朝ドラ「ばけばけ」第9週(11月24日~)はラブ!おトキちゃん(髙石あかり)の恋敵?リヨ(北香那)参戦、おじじ様(小日向文世)の恋も進展?

連続テレビ小説「ばけばけ」の登場人物、江藤リヨ(北香那)(C)NHK
女優の髙石あかりがヒロイン松野トキを演じるNHK連続テレビ小説「ばけばけ」(総合ほか)第9週「スキップ、ト、ウグイス。」(第41~45回、24日から)の予告が21日、放送された。次週から島根県知事、江藤安宗(佐野史郎)の娘、リヨ(北香那)が登場。ヘブンに好意を抱き、物語をかき乱すものと思われる。彼女の登場でトキとヘブンの関係はどうなるのか。SNSにも大きな反響が寄せられている。
朝ドラ「ばけばけ」第8週「クビノ、カワ、イチマイ。」(第36~40回)振り返り(ネタバレあり)
家族にヘブンの女中になることを認められたトキは、ある日、ヘブンから「ビア」を買ってきてほしいと頼まれた。初めて聞くビアという言葉に意味がわからないトキは「琵琶」や「ヒエ」など思いつくものを用意するがどれも「不正解」。英語が理解できず空回りが続くトキは、ヘブンにビアの絵を描いてくださいと頼む。瓶に注がれる絵を見て、トキは初めてビアが飲み物だと知る。通訳の錦織友一(吉沢亮)に教えられ、松江市内で唯一舶来品を扱う「山橋薬舗」でビアを購入したトキ。帰宅したヘブンに意気揚々とビアを差し出すが、瓶を振って栓を開けてしまったせいで、ビアが一気に吹き出した。クビになりたくないトキは再び同薬舗へ向かい、今度は慎重に開栓。ヘブンに誘われ、乾杯したトキは初めてビアの味を知った。
少しずつコミュニケーションも工夫できるようになったトキだが、雨戸を閉める音で書き物に集中するヘブンを怒らせ、家を追い出されてしまう。母フミ(池脇千鶴)の怪談を聞き不安を拭おうとするが、心配は消えない。そのころ、寝室に入ったヘブンは、布団の上につられた蚊帳に目を見張る。蚊帳を説明するトキの絵を見たヘブンは「スバラシ!」と歓喜。トキの気遣いは確実に届いていた。
女中としては未熟ながら、トキは武家の娘として身につけた作法を生かし、少しずつヘブンに認められていく。トキは、生け花や茶の湯を学び直すため、生母である雨清水タエ(北川景子)のもとを訪ねた。タエは物乞いをやめ、長屋でつつましく暮らしていた。トキはタエが前向きになってくれたことがうれしかった。その後も失敗は続き、トキはアイロンでシャツを焦がしてしまう。クビを覚悟して謝り続けるが、ヘブンは「ケガナイ?」と日本語で語りかけ、「気をつけて」とトキを気遣った。

(手前から時計回りに)小谷春夫(下川恭平)、正木清一(日高由起刀)、錦織丈(杉田雷麟)、レフカダ・ヘブン(トミー・バストウ)、錦織友一(吉沢亮)、松野トキ(髙石あかり)(C)NHK
ある日、スキップをマスターしようと錦織が中学の廊下でこっそりと練習に励んでいた。その様子を生徒の小谷春夫(下川恭平)と正木清一(日高由起刀)、錦織の弟の丈(杉田雷麟)、そしてヘブンが目撃。ヘブンが生徒3人にやってみるよう促すと、丈たちはコツをつかんですぐにできるようになった。興味を持った3人は、スキップがどこで生まれたものなのかが気になり、錦織が「先生が生まれたアメリカのものですか?」と尋ねた。ヘブンは「私はアメリカ生まれではない」とムッとして答えた。
ヘブンはその日、錦織兄弟、小谷、正木を連れて帰宅。ヘブンのことをほとんど知らない4人は、ヘブンのことをもっと知ろうと、自宅を訪ねてヘブンにまつわるクイズをすることになった。ヘブンが産まれた国がギリシャで、2歳でアイルランドに渡り、その後、フランス、アメリカ、マルティニークで生活したことなど、意外な生い立ちが明らかに。嫌いな日本の食べ物が「糸こんにゃく」であることを当てたのはトキのみ。ヘブンがアメリカで1カ月だけレストランを開いていたことも判明した。
トキと生徒たちが正解するなか、錦織だけが正解なしでクイズが終了。面目が立たない錦織は、恋人のイライザ・ベルズランド(シャーロット・ケイト・フォックス)の写真を見つけ、「それを問題にしてもらえませんか? その方が、奥さまかご姉妹か、それとも…」と切り出した。その写真をヘブンが大事にしていることを知るトキは「あのお写真のことは、あまり伺わないほうがよいかと」と口をはさみ、「なぜだ?」という錦織に「それは…きっとですが、先生の大切な方だからです」と答えた。ビールをこぼしてしまった時、トキはそれを感じていた。ヘブンはトキの思いやりを言葉ではなく心で感じ取り、「シジミサン、チャンピオン、コングラチュレーション」と拍手。賞品の「ヴードゥー人形」を渡した。ヘブンによると、この人形に針を刺して願いをかなえたり呪ったりするのだという。トキは「丑の刻参りの藁人形みたいな!」と大喜びした。
後日、ヘブンが描いた絵には「ヨロシク」の言葉。トキは「こちらこそ、よろしく、ねがいます」と返し、女中として認められた喜びを胸に上機嫌で買物へ出掛けた。スキップは相変わらずできなかったが、「まぇええか」と気分は晴れやかだった。
第9週「スキップ、ト、ウグイス。」の予告は、リヨが「私のライバルなのかしら?」と言い放ち、トキが少し戸惑うようなシーンからスタート。その後、トキの祖父・勘右衛門(小日向文世)が、好意を寄せる上野タツ(朝加真由美)と楽しそうに会話し、そこに「恋をするのに年齢は関係ございません」というセリフが重なった。また、ヘブンとリヨが“デート”をしているような雰囲気のカットもあり、最後はトキが真剣な表情で相撲の稽古である「鉄砲」をする場面で締めくくられていた。どうやら次週は、ヘブンをめぐるトキとリヨ、さらに勘右衛門とタツたちの恋愛模様などが描かれるとようだ。視聴者も興味津々で、SNSには「来週新たな人物が出てきて面白そう」「恋敵ってイライザさんだけじゃないのね」「北香那ちゃん!」「あらら勘右衛門w」「来週はおじじ様の恋も進展!?」「おじじ様モテ期? 違うか」などの声が寄せられている。

松野トキ(髙石あかり)(C)NHK
朝ドラ「ばけばけ」とは?
松江の没落士族の娘、小泉セツと、その夫で作家のラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルとした物語。島根や熊本などを舞台に、怪談を愛し、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の姿をフィクションとして描く。脚本は「バイプレイヤーズ」(テレビ東京)や「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」(総合)などで知られるふじきみつ彦氏。主題歌「笑ったり転んだり」をハンバート ハンバートが歌う。