メーガンさんが8年ぶりに映画出演へ “現場で高評価”はいつまで続くか

■伯父の性的虐待疑惑を問われ……, ■ヘンリー王子のスピーチを問題視, ■退役軍人の支援の場でメーガンさんの名前を, ■約8年ぶりの映画は「カメオ出演」

■伯父の性的虐待疑惑を問われ……

 ウィリアム皇太子(43)は11月3日、ブラジルのリオデジャネイロに飛び、アースショット賞の授賞式に臨んだ。この賞はウィリアム皇太子が2020年に創設したもので、今年で5回目。毎年、環境保護に貢献した5人の受賞者に対し、英国王立財団から賞金が授与される。

 ウィリアム皇太子は授賞式後、ステージ上でCNNからインタビューを受けた。司会者はアースショット賞について尋ねた後、最近の英王室の現状へと話題を進めた。「このところ、あなた自身のご家族に大きな“変化”がありましたね。この“変化”についてお話いただけませんか」という。これは、皇太子の叔父にあたるアンドルー(65)が、未成年への性的虐待疑惑により正式に「王子」などの称号をはく奪され、アンドルー・マウントバッテン・ウィンザーになったことなどを意味するのだろう。

 この質問に、ウィリアム皇太子は何と返事をするのか。人々が固唾を飲んで見守るなか、皇太子は落ち着いて答えた。「アースショット賞は、“変化”の典型的な例です。私は世界に変化をもたらし、良いことを行いたいと思う人たちに囲まれていたいのです」。

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■ヘンリー王子のスピーチを問題視

 ウィリアム皇太子が家族のスキャンダルに触れなかったことに、称賛の声が上がった。「皇太子はわなを見抜く賢さを持ち、巧みに回避した。家族の汚点に足を取られ、自分がやるべきことを台無しにすることはなかった」「誘導尋問に引っかからず、丁寧に受け流して先に進んだ。これこそがリーダーの姿勢だ」「皇太子はヘンリー王子とは違って、公の場で身内のことを漏らしたりはしない。すぐに方向転換して自分が貢献したいと願うこと、つまり地球により良い未来をもたらすことに集中した」など、いずれもウィリアム皇太子を高く評価するものだった。

 一方、ヘンリー王子(41)は、ウィリアム皇太子がリオデジャネイロに滞在した同時期に、カナダのトロントで退役軍人の記念大会に出席した。その時の彼のスピ-チの内容が問題視されている。

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■退役軍人の支援の場でメーガンさんの名前を

 ヘンリー王子はかつて10年ほど軍務に就き、アフガニスタンにも2度派遣された経験を持つ。スピーチでは、まず退役軍人へのねぎらいの言葉を口にした。だが、「カナダに感謝している」と言ったあと、「私に妻のメーガンを提供してくれたから」と付け加えたのだ。

 はて?と首をかしげる人が多かった。なぜなら、メーガンさん(44)はカリフォルニア州出身のアメリカ人で、カナダ人ではないからだ。「“提供”とはなんて奇妙な表現だろう。もうヘンリーは口を閉じていたほうがいいのではないか」「カナダの退役軍人を支援するためにトロントまで行ったのに、結局妻を称賛か。やはり彼女の指示があったのだろう」「ヘンリーはまだメーガンが自分を破滅させたことに気付いてないようだ」など、呆れと批判が渦巻いた。

 兄のウィリアム皇太子は自分が何をするためにリオデジャネイロに来たのかを軸に据えて全くぶれず、家庭内のスキャンダルへの誘導尋問を巧みに回避した。一方、カナダで退役軍人の前で妻の話題を持ち出すしかない弟のヘンリー王子。兄弟の思考の違いが明らかになったと言われている。

 一方、そのメーガンさんが女優復帰を発表した。出演する映画は「クロース・パーソナル・フレンズ」で、ロサンゼルス・パサデナのアマゾンMGMスタジオで撮影に臨んだ。共演者はリリー・コリンズなどで、二組のカップルが登場して、恋愛コメディを繰り広げるストーリーだそうだ。今のところ公開時期は未定だ。

■伯父の性的虐待疑惑を問われ……, ■ヘンリー王子のスピーチを問題視, ■退役軍人の支援の場でメーガンさんの名前を, ■約8年ぶりの映画は「カメオ出演」

■約8年ぶりの映画は「カメオ出演」

 今回の映画出演は、メーガンさんにとっては約8年ぶりとなる。だが、カメオ出演に過ぎないという。カメオ出演とは、多くの人に知られる人物がごく短く顔を出すこと。観る人に与えるインパクトは強いといわれ、多くの作品で採用されている手法だ。ただ、ロイヤルにも前例があり、2010年、ヨーク公爵夫人セーラ元妃(当時)が人気ドラマ「フレンズ」にカメオ出演している。

 メーガンさんは王室離脱後、ロイヤルの肩書を利用することで、絵本作家、プロデューサー、声優、ネットフリックスの番組出演、起業家など、あらゆるチャンスを与えられた。しかし、成功したものはほぼゼロで、行き着いた先がカメオ出演だった。

 かつてオーデションを受けても、「白人の役をするには肌が黒すぎ、黒人の役をするには肌が白すぎると拒否され、自尊心をひどく傷つけられた」と話したメーガンさん。現在、撮影現場で共に働く人たちは、「メーガンは気さくで親切だ」と話すそうだ。しかし、彼女の英王室でのひどいいじめやスタッフが短期間で次々に辞めていくことを考えると、その良い評判がいったいいつまで続くか心配する声も高い。

(ジャーナリスト・多賀幹子)

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