結局「丸目」に戻っちゃう... 派手さ不要 クラシカルな佇まいと現代装備が調和するヤマハの注目“ネイキッド”3選

ヤマハの丸目ネイキッド3車種を比較! それぞれの特徴は?

 丸目ヘッドライトは、ネイキッドモデルのクラシカルな雰囲気を視覚的に示すデザインのひとつです。

 そして国内4大メーカーに数えられるヤマハにも、異なる排気量と装備が設定された「丸目ネイキッド」がいくつかラインアップしています。

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●ヤマハ「XSR900」

 XSR900は、XSRシリーズのフラッグシップとして位置づけられるモデルで、2016年の初登場以降、複数回のアップデートを重ねています。

 エンジンとタイヤの存在感を前面に出すシルエットがとられているほか、ティアドロップタンクではなく上面が平らなタンクを採用するなど、走行時にも停車時にも余裕を持ちやすいデザインが特徴です。

 また、バーエンドミラーや車体色に合わせたヘッドランプケース、ブラックアウトされたレバーなど、細部にも専用設計が取り入れられています。

 パワートレインには、クロスプレーンコンセプトに基づいて開発された水冷直列3気筒CP3エンジンを搭載。最高出力120psを発揮します。

 さらに、アジャスター機構付きクラッチレバー、アシスト&スリッパークラッチなどを採用し、幅広い状況での操作性に配慮しました。

 くわえて、YRC(Yamaha Ride Control)を中心とした電子制御システムにより、出力特性や電子制御の介入度を細かく調整できる点も特徴です。

 さらに、クイックシフター、クルーズコントロール、トラクションコントロール、6軸IMUなど、ライダーの走行をサポートする装備が多数備わっています。

ヤマハ「XSR900」

 なお、XSR900の価格は132万円に設定されています。

●ヤマハ「XSR700」

 XSR700は、ネオレトロの外観と現代的な走行性能が組み合わさったミドルクラスモデルです。

ヤマハ「XSR700」

 2016年に登場して以降、街乗りからスポーツ走行まで幅広く楽しみたいライダーに支持されています。

 外観は燃料タンク、シート、ヘッドランプが水平に連なる造形で、往年のヤマハスポーツバイクを連想させるラインを採用。

 また、レザーとスエードを組み合わせたダブルシートを採用し、車体全体の雰囲気が整えられています。

 さらに、ヘリテージモデルとしてランプ類や各部ステーにアルミパーツを配置し、シンプルな外観を意識した設計となっています。

 パワートレインは、スロットル操作に対してリニアなトルクを生むことを重視した、水冷直列2気筒CP2エンジンが採用されました。

 このエンジンは同社の他の700ccバイクに採用されており、実用域の回転数での扱いやすさを意識し、街中での再加速などにも対応しやすい構成です。

 なお、電子制御はABSのみで、機能を絞ったモデルとなっており、メーターにはネガポジ反転LCDの丸型を装備。価格は101万1000円に設定されています。

3台目はXSRシリーズのなかでは最も小さな排気量となるあのモデル

●ヤマハ「XSR125」

 2021年に登場したXSR125は、「XSRシリーズ」のなかでは最も小さな排気量となるスポーツヘリテージモデルです。

ヤマハ「XSR125」

 外観デザインには水平基調の燃料タンクやタックロールシート、独特のトレッドパターンタイヤが組み合わされ、レトロイメージを意識した構成となっています。

 また、ホイールはXSR125専用の10本スポークホイールを設定。メーターには丸型LCDを採用し、ヤマハ125ccの中でも独自の構成となっています。

 パワートレインには、125cc水冷単気筒エンジンを搭載しており、VVA機構を採用することで15ps/10000rpmの最高出力と12Nm/8000rpmの最大トルクを発揮するといいます。

 さらに、アルミ製ダイアジルシリンダーとアルミ鍛造ピストンを組み合わせた、コンパクトな設計のシリンダーもXSR125の特徴です。

 くわえて、急なシフトダウン時のバックトルクを抑えるためにアシスト&スリッパ―クラッチが採用されました。

 なお、価格は50万6000円に設定されています。

※ ※ ※

 2025年12月現在、これら3車種はいずれも新車で購入可能であり、それぞれ排気量や装備の内容によって用途が分かれます。

 例えば、XSR125は原付二種で乗れる唯一のXSRシリーズで、軽量な扱いやすさを重視する層に適しているといいます。

 また、XSR700はミドルクラスとして程よい動力性能とシンプルな電子制御により、日常の移動からツーリングまで対応できる仕様です。

 さらに、XSR900は電子制御が豊富で、長距離走行を視野に入れたライダーにも扱いやすい構成です。

 このように、同じXSRシリーズであっても、排気量と装備の差によって特徴が異なるため、用途、予算、扱いやすさなどを踏まえ、自身の使用目的に沿って選ぶことが重要といえます。