米、ベネズエラ首都攻撃 マドゥロ大統領夫妻を拘束

3日、ベネズエラの首都カラカスで、爆発により立ち上る炎と煙(ロイター=共同)

 【ワシントン、サンパウロ共同】ベネズエラの首都カラカスで3日未明、複数回の爆発があった。トランプ米大統領は自身の交流サイト(SNS)で「ベネズエラへの大規模な攻撃を成功裏に実施した」とし、反米左派マドゥロ大統領と妻を拘束したと発表した。近隣国などは米国を批判。地域情勢が一層緊張するのは必至だ。ベネズエラは「米国による違法な武力行使」だとして、国連安全保障理事会の緊急会合を要請した。

 マドゥロ政権は覇権主義的な米国に反発してきた。トランプ政権はベネズエラが米国への麻薬密輸に関与していると主張して軍事圧力を強めていた。2025年12月下旬にはベネズエラへの初の地上攻撃として、麻薬組織が船に麻薬を積み込む港湾地域を攻撃していた。

 トランプ氏は3日午前11時(日本時間4日午前1時)に南部フロリダ州の私邸マールアラーゴで記者会見する。CNNテレビは米上院軍事委員会が事前通知されていなかったと報じた。与野党が反発する可能性がある。

 米CBSテレビによると、マドゥロ氏夫妻を拘束したのは米陸軍の特殊部隊デルタフォース。

爆発によって立ち上る煙=3日、カラカス(ロイター=共同)

3日、爆発があったベネズエラの首都カラカスで、大統領府周辺を警備する兵士ら(AP=共同)

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