立花孝志氏が自己破産「なぜ負債12億円」大物の影と資金源追う

自己破産を決断した立花孝志氏、大津綾香氏とのトラブルも残っている
「数百億円お持ちの方です」「参院選に10億円出していただける」――。今月3日に党活動の休眠が発表された政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏(58)は、2024年までのユーチューブ動画でそう語り、謎の「ビッグスポンサー」の存在を明かしていた。その立花氏が11日、自己破産の申立てに伴う破産手続開始決定を受けたと発表した。債権者240人、負債総額12億4400万円。対する個人資産はわずか1500万円、配当可能な財源はゼロである。

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2019年と2021年の2度にわたり不特定多数から高利で集めた計13億円超はほぼ使い切られていた。
立花氏はかつて自身が代表を務めた旧NHKから国民を守る党(現・みんなでつくる党)から、同党から立花氏自身に無利子・無担保で貸し付けた約3億5000万円の一部を巡り、業務上横領の疑いで昨年5月27日に刑事告訴され受理されている。巨額の金はどこへ流れたのか。大物のスポンサーの正体と資金源の全容に迫る。
立花氏の資金繰りに余裕があるように見えていたのは、2023年秋から2024年初頭にかけてである。立花氏は自身のユーチューブ動画やX(旧ツイッター)投稿で、「ビッグスポンサー」の存在をアピールし始めた。
2023年11月2日のユーチューブ動画では、東京都知事選に100人の候補者を擁立する「チューナーレステレビ党」構想をぶち上げ、その原資となる3億円を「少なくとも数百億円の資産を持つ55歳の実業家」が出す方向で話が進んでいると豪語した。
「実際に今日2000万円を年利5%で借りた」と借用書のコピーまで提示してみせた。スポンサーは「実業家から政治家になりたいという意向がある」人物で、立花氏は「2年後の参議院選挙で国会議員にしてみせる。僕の力で、僕の戦略で」と宣言。100人でテレビの政見放送やポスター掲示板を「選挙ジャック」する構想を嬉々として語っていた。
注目すべきは、この時点で立花氏がすでに巨額の負債を抱えていたことである。みんなでつくる党が2025年12月11日に出した声明によれば、立花氏は代表時代の2019年11月に約5億円、2021年11月に約8億円を不特定多数から高利で借り入れ、いずれも翌年末までにほぼ使い切っていた。

立花孝志党首とガーシー氏の除名で繰り上げ当選した浜田聡元参院議員
声明は「令和4年(2022年)12月末時点で、立花氏個人のみならず、本党も破産状態(支払不能)にあった」としている。こうした状況の中で、立花氏は、2023年11月2日のユーチューブ動画で、「ビッグスポンサーが現れたことで、一般の債権者にはご迷惑をおかけしない」と語り、支持者の不安を払拭しようとしていた。
2023年12月、立花氏は自身のXで「ビッグスポンサーと歌舞伎町で肉を食べ、キャバクラに行った」「赤い高そうなシャンパンを5本空けていた」と豪遊ぶりを報告。「ホリエモンを総理大臣に!」「大金持ちを国会議員に!」と投稿している。
立花氏は2024年2月27日のユーチューブ動画では、「参院選に10億円を出してスポンサーとしてやっていきたいということについては変わりない」と報告し、お笑い芸人の江頭2:50(58)や格闘家の朝倉未来(31)、タレントの明日花キララ(35)ら有名インフルエンサーへの参院選出馬オファーにも言及した。スポンサーは朝倉や明日花とも繋がりがあるという。
2023年3月に元子役タレントの大津綾香氏(33)が旧NHK党(当時は政治家女子48党、現・みんなでつくる党)の党首に就任して以降、立花氏は代表権の返還を求めて法廷闘争を続けていた。
立花氏は2024年2月27日の動画でこう語っていた。
