「ずっと支えていてくれた」妻の家出をきっかけに、定年退職した夫が気づいたこと/自分ミュージアムへようこそ(2)

いつも明るく幸せにしてもらったのは俺の方だったな

ある日、さまざまな人に届いた招待状。それは「人の心を映す」という、不思議なミュージアムへの案内でした。人生の歩みや思い出、そして自分でも見落としていた感情が展示物として広がる空間。人々はそこで、何を見つけるのでしょうか。

『スパあんこうの胃袋』のあきばさやかさんによる創作コミック第2弾『自分ミュージアムへようこそ』をお送りします。

常務取締役として盛大な退職祝いを受け、晴れやかに帰宅した片原孝雄・65歳。43年の会社人生を立派に勤め上げた自負を持つ孝雄のもとに、自分ミュージアムへの招待状が届いた理由とは…。

※本記事はあきばさやか著の書籍『自分ミュージアムへようこそ』から一部抜粋・編集しました。

ここは俺の人生の展示じゃないのか?

こ こんなに…?

「はい お弁当!」

43年間毎日 早起きしてこれを私のために…

「結婚を決めた日」

迎えにいかないと…ですね?

あいつはどこにいるんだ!!

そろそろ反省したかな…

「これからの人生も一緒に歩んでもらえないだろうか」

お弁当食べに来たよ

お父さんの手作りなんてびっくりするわよ~!

次はどんなお客様が来館されるのでしょうか

著=あきばさやか/『自分ミュージアムへようこそ』