クルーネック(税込1900円)
2位「XShelter(エックスシェルター)シリーズ」→XShelter断熱βライトウォームジャケット(税込2900円)
3位「ハイバウンス・シリーズ」→ハイバウンスウォーク(税込2900円)

3位から順に紹介していく。

ベスト3位「2900円・高反発素材シューズ」履いて走ってみた

ベスト3位に選ばれた「ハイバウンス・シリーズ」は、ワークマンシューズの代名詞である高反発素材「Bounce TECH(バウンステック)」を使用した、長時間の歩行でも疲れにくいと話題のアイテムだ。

今回私は同シリーズの『ハイバウンスウォーク(税込2900円)』を検証した。この製品はつま先が反り上がっているため、スムーズな重心移動+つまずきづらい構造になっている。カラーはブラックとホワイトの2種類展開。公式サイトの口コミ☆4.3/5(レビュー257件)。今回の社内アンケート調査では、「普段履き、これ一択(総務部・部長)」「このクッション性と靴の完成度でこの価格は素晴らしい(開発部・部長)」「コスパ最高(人事部・チーフ)」といった声が寄せられている。

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ハイバウンスウォークはこんな感じ(筆者撮影)

私は初めてこのシューズを履いたとき、「重さは普通だけど、今ジャンプしたら過去一で高く飛べそうな気がする!」といった感想を抱いた。それくらい、ハイバウンスウォークのクッション性の高さに衝撃を受けたのだ。実際に履いて街を歩いてみると、地面を弾くような感覚に最初は違和感を覚えたが、数十分ほどで身体に馴染んだ。足の負担が軽減され、前に進む力が増している感覚が抜群にいい。これはたしかに推せるアイテムだ。

なお、使い方としてはビジネスの場より、カジュアルの場が向いてそうだ。スーツと革靴との組み合わせと比べたとき、ハイバウンスウォークはやや靴の主張が強いような感じを受けた。

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黒スーツと合わせるとこんな感じ(筆者撮影)

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ウォーキングでの使用がGOOD(筆者撮影)

私服でのコーディネートでは特に問題を感じなかった。個人的には黒色のパンツに白色のハイバウンスウォーク、ここに白シャツを合わせたモノトーンコーデなら、大事なデートがある日でも着ていけるだろうなと⋯⋯(残念ながら筆者には無縁のシチュエーションですがね)。同製品は値段が安いため、汚れたら使い捨てる前提で、ホワイトを購入するのはありかもしれない。

雨の日に滑る・濡れるといった不具合は起きなかった。ただしランニングなど激しい運動をすると、足の甲の部分がメッシュ素材等ではないため、構造的に靴内部が少しだけ蒸れやすいか。ウォーキング程度の運動であれば気にならなかったが、夏場よりも冬場向きのシューズだと思う。ちなみにこのシューズを履くと、少しだけ背が高くなれる。

ベスト2位「2900円・着る断熱材」正直な感想

ベスト2位に選ばれた「XShelterシリーズ」は、2024年に40万点を生産→同年にすべて売り切れた、今大注目の暖冬対策ウェアだ。外気温の影響を遮断して、衣服内を快適な温度に保ってくれる。とどのつまり“着る断熱材”“着る魔法瓶”といったイメージの製品だ。

今回私は同シリーズの『XShelter断熱βライトウォームジャケット(税込2900円)』を検証した。詳細は別記事(海外の寒さで徹底検証してわかった! ワークマン《着る断熱材》が“最強アウター”と呼ばれる理由――2900円の本気クオリティに驚いた)に書いたが、同製品は断熱・吸光発熱・保温・防風・耐久撥水・軽量……充実した機能性を備えており、特に防寒力は“アウター最強レベル”と表現しても大げさではない。公式サイトの口コミ☆4.4/5(レビュー302件)。

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2900円のXShelterはこんな感じ(筆者撮影)

私はこのアウターを持って、日本よりも先に冬が訪れているヨーロッパ(外気温3~5℃の環境下)へ移動。周りの人がマフラーや手袋を付けて歩いている中、ヒートテックタイツ上下+YONEXの半袖半ズボン+エックスシェルター……誰がどう見ても寒そうな格好で1週間ほど活動したが、毎日快適に過ごすことができた。

ところがどっこい。なんと今回の社内アンケート調査で、同製品を選んだ人は誰もいなかった。検証後によくよくアンケート結果を分析したところ、ワークマン従業員が選んだエックスシェルターの一番人気は『XShelter断熱α防水防寒ジャケット(税込5800円)』だったのだ。

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5800円のXShelterはこんな感じ(筆者撮影)

同製品は防水と防寒機能を併せ持っており、現場からは「冬の朝、このXShelterに救われる(スーパーバイズ部・チーフ)」「防寒着の中では軽いほうで、寒い冬に大活躍(生産管理部・担当)」「とても暖かいのに分厚すぎず動きやすい(直営店・店長)」といった声が寄せられている。

私が推しているエックスシェルターと、ワークマン従業員が推しているエックスシェルター。どちらの製品を購入するか迷った際は、どちらも優れた防寒力を持っていることを前提に、デザインや価格等を考慮しながら判断してほしい。

ベスト1位「1900円・疲労回復ルームウェア」プラセボかと思ったが…!?

ベスト1位に選ばれた「MEDIHEALシリーズ」は、2021年の販売開始から累計170万着を販売した、人気のリカバリーウェアだ。この製品は遠赤外線の血行促進作用により「疲労回復」「血行促進」「筋肉のハリやコリの緩和」「筋肉の疲れを軽減する」などの効果が期待できる(効果には個人差がある)。一般医療機器に分類される「家庭用遠赤外線血行促進用衣」で、とどのつまり“着る医療機器”といったイメージの製品だ。

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メディヒールの売り場(筆者撮影)

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人気のほどがうかがえる(筆者撮影)

今回私は同シリーズの『メディヒール(R)ルームパイル長袖クルーネック(税込1900円)』を検証した。公式サイトの口コミ☆4.4/5(レビュー302件)。今回の社内アンケート調査では、「整えたい(総務部・パート)」「触り心地がよくて父にプレゼントしました(直営店・店長)」「血流測定実験を見て効果を実感。ルームウェアで着てます。快適です(スーパーバイズ部・部長)」といった声が寄せられている。

市場に出回っているリカバリーウェアが数万円前後することを考えると、業界泣かせの破格設定。実際の使用感はどうなのか……。恐る恐る着用してみたところ、お! 肌触りがよく、着心地がめちゃくちゃいい。ゆったりしたサイズ感で、締め付け感がない点も気に入った。

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メディヒールを着ている筆者。最近はいつも自宅でこの格好で過ごしている(筆者撮影)

部屋着として現在進行形で愛用

部屋着として優れていると確信した私は、自宅でライターの仕事をする際に着用。検証した結果、日々悩まされている職業病の肩凝り、背中のハリといった症状が、通常時よりも20~30%ほど緩和しているような感覚があった。プラセボ効果なのではないかと疑っていた時期もあったが、どうにも違うような気がしており……。どちらにせよ、私はこの服を部屋着(仕事着)として現在進行形で愛用している。

なお同製品はユニクロのヒートテックと異なり、ピタッと感がないので屋外用のインナーには向かない。私はこの服だけを着て買い物に出かけたとき、防寒力はそこまで高くないと感じた。あくまで屋内用、リカバリーウェアとして着るのがよさそうだ。

【画像を見る】どれか1つお試しで買ってみようかな⋯⋯と迷っているそこのアナタ! 本記事でご紹介できなかった写真を多数掲載。参考情報として、ぜひコチラもご覧ください。