家では4児の父…お迎えで遭遇する"知らないパパとのタラレバ"に「愛情と哀愁がたっぷり」と反響【漫画】

よく知らないけれど、いつも同じお父さんとお迎えのタイミングが一緒
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、グッドスリープさんが描いた『育児の全部 楽しんでます。 ~父の4人子育て日記、時々仕事~』をご紹介しよう。
同作は臆病で引っ込み思案なサラリーマンが、家では4人のやんちゃな子どもたちに振り回される毎日をコミックにした作品。以前グッドスリープさんのX(旧Twitter)に子どもたちの話がポストされると、2万以上の「いいね」が寄せられている。そこで作者のグッドスリープさんに、『育児の全部楽しんでます。~父の4人子育て日記、時々仕事~』を描いたきっかけについて話を伺った。
お迎えに行っても帰れない? 4人の子どもたちに振り回される“父のリアル”

『育児の全部楽しんでます。~父の4人子育て日記、時々仕事~』(1/16)
来世があるなら深海に暮らす二枚貝になりたいと願う父。貝になって眠る前に「二度と味わえない、まぶしすぎて、騒がしすぎる毎日を残そう」と子どもたちとの日々をマンガに描く。
4人の子どもたちのお迎えにも父は行き、そこで顔なじみのお父さんと遭遇するが、大の仲良しである子どもたちは父の車の中を惜しげもなく披露しあうなど自由奔放。お迎えに来たはずが、子どもたちは友だちと遊ぶのに夢中で、いくら呼んでも帰ろうとせず…。
読者からは、「子どもをもつ親なら共感できる話がいっぱい」「お父さんの愛情と哀愁がたっぷり」など反響の声が多く寄せられている。
「皆さんの声が、楽しもうマインドを教えてくれた」と作者・グッドスリープさん

『育児の全部楽しんでます。~父の4人子育て日記、時々仕事~』(4/16)
――『育児の全部 楽しんでます。~父の4人子育て日記、時々仕事~』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
子どもたちとの生活で僕が感じたことを、SNSで、絵日記として残そうと始めたのですが、思いがけず多くの共感をいただき、出版社さんからお声掛けをいただいたのがきっかけです。結果的に、子どもたちとのやりとりだけではなく、サラリーマンとしての日常生活の話もみなさんに喜んでもらえ、子どもたちとのやり取りをを中心とした、僕の日常を一冊にした作品になりました。
――『育児の全部 楽しんでます。 ~父の4人子育て日記、時々仕事~』を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。
とびきり特別なエピソードがあるわけではありません。気にしなければ見過ごしてしまうようなささいな出来事、やり取りをあえて漫画にして描いています。「我が家でもこんなことあったな」「こんな人周りにいるな」といった根っこの部分で共感してもらえたら嬉しいです。
――本作のタイトルに「楽しんでます。」とあるように、日々の育児の大変さを漫画(ネタ)として昇華することで、ご自身の育児に対する向き合い方や、お子さんへの接し方に変化はありましたでしょうか?
育児についての失敗や反省、怒りの感情などは、結局、切り替えて前進したり改善したりしていかなくてはいかないものですよね。漫画にすることで、客観的に「こうすれば良かった」「こう考えたら怒りどころか面白いと思えることだった」と考え直すきっかけになっていた。いつまでも引きずらないで子どもたちと向き合えたと思います。
――『育児の全部 楽しんでます。 ~父の4人子育て日記、時々仕事~』の中で特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由とともにお教えください。
気に入っているシーンは、描き下ろしの「よしとしようか」という話の最後のページ、子どもたちと一緒に眠っているシーンです。ペンネームの由来でもありますが、私は、屋根の下、健やかに眠り、明日への希望で満ちている子どもたちがいること以上の幸せはないと思っています。そういう気持ちを込めて描いた一コマです。
セリフについては特定のものはありません。しかし、4対1の構図で僕が言い負かされているシーンなどは我が家をよく表している部分なので見て欲しいです。
――読者へメッセージをお願いします。
読者の皆さんに、漫画を読んで「気持ちが楽になった」「心に余裕をもって子どもたちと接することができた」などの声をいただき、僕が描くべきものを導いてもらった気持ちでいます。そういった声が現実で子どもたちと付き合う、失敗ばかりの自分を悲観するばかりでなく、「楽しもう」というマインドに変えてくれた。僕だけでは作れなかった一冊なので、感謝の気持ちで一杯です。
この本は、そういったもろもろを含む集大成の一冊になっています。少し疲れた時に手にとって、心を少し楽にしてくれる本として読んでもらえると嬉しいです。本当にありがとうございました。