「今お金を貸していただいてる方々はですね、来年のこの6月に行われる参議院選挙では、悪くともですね、大津に裁判負けたとしてもですね、十分に国政政党に復帰できると思っていますので、この10億円についてはあくまでもお金をお借りしますけども、ビッグスポンサーに対しては支払いはどんどん先延ばしにしていきますので。今お借りしている10億円の方にですね、政党に入ってくる政党助成金を。流れに時間かかりますけども、確実にお返ししていこうという計画です」
立花氏は政党助成金での借金返済についてはこうも話していた。
「政党助成金はですね、ちゃんと団体に一旦寄付して、それを返してもらえれば、返済に使えると。これ総務省にも確認しています。大丈夫なんですよ。白と黒とグレーがあります。で、グレーっていうのは、黒じゃないんですよ。白なんですよ、法律上はね。グレーでは捕まらないでしょ。黒は捕まりますけど。疑いがあっても大丈夫です、これは」
立花氏の描いた青写真はこうだ。ビッグスポンサーから10億円を調達し、インフルエンサーを候補者に据え、参院選で2議席を獲得。政党助成金を原資に既存の借金を返済する――。
しかし、強気の裏で資金繰りは悪化していた。
立花氏の税金滞納は2024年12月の週刊文春で既に報じられていた。取材に対し立花氏は「めちゃくちゃ滞納しています」「色んなところから12億円借りてる」「いつ自己破産してもいいと思っている」と認めている。
2025年3月11日の動画でも、港区から口座を差し押さえられた事実を告白した。
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【発言概要】NHK党・立花孝志党首の説明(2025年3月11日)
NHKをぶっ壊す!本日、納税をして参りました。所得税、立花孝志、納税、58万円。これは源泉徴収した分では足りないということで、追加で58万円納税してきました。
令和6年度の立花の年収で大体1200万でしたので、所得税が大体120万円。これ以外に、50万円以外に源泉徴収されていますので、大体120万払ってます。住民税がこの後来年になるんですが、80万円ということで、大体200万円ぐらいの納税になります。
年収1200万ですから、これもほとんど、収入源はアズライール、銀座アズライールでのアルバイト代と、正確に言うと出演料、アズライールにお越しの皆さん、本当助かってます。ありがとうございます。
ネットでは特にアンチなんかがね、立花が納税してないとか、確定申告してないとか、デマが出て、デマが本当出回っておりまして、確かに昨年納めるべき住民税が遅れていたことは事実です。
私も年収3000万円ぐらいから、1100万、1200万円と収入が大幅に減ったことによって、港区の税金担当、港区の納税課の方と話をして税金をもう少し月10万円ぐらいの形でゆっくり払わせてくれないかという交渉していたんですけども、港区の方から『口座にお金があれば全部持っていきますよ』と差し押さえられたということで、私はそれに対して別に不服も申し立てていません。
去年に払った住民税だけでも実は500万円ぐらい払ってるんですよ。500万円ぐらいかな、500万……いや、ま、400万ぐらいなんですよ。本当にすごい額払っているんですね。
だから急に収入が下がると、なかなか納税できないだけで、僕は確定申告してないこと当然ありえませんし、意図的に脱税をしようとかっていうことはなく、単純に資金がないから、税金を滞納していたと、それだけのことなんですね。
あと借金についてね、12億円とか日頃言ってますけど、僕が言ってる12億円っていうのは党の方ですね。国政政党で11億円ぐらい借金があって、政治団体の「NHKから国民を守る党」で1億円ぐらいの借金があって、個人の分は5000万円ぐらいです。
そして2025年6月25日、立花氏はXでこう投稿した。
「お知らせ!
NHK党は、7月3日公示の参議院選挙全国比例区に10億円のスポンサーを擁立する予定でしたが、一身上の都合で辞退されました。
全国比例は、現在、現職の浜田聡ドクターと未発表の弁護士2人の3名です。
これにより、4人目のNHK党から全国比例で立候補したい方を募集します!
