自由に生きる黒猫に、ある悲報を伝えると…心癒される猫との生活が子猫あるあると反響【漫画】

『筆坊日記』より
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、サイト「ダ・ヴィンチweb」で掲載中の漫画『筆坊日記』(KADOKAWA刊)を紹介する。作者の夏宇さんが、12月21日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、7000件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、夏宇さんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
愛らしい黒猫・筆坊に伝える悲報

『筆坊日記』より
黒猫の筆坊は飼い主・砂川右左のもとに行き、“なんか投げろ”と目と態度で訴える。しかし、右左は「お気にのおもちゃは散逸してしまったんだよ…」と、残っているおもちゃは微妙なハリネズミさんしかないという悲報を知らせた。
またある日は、筆坊が右左の首に吸いつこうとする。そのため上を向くと首の皮が伸びて吸いづらそうにする筆坊。不満そうにしながらも吸おうとする筆坊だったが、右左は「神の設計ミスだよ、諦めよう筆坊」と伝えるのだった…。
この筆坊との心が和む生活を描いた漫画を読んだ人たちからは、「コケるのかわいすぎ」「転んじゃうのは子猫あるある」「共感しまくる内容」「タピオカストローで吸いたい」など、多くのコメントが寄せられている。
「ぴょんぴょんが過剰になってきています」作者・夏宇さんに漫画創作へのこだわりをインタビュー

『筆坊日記』より
――夏宇さんが描かれる筆坊は非常に愛らしく感じます。漫画やイラストとして描くにあたって、特に力を入れている部分があればお教えください。
ぴょんぴょん出てる毛の具合でしょうか。あるとどうというものでもないのですが、無いとなんだかよそよそしく感じて、ぴょんぴょんが過剰になってきています。
――本作ではさまざまな悲報を筆坊に伝えておりましたが、これらの出来事はこの後も繰り返されることはあったのでしょうか?
悲報は伝えても伝わってないので、引き続き行われました。しかし最近気づいたのですが、「ほんとにやめて」と言ったり念じたときは伝わってそうな反応を見せるので、もしかすると筆坊なりの一線があるのかもしれません。

『筆坊日記』162話(1/3)

『筆坊日記』162話(2/3)

『筆坊日記』162話(3/3)
――吸いづらいながらに人吸いを続けていた筆坊ですが、満足いくまで吸うことはできたのでしょうか?
その後も縦になったり横になったりしてベストな位置を模索していました。
寝落ちしたときは満足したのかなと思っています。
――ふわふわな姿や汚れてしまった姿など、筆坊のさまざまな姿を見ることができました。夏宇さんがこれまで見てきた中で、特徴的な姿があればお教えください。
おでこにパシッと付箋をつけて走ってる姿と、乾燥ささみの袋をくわえて走ってる姿です。
猫ではない形態にトランスフォームしがちなところが好きです。

『筆坊日記』136話(1/2)

『筆坊日記』87話(2/4)
――筆坊とのこれまでの生活について、特に記憶に残っているエピソードをお教えください。
こたつには入らないのに、片付けようとしたら残骸を気に入ってしまい、やぐらに棲みついたことです。上が格子になっている「からくり感」が快いのかもしれません。天板がないと人間側は使えないのでなかなか邪魔でした。飽きた頃こっそり片付けました。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
筆坊日記を読んでくださりありがとうございます。2024年から描き始めて、皆様に見守られ、おかげさまで筆坊は2歳を迎えました。心を許してもらえない、厳しい冬のような共同生活は今も続いています。しかしこの2年間を順を追って見ると、お?いくらか軟化してる?と感じることもありました。筆坊が聞いたら「軟化などしとらん!」と怒りそうですが…そんな成長や変化も、一緒に見つけていただけたら幸いです。