朝ドラ「ばけばけ」第20週(2月16日〜)【見どころ】熊本編開幕! 女中クマ(夏目透羽)加わり大所帯の松野家で事件! 消えたあるモノとは?

(左手前から時計回りに)松野司之介(岡部たかし)、フミ(池脇千鶴)、正木清一(日高由起刀)、クマ(夏目透羽)、錦織丈(杉田雷麟)、松野トキ(髙石あかり)、レフカダ・ヘブン(トミー・バストウ)(C)NHK
女優の髙石あかりがヒロイン松野トキを演じるNHK連続テレビ小説「ばけばけ」(総合ほか)第20週「アンタ、ガタ、ドコサ。」(第96〜100回、演出:小林直毅氏)の放送が16日から始まる。その見どころを解説する。

松野トキ(髙石あかり)、レフカダ・ヘブン(トミー・バストウ)(C)NHK
- キャスト・これまでの全話あらすじ
朝ドラ「ばけばけ」第20週「アンタ、ガタ、ドコサ。」(第96~100回)ポイント

レフカダ・ヘブン(トミー・バストウ)(C)NHK
・トキ&レフカダ・ヘブン(トミー・バストウ)ヘブン夫婦の熊本での新生活始まる
・女中のクマ(夏目透羽)が新キャラとして登場
・穏やかすぎることが問題になり事態急変
朝ドラ「ばけばけ」第19週「ワカレル、シマス。」(第91〜95回)これまでのストーリー展開(ネタバレあり)
ヘブンが熊本での教師生活をトキに提案。住み慣れた松江を離れたくないトキは納得できず、家族1人でも反対すれば行かないと言い張るが、意外にも両親の司之介(岡部たかし)とフミ(池脇千鶴)は移住を受け入れた。そんななか、この話を耳にした通訳の錦織友一(吉沢亮)が「ご冗談ですよね?」と駆けつけた。松江の寒さを理由に離れるというヘブンを、錦織は暖房器具を贈るなどして必死に引き止めた。島根県知事の江藤安宗(佐野史郎)からも慰留を命じられていた錦織は、トキが反対し続ける限り、ヘブンが松江を離れることはないと考えていた。
トキは「ラシャメン騒動」後、ショールで顔を隠さないと外出できないほど追い詰められていた。ある日、買い物先で嫌がらせを受けて逃げ出した先で、親友の野津サワ(円井わん)と会う。サワは、誰も自分を知らない場所での再出発を羨んだ。予想外の言葉に胸を突かれるトキ。さらに、実母の雨清水タエ(北川景子)からも「自分のために…正直に生きて」と背中を押され、トキの心は大きく揺れ動く。帰宅後、祖父の勘右衛門(小日向文世)は同行辞退を告げ、ヘブンに真意を話すよう促した。ヘブンはトキのショールを指し、「ソレナシ、マツエアルク、デキマスカ?」。移住の目的は、寒さではなく傷ついたトキを守ることだった。ヘブンの深い愛を知った勘右衛門は「よう言った」とほめ、ヘブンは移住を受け入れたトキを優しく抱きしめた。その話を外で聞いていた錦織は、ヘブンのために持参した虫籠と資料を門に置き、黙って帰った。
別れの時が近づき、トキはサワのもとを訪問。2人は、熊本にいる未来のトキと、正規の教員になった未来のサワに向けて、「熊本ー! おトキを頼むぞ熊本ー!」「おサワを頼むぞあっち側ー!」と叫び合い、泣き笑いで別れを惜しんだ。
その後、英語教師の庄田多吉(濱正悟)が、生徒たちにヘブンの熊本行きを発表した。教室が騒然とするなか、さらに庄田は、自分が校長になることも報告。それはヘブンも知らないことで、本来は、錦織が校長になるはずだった。教室の後ろにいた錦織は、騒然とする教室をしずめ、「簡単な話だ。私は帝大を出ていない。庄田先生と一緒に東京で試験を受けたが、彼は合格し、私は残念ながら落ちてしまった。帝大卒業はもちろん、英語の教員資格の免許すら持っていない」と衝撃告白。ヘブンは錦織を追いかけ、自分のせいでこうなったことを謝罪したが、錦織は、いつかはこうなることを覚悟していたと語り、江藤に掛け合うというヘブンに「…そんなことじゃないんで」とさびしげに笑った。
明治24(1891)年11月15日、旅立ちの日。錦織は体調不良を理由に姿を見せなかったが、彼の弟の丈(杉田雷麟)と正木清一(日高由起刀)の生徒2人が熊本へ同行することになった。トキは、船を遅らせてでも錦織に会って謝るべきだと主張するが、ヘブンは会うことを拒否した。
ヘブンたちが乗った船が熊本に向かって動き始めた。そのころ、錦織は、自宅でヘブンの著書「日本滞在記」を読みながら激しく咳き込み喀血。窓の向こうに広がる松江の空を見つめていた。
朝ドラ「ばけばけ」第20週「アンタ、ガタ、ドコサ。」(第96~100回)見どころ
トキとヘブンの熊本での新生活が始まる。司之介やフミ、松江から書生としてついて来た丈と正木、車夫の永見剣造(大西信満)、そこに、新たに女中のクマ(夏目透羽)が加わり、松野家は大所帯になる。
穏やかな日々を過ごす一同だが、穏やかすぎることが問題になっていく。そんななか、松野家の大事な「あるモノ」がなくなったことで、事態は急変する。
朝ドラ「ばけばけ」とは?
松江の没落士族の娘、小泉セツと、その夫で作家のラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルとした物語。島根や熊本などを舞台に、怪談を愛し、何気ない日常を歩んでいく夫婦の姿をフィクションとして描く。脚本は「バイプレイヤーズ」(テレビ東京)や「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」(総合)などで知られるふじきみつ彦氏。主題歌「笑ったり転んだり」をハンバート ハンバートが歌う。