ただし、供託金600万円を立候補自身で用意できる方になります。
詳細は、私にDM下さい」
数百億の資産を持つとされたビッグスポンサーだが、結局10億円を出すことは取りやめになった。立花氏が繰り返し語っていた計画は、実現しなかった。
同年11月9日、立花氏は亡くなった元兵庫県議・竹内英明氏への名誉毀損容疑で兵庫県警に逮捕された。起訴後も保釈請求は却下され、現在も勾留が続いている。
ここで、12億円超にまで膨らんだ負債の構造を改めて整理する。
みんなでつくる党(旧NHKから国民を守る党)の大津代表は2025年12月11日、立花氏の債権者説明会を受けて声明を発表している。
これによると、立花氏は代表時代の2019年11月に約5億円、2021年11月に約8億円を借り入れていた。計13億円超のこれらの資金は「それぞれ翌年末までにほぼ使い切られている」と説明された。借り入れの条件は年利5%・1口100万円だった。
みんつく党から立花氏個人に約3億5000万円を無利子・無担保で貸し付けており、この債権がみんつく党の党最大の資産であるとも主張された。
この約3億5000万円について、みんつく党は2025年5月27日に業務上横領の疑いで警視庁に刑事告訴し受理。
立花氏は同月5月28日にXに投稿した動画で、「政党助成法の第4条に、政党交付金というのは基本的に何に使ってもいいと書いてあるんですよ」と反論している。
【発言全文】NHK党・立花孝志党首の声明(2025年5月28日)
みんなでつくる党が私をですね、業務上横領で刑事告訴されたと。まぁ、告訴が受理されたということなんですが。
まあ、これ従前説明している通り、3億5000万円の使い道については、選挙の供託金やガーシーにね、2億円出したりとかいうことについて、警視庁としても一応(告訴状が)出てきた以上は、受理せざるを得ないと思って受理したという認識です。
こんなのね、逮捕される案件は「もう受理した」とか基本的に言わないんですよ。いきなりガサ入れがあって逮捕とか、そういう順番なので。これずっと大津(綾香)が言っててですね。とにかく心配しないでください。
政党助成法の第4条に、政党交付金というのは基本的に何に使ってもいいと書いてあるんですよ。国がそれを規制しちゃいけないということになっています。
政党のお金って法律上はソープランドとかに使っても大丈夫なので。
僕が使っている分、実は法的には問題ないですし、ここについても過去に何度も説明している通りですので。これをそのまま、警察に呼ばれたら言うだけですので。
ご心配いただいている方、少なくともガサ入れが来ているわけでもないし、何よりも告発状・告訴状が受理されたと報道する、またTBSの方に僕はすごく悪意を感じますけども。心配をかけている皆さん、私自身は東京地検特捜部とかの調べを受けていますから。今回も明確に弁明できる、当然これは起訴すらされないと考えていますので、ご安心ください。
以上です。NHKをぶっ壊す!
2025年12月20日配信のFRIDAYは関係者の証言として「警察が現在捜査中だ」と報じている。
一方の立花氏は2025年3月の時点で「僕個人が借りているのは5000万ぐらい」と説明していたが、11日の自己破産発表の声明では、個人では総額12億4400万円の届け出があったと説明した。
2025年12月10日、勾留中の立花氏は公式サイトで私的整理の開始を公表した。「党首の立花孝志の不在により、債権者皆様への支払いが困難な状況(支払不能)となっている」とし、個人資産約1000万円、NHK党資産約2000万円に対し、負債は個人5億円以上、NHK党には2億円以上と明かした。私的整理が不調に終われば自己破産に移行すると予告していた。
【発言全文】NHK党・立花孝志党首の声明(2025年12月10日)
債権者各位
立花孝志、NHKから国民を守る党は、党首の立花孝志の不在により、債権者皆様への支払いが困難な状況(支払不能)となっております。
つきましては、今般、私的整理を開始させていただきますことをご報告申し上げます。
現在、立花孝志には約1000万円前後、NHK党には約2000万円前後の資産がありますが、予想するところ立花孝志には約5億円以上、党には2億円以上の負債があり、これを債権者の皆様へ満額お支払いする能力に欠ける状態です。
今後、一部の債権者からの差押えなどによっての混乱や偏頗弁済を防止するため、一度、党にて、債権者の皆様の債権額及び請求権行使の有無を確認させていただき、私的整理としての和解のご提案をさせていただきたく存じます。
つきましては、大変恐縮ながら債権者各位の債権額を確定させていただきますので、添付の「私的整理債権届出書」にご記入の上、令和8年1月30日下記住所まで郵送又はファックス(必着)にてご提出いただけますようお願いを申し上げます。
