ラブホ市長・小川晶氏再選で玉川徹氏「流れ変わる?」菊間弁護士の法的見解は?

前橋市長選で、再選を果たした小川晶氏
前橋市の出直し市長選が12日に投開票され、元市職員男性とのラブホテル密会報道を受けて辞職した前市長の小川晶氏(43)が再選を果たした。この結果を受け、13日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」では、元テレビ朝日社員の玉川徹氏と菊間千乃弁護士が独自の視点からコメントを展開した。

玉川徹氏
玉川徹氏が指摘する「公と私」の変化

菊間千乃弁護士
番組内で玉川氏は、今回の再選が日本における政治家のプライベートに対する見方を変える可能性があると指摘した。欧州の事例を挙げ、以下のように述べている。
「政治家とプライベートの問題で言うと、例えばフランスではミッテラン元大統領が不倫をしたときにそれが何だというふうに、政治家の仕事とプライベートは別だと言われていた。この結果はもしかしてそういうふうなところに繫がる可能性があるのかなと思った」
玉川氏はさらに、核心的な疑問として菊間弁護士へ「ラブホテル問題は訴えられたら法的に黒になっちゃうんでしょう?」と問いかけた。これに対し菊間氏は、密室での出来事である以上「法的に100%黒ですとは言えない」との見解を示した。
この法的解釈を受け、玉川氏は「それでも当選という結果が出るっていうことは、ちょっと流れが変わっていくのでは」と、有権者の意識変化について予想を口にした。
菊間弁護士「市民の半分は納得していない」
一方、菊間弁護士は選挙結果の数字を冷静に分析した上で、小川氏の今後について厳しくも温かい視線を送った。菊間氏はまず、再選の背景について「小川さんのお話を聞いて納得した方もいただろうし、これまで市長としてやってきた実績を評価してこのままそういう姿勢で進めてほしいという人もいて今回の投票なさったと思う」と分析した。
しかし同時に、3位以下の候補者の得票数を合計すると有権者の約半数に達することに触れ、次のように警鐘を鳴らした。
「市民の半分くらいの方は納得いってない。政策の違いだけではない。そういう意味では本人がおっしゃる通り、説明をしていく、これからの姿勢で皆さんに示していくっていうことですよね。一生ついて回るワードになってしまった。ラブホテル問題っていうのは。その中でやっていくのは大変だと思いますけど、市民が選んだわけですから、市民が選んだので頑張っていただきたいと思います」
SNSでの反応
番組での議論や選挙結果を受け、X(旧ツイッター)などSNS上では賛否両論を含めた様々な意見が飛び交っている。主な反応は以下の通りだ。
「玉川さんの言う通り、仕事さえちゃんとしてくれればプライベートは別問題。海外では当たり前の感覚になりつつあるのかも」
「いや、トップに立つ人間には高い倫理観が求められるはず。フランスの話とは文化が違うし、一緒にするのは違和感がある」
「菊間弁護士の言う『一生ついて回る』は重い言葉。禊(みそぎ)は済んだかもしれないが、茨の道はこれからだと思う」
「法的にグレーだとしても、ラブホテル密会という事実は消えない。半分が納得していないという分析は鋭い」
「結局は選挙で勝った者が正義。外野が騒いでも、前橋市民が『仕事ができるなら』と選んだのだから、その民意は尊重されるべきだ」
この結果、果たして今後の国政選挙にも影響するのだろうか。
(zakⅡ編集部 霞蓮刃)