さっそく猫パンチ!猫になった王は魔法で動く「ネズミ」に大興奮/王が猫になった(9)

さっそく猫パンチ! 猫になった王は魔法で動く「ネズミ」に大興奮

国民に絶大な人気を誇るウィスペリア王国の王・バロナの口癖は「猫になりたい」。バロナは動物に変身する魔法が使えますが、ウィスペリア王国において猫は“人を害する魔物”扱い。最側近の近衛兵・セージは、王の口癖を本気ではないと受け流していました。そんなある日、王様が寝室から忽然と姿を消し、代わりにベッドに横たわっていたのは一匹の真っ白な猫。「王が猫になった!?」と城中がパニックに陥る中、セージは皆が恐れる魔女に助けを求めることに――。

食事に運動にトイレ…猫に変身した王のお世話に従臣たちは四苦八苦! ハートフルお猫様ファンタジー『王が猫になった』を10回連載でお送りします。今回は第9回です。

※本記事は森繁拓真著の書籍『王が猫になった』から一部抜粋・編集しました。

合図するまでそのまま離さないで

この魔道具にかかっているのは「延長」の魔法

どれくらいかかるの?

王!お待ちください!

なんて凛々しいお姿!

パァン

成功...ですか?

そうだ、私は生きたネズミ

よし、戻る時だ

著=森繁拓真/『王が猫になった』