なお、私的整理が不成功に終わった場合、立花孝志及び党は自己破産手続に至り今回の債権者はそのまま破産債権者として東京地方裁判所へ報告することとなります。今回、債権者としての権利行使の意思をお示しにならない方については、請求権を放棄しているものとみなし、破産裁判所へ報告致しますので、その旨ご了承いただけますようお願い致します。
今後のスケジュールとしては、1月の債権届出が完了後、代理人弁護士らが立花孝志とNHK党の総債権額と換価配当可能財産を考慮し、私的整理に基づく和解案をご提案申し上げます。当該和解案は、仮に両者を破産させた場合と比較して支払額がより高額となる和解案となります。両者の届出債権額とその配当可能額の詳細を説明し皆さまの了承の下行いますが、債権者からの反対が多い場合には、私的整理が不可能であったとして、自己破産に移行する予定でおります。
ご迷惑をおかけした債権者の皆様、関係各位、そして党員・支持者の皆様に改めて深くお詫び申し上げます。
立花孝志
そして2026年3月11日、立花氏は自己破産の申し立てにより破産手続開始決定を受けたと自身の公式サイトで発表した。破産管財人に板橋喜彦弁護士が選任された。3月4日に申し立て、11日に正式決定という流れだった。
発表によれば、個人では債権者240人、負債12億4400万円に対し資産約1500万円。確定申告に伴う所得税の納税義務が1500万円を超えるため、配当原資はゼロ。NHK党は債権者160人、負債2億3000万円に対し現預金2300万円で、自己破産ではなく私的整理を選択した。少額債権者(10万円以下)には満額、10万〜100万円には「10%+10万円」で和解を提案している。
立花氏は発表の最後にこう記した。
「NHKとの戦いは終わりを迎えたわけではございません。NHKのスクランブル化実現のために出来る限りの活動を続けてまいります」
【発言全文】NHK党・立花孝志党首の声明(2026年3月11日)
立花孝志 債権者各位
政治団体NHKから国民を守る党 債権者各位
本日、令和8年3月11日17時に立花孝志は、自己破産申立により破産手続開始決定が下され、板橋喜彦弁護士が破産管財人に選任されました。
皆様へのご報告が遅れましたことをお詫び申し上げます。
1 立花孝志個人の自己破産に至ったご報告
まず、立花個人についてご報告致します。
私的整理の可否を弁護士と検討いたしましたが、個人では債権者数が240名、総額12億4400万円ほどの届出がありました。一方、個人の資産は約1500万円前後でありますが、確定申告に伴い1500万円を超える所得税の納税が必要となりますので、現時点で配当可能な財源がございませんでした。
そのため立花孝志個人については、自己破産し、破産管財人にさらに換価可能な資産を調査頂き、配当可能性を探ることが債権者にとって最善の策との結論に至り、3月4日に自己破産を申立て致しました。混乱を避けるため破産手続開始決定と破産管財人の正式決定まで皆様へのご報告を控えておりました。
立花個人の債権者の方には、近く東京地方裁判所より債権届出等の通知が郵送されますので、その書面をご覧になりご対応いただけますようお願い致します。
破産手続においてわずかでも配当に至ることを立花個人も望んでおり、破産管財人の調査には適正かつ誠実に協力することをお約束致します。
2 NHKから国民を守る党の私的整理のご報告
次に、政治団体NHKから国民を守る党については、債権者数160名、総額2億3000万円ほどの届出がありました。一方で、党には約2300万円の現預金資産があり、仮に今破産したとすれば約10%の弱の清算配当となります。
今回、一部の高額債権者の方とは10%以下の和解をして、他の債権者の方へより高額の配当ができるように調整を致しました。
その結果、155名の方に対しては、次の和解を提案させていただきます。
① まず、債権額が10万円以下の方は満額をお支払いする予定です。
② 次に、10万から100万円の債権額の方には債権額の10%+10万円の額をお支払いして和解をするというご提案の文書を個別に郵送させていただきます。
これらはNHK党からの和解のご提案となりますので、各債権者の皆様のご判断の下、郵送される文書にご回答くださいますよう宜しくお願い致します。
個人とNHK党では大きく配当額が違いますが、債権者平等の原則から破産諸法に従い配分いたしますと、これが法律に則った結論となりますので何卒ご理解いただけますようお願い致します。
3 個人の債権者であるか、NHK党の債権者であるか
今回届出を頂いた債権者の方の中に、個人とNHK党の債権者を間違えて申告されている方が多くおりました。
まず、立花孝志個人の債権者の方は、①借用書の借主が立花孝志となっている方、また、②旧NHK党(現みんなでつくる党)に令和元年から令和5年3月までに貸し付けた方は、現みんつく党の債権者であり、この方たちの債権を今回個人の債権者としても認めました。
一方、現NHKから国民を守る党の債権者の方は、令和5年3月以降に新しく設立した政治団体NHKから国民を守る党にお金を貸しつけられた方となります。無利息・無担保・無期限との約定で借りた方がこちらとなります。
債権届出をされた債権者の方の下へは、約1週間前後で、東京地方裁判所、又はNHK党から郵便通知が届きます。東京地裁から通知が来た方は「立花個人の債権者」、NHK党から通知が来た方は「NHK党の債権者」となります。両方から通知が来た方は個人、党両方に債権をお持ちの方となります。
党の債権者の方にお送りする通知にはご質問が可能なメールアドレスを記載しておりますので、その記載されたメールにご不明点はご質問ください。
以上、ご報告を申し上げます。
4 最後に
改めまして、この度は大変なご迷惑をお掛けしたことを心よりお詫び申し上げます。
しかし、まだまだNHKとの戦いは終わりを迎えたわけではございません。
立花孝志をはじめ党関係者は、NHKのスクランブル化実現のために出来る限りの活動を続けてまいります。
今後も変わらぬご支援を賜れましたら、それが何よりも幸せなことです。
皆様の御厚情に心より御礼と感謝を申し上げます。
草々
立花氏が党首を務めるNHK党から2024年の東京都知事選挙や2025年の参院選に出馬した福永活也弁護士(45)は11日のユーチューブ動画で解説した。
「『10万円から100万円の債権額の方には、債権額の10%プラス10万円の額をお支払いして和解をするというご提案の文章を個別に郵送させていただきます』となっていて、これちょっと不思議なのが、債権額の10%プラス10万円となるとですね、例えば債権額11万円持っている人の場合、10%って言ったら1.1万円ですよね。
それプラス10万円ってなると11.1万円になってしまってですね、元々の11万円より高くなっちゃいますよね。これおかしいんですよ。まずどれだけ債権があってもですね、その下の0から10万円の部分は10万円満額100%としてお支払いしますということ。それはさっきの1つ目の債権額10万円以下の人に満額支払うのとバランスを取ってですね。で、10万円は支払い済みとなるので、残りの残額ですね、債権額から10万円を除いた残額の10%をお支払いするという和解をするという趣旨だと思います。
しかもですね、10万円から100万円のとなってるので、100万円を超える債権額の方についてはどうなるかが書いてないんです。これが一部の高額債権者の方に当たるのかな、そこはちょっとはっきりしないところですね」
現在もNHK党所属の浜田聡前参院議員(48)は12日のユーチューブ動画で、複雑な胸中を明かした。
「立花孝志党首も役員会などでの意見はしっかりと受け止めてもらえるところでございますが、ことお金を集めること、そしてお金の管理については、基本的には立花孝志党首の考えを尊重したものでありますし、立花孝志党首自身が『NHKから国民を守る党は立花孝志の独裁である』ということを口が酸っぱくなるほど述べていたわけであります。
ということで、基本的にはお金の使い方に関しては、私をはじめとする立花孝志以外の役員が口を出すことはなかったし、それで多くの党の支援者の方は納得をしていたものだと思っております。
12億円も借り入れたことについてはですね、ま、2つの思いがあります。 えー、まずは12億円もよく集めたなというところ。
一方で国政政党になったNHK党が、果たしてそこまで借入れをする必要があったのか。つまり、政党助成金が多額に入る中でこのお金がなぜ必要なのかということについては、正直私も分かりませんので、そこについては立花孝志党首自身の説明を聞きたいと考えております。
この借入れの中身についてはですね、私自身も当選して当初数年間は、調査研究広報滞在費という形で毎月100万円を寄付していたということもありますし、私の議席に応じての立法事務費、そして政党助成金というのはもう立花孝志党首、ま、党の方に入っていたということです。
私が何か特別な活動をするために党から活動資金をいただくということは基本的にはなかったということについては、皆さんに改めてお伝えをしたいと思います」
立花氏は自己破産したが問題は清算で終わらない。第一に資金の行方である。2019年と2021年に集めた13億円超は、それぞれ翌年末までにほぼ使い切られている。
2022年夏の参院選に、NHK党から全国比例で出馬し当選した、当時ドバイ滞在で暴露系ユーチューバーとして活動していたガーシーこと東谷義和氏(54)の擁立に2億円が使われたことは分かっている。
ただ、みんなでつくる党側は、2025年5月27日立花氏を刑事告訴した際、立花氏は私的な支出を行った疑いがあると主張した。立花氏は前出の通り、「政党助成法の第4条に、政党交付金というのは基本的に何に使ってもいいと書いてあるんですよ」と反論した。
名誉毀損の刑事裁判を控え、業務上横領疑惑での捜査も進む中での自己破産。「NHKをぶっ壊す」というスローガンの裏で乱高下を続けたマネーゲームは、債権者たちに多大なシワ寄せを残したまま、強制終了の時を迎えようとしている。
(zakⅡ編集部・小野田聡)