コメの値段が下がる可能性も…?「工夫して安く少しでもたくさん市場に」消費者に届けるための企業努力
広島テレビの宮脇靖知キャスターが、独自の視点で徹底取材し、お伝えする『ミヤワキのシテン』では、日々の暮らしに役立つ旬な情報をお伝えします。今回は、米の価格です。高止まりが続いている理由と、今後の見通しについて取材しました。

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東広島市に工場を持ち、精米から販売まで手掛ける食協の社長・武信和也さんに、価格の高止まりについて話を聞くと、一番の要因は、仕入れ価格の高騰だと言います。

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■食協 社長・武信和也さん
「60キロの玄米で、1万2~3千円の時もありました。今は、3倍の3万5~6000円という値段で買っているので、商品にするときに3000円台の米はなかなか出づらい。赤字になってくるというのが現実に見えてくるので、値段を下げようとしても、下げられないのが現状です。」

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JAが生産者に支払う概算金は、全国的に高騰しています。新潟県では、コシヒカリが60キロ当たり3万3000円と、2024年の倍近くです。それでも今後、値段が下がる可能性はあるといいます。

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■食協 社長・武信和也 さん
「売れ残ったお米を持っていても、3万円以上の米は売れないというところが、2万5000円、2万円、また1万5000円で手放すことになれば、値段が下がる可能性はあると思います。」

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農水省は、2026年6月の民間在庫量を、最大で229万トンと見込みますが、一般には200万トンが適切な在庫量です。すると、在庫が多くなることで売れなくなることを懸念し、なるべく早く安値で市場に出す取引業者が出てくることにより、現在より1万円低い60キロ2万5000円で仕入れることができると、店頭価格は3500円くらいなるといいます。

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実は企業努力により、すでに5キロ4800円が3800円になっているものも出ています。その理由は、工場内にありました。
■広島テレビ 宮脇靖知キャスター
「並んでいるコメを見ると、『広島県産のコシヒカリ』と書かれているものもあります。 こちらは『コシヒカリ』と書いてはいるんですが、産地をうたっていないもの。こちらは『広島の米』と書かれているんですが、どの銘柄のコメなのか書かれていません。」

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現在、5キロ4000円台のコメが主流ですが、同じコシヒカリでも複数産地のものや、広島県産でも銘柄の異なるものをブレンドすることで、価格を抑えた3000円台のコメが、12月中旬から店頭に並び始めました。

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■食協 社長・武信和也さん
「4000円台のコメは高いのではないかという、消費者からの意見を聞いております。消費を落とさないために、工夫して安いコメを少しでもたくさん市場に出していこうと、努力をしているところです。」

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3800円前後のコメには、産地や銘柄だけでなく、令和7年産のコメに2024年産のコメもブレンドしています。中身は、ほとんど令和7年産のコメで、食味をした上で配合しており、味に関しては全く問題ないということです。最新のコメ価格事情について、お伝えしました。
【テレビ派 2025年12月17日放送】