「魚介離れ」がすすむ日本:いま、世界で一番魚を食べている国はどこ?

食事における「魚離れ」が進む日本

食事における「魚離れ」が進む日本, アジアやオセアニア地域では増加, 魚介類消費量のピークは1988年, 世界第1位から12位へ, 1位:モルディブ, 2位:アイスランド, 6位:ポルトガル, 7位:アンティグア・バーブーダ, 9位:マレーシア, 10位:セーシェル共和国, 「魚離れの」原因

農林水産省の発表によれば、世界における1人1年当たりの魚介量の消費量は、過去50年で約2倍に増加しているという。一方、日本では年々消費量が低下しているという。

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アジアやオセアニア地域では増加

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日本で魚介消費量が減少する一方、アジアやオセアニア地域における消費量は増加している。中国では過去50年で約10倍、インドネシアでは約4倍に伸びたという。

魚介類消費量のピークは1988年

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農林水産省の調査によれば、日本における魚介類の消費量のピークは1988年で、その後は徐々に下がってきている。対して肉類の消費量は増加しており、2011年に初めて魚介類の消費量を上回ったという。

世界第1位から12位へ

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国際連合食糧農業機関の調査によれば、日本は2005年まで年間の一人当たりの魚介類消費量が世界1位だった。しかし、同機関が2020年に行った調査では12位に落ちている。では、世界で最も多く魚介類を消費している国はどこなのだろう?トップ10カ国をみてゆこう。

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1位:モルディブ

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どこよりも国民が魚介を口にする国はモルディブだ。1人当たり年間87.30kgの魚介類を消費している。モルディブはインド洋に浮かぶ数千の島々からなる美しい国で、世界各国から観光客が訪れている。

2位:アイスランド

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わずかの差で2位となったのが、北大西洋に位置するアイスランド。年間1人あたり84.30kgの魚介類を消費している。ヨーロッパ最大の氷河や約30の活火山があることから「氷と炎の国」と呼ばれている。

3位:マカオ

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第3位となったのはマカオだ。中華人民共和国の特別行政区の一つで、中国大陸南岸の珠江(しゅこう)デルタに位置している。多くのカジノが運営されていることから「東洋のラスベガス」と呼ばれ、住民は年間に70.26kgの魚介類を消費している。

4位:キリバス

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太平洋上に散在する33の島(環状に形成される珊瑚礁)からなるキリバスが第4位となった。一人当たりの年間魚介類消費量は69.22kg。カツオやマグロをはじめとした水産資源の宝庫で、魚介類は主な輸出品目でもある。

5位:香港

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5位には香港がランクインした。年間、魚介類を65.79kg消費している。1世紀に及ぶイギリス統治の後に中華人民共和国の特別行政区となり、東洋と西洋の文化がミックスされた独特な雰囲気をもつ国際都市だ。

6位:ポルトガル

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6位は一人当たり年間59.36kgの魚介類を消費するポルトガルだった。新鮮な魚介はもちろん、バカリャウと呼ばれる干し鱈が名物で、これを使用したレシピが365以上あるという。

7位:アンティグア・バーブーダ

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カリブ海東部に浮かぶ島国、アンティグア・バーブーダが7位となった。鹿児島県の種子島ほどの大きさの国で、美しい自然だけでなく、コロニアル様式の建物が建ち並ぶ活気溢れる首都、セントジョンズも大きな魅力のひとつとなっている。

8位:韓国

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8位にはお隣の韓国がランクインした。年間54.66kgの魚介類を消費している。『ハンギョレ』新聞によれば、消費量は2000年と比べて60%以上増えているという。また、韓国人が好きな魚の第1位はサバだという。

9位:マレーシア

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9位は53.33kgの魚介類を消費するマレーシア。水産物・水産加工品輸出拡大協議会の調査によれば、37%の人達が毎日、54%が週に1~3回魚介類を食べているという。また、人気が高いのはサバとエビだ。

10位:セーシェル共和国

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インド洋に浮かぶ115の島々からなるセーシェル共和国が10位となった。一人当たりの年間魚介類消費量は52.89kg。主要産業は観光業だが、エビやマグロなどの魚介類、そしてマグロの缶詰などの輸出も重要な収入源となっている。

日本は12位

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11位には年間50.57kgの魚介類を消費するノルウェー、そして12位は年間消費量46.65kgの日本となった。日本人の「魚離れ」の傾向は続いており、今後も順位は下がっていくと推測されている。

「魚離れの」原因

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水産省によれば、日本における魚離れの理由としては、「子供が魚を好まない」「価格が高い」「調理しづらい」「食べづらい」などが挙げられているという